4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

これは絶対に見て欲しい映画「わたしは、ダニエル・ブレイク」

2020-12-28 20:30:09 | 映画あれこれ
「わたしは、ダニエル・ブレイク」予告編

年の瀬に、軽い気持ちでこの映画を見て、号泣してしまった。
そもそも号泣するってなかなかしない。

もっともっとと欲しがる自分を恥じたし、ブレイディみかこさんの本を何冊か読んでいたから、イギリス社会がこうなっていると全く知らないわけではなかったけど、この映画は、まさに彼女の著書にある通りだった。
私は、ケン ローチ監督の映画を見たことがなかった。
出演者は俳優なのだろうか?出演者も皆うますぎて、殆どドキュメンタリーを見ているようだった。
腹立たしかった。でも愛と優しさもあって、悲しかった。
カンヌ映画祭パルムドール賞を受賞している。
パルムドールといえば、是枝監督の「万引き家族」で、たまたま図書館で、この是枝監督と今回のケン ローチ監督の対談集「家族と社会が壊れるとき」を借りたばかり。

共に、社会の底辺で生きる人たちにスポットライトを当て映画を作った。
まずは知ることが第一歩。でも、権力者にはこの声がなかなか届かない。どころか悲しいことにそもそも聞く耳を持っていないのだ。



センス

2020-12-27 07:00:10 | とりとめもない話
クリスマスの朝のことだ。

コロナウィルスのせいで、今年はこれまでにない淋しいクリスマスだというのに、

それでなくても、昨日の元首相の会見に烈火の如く頭に来ているのに(実際はそれを通り越して呆れて物も言えない)

某局の朝のニュースったら、2035年前後に起こるかもしれない東日本大震災の10倍規模の地震(その衝撃で富士山も噴火)を特集。

センスないなあ、、、クリスマスだし、落ち込んでるし、ちょっとでも心が明るくなるニュースをくれよ、と思ってしまった。

センスの問題だよ。。

「首のたるみが気になるの」を読んで

2020-12-26 15:58:12 | 私の読書日記
映画好きなら、ノーラ エフロンと聞けば、パッとメグ ライアンがラブコメの女王だった時代の映画「恋人たちの予感」や「ユーガットメール」などを思い起こすだろうと思う。

映画監督で知られるノーラ エフロンが書いたエッセイ。「首のたるみが気になるの」
阿川佐和子訳、を読んだ。

ちょっとちょっとタイトルが・・言いたいことはわかるけど、「たるみ」って何だかね、、あんまり耳にしたくない言葉である。
もうちょっと違う言葉を使ったタイトルにできなかったものかと一人思い倦ねる。
ついでに言うと、表紙ももっと素敵なのがこの本には相応しかったなあと残念な気持ち。

でもそれほど、中身が面白かった。
そう、ノーラが首のたるみを気にする頃に書いたエッセイで、よくある素敵に歳を重ねたら・・みたいな本ではない。ありのままで、飾ろうともしない、洒脱でクスッと笑える内容なのだ。
それでいて、最後はちょっと悲しくさせる。軽い文章なのに訴えかけるものがある。書き慣れた人の文章ってこういうことかな。

「知ってりゃよかった」という章のタイトル通り、著者の、知ってりゃよかったが箇条書きのように書き連ねられているが、これは偉大な人生の先輩の言葉として有難く書き留めておく。

まだまだ彼女のその後のエッセイが読みたいが、2012年に残念ながら亡くなってしまった。



子供が望むものを100%叶えてあげなくてもいいじゃん、というクリスマスプレゼントの話。

2020-12-25 17:11:08 | わたし的育児日記
クリスマス当日。そして仕事納め。
単純な仕事だけど、真面目だから(自分で言っちゃう😙 )一生懸命やった。

それで、ものすごくすっきりした気持ちで、YONAYONAALE(よなよなエール)を買う。これ、弟の受け売りで、とっても美味しいっていうので、飲んでハマってしまった。今日は絶対これを飲むって決めてたんだ😆 

クリスマスイブ。
ほぼサンタの本当の正体に気づき始めている娘の枕元にプレゼントを置く。
去年、サンタさんに宛てた手紙を私がプレゼントを引き換えにこっそり抜き取るのを見られたので、本当に寝ているか確かめるのに苦労した。(もちろん、去年だって、念入りに確かめたつもり)
それでも、いつもは朝までぐっすりな子供たちが、クリスマスイブに限っては驚くほど眠りが浅い。これは世界中の子供が同じであろう。

小3の娘は本当は「生まれてウーモ」が欲しくてたまらなかった(これは数年前から欲しがっている)のに、1万5千円は高いなあと買い渋った私が、違うものがいいとサンタさんも思ってるんじゃない?と言いまくって、でも考えを変えることなく、頑固にウーモを求めていたんだけど、ぬいぐるみが溢れかえってる我が家にこれ以上のぬいぐるみを置くことを断固拒否したかった私は、結局、ゲームのピグミンにさせてもらった😥 

もちろん、望むものを買ってあげたいとは思ったけど(夫に言ったら、絶対買ってあげろと言うだろうから内緒にした。娘も、それを解ってか、なぜか夫の前で欲しいものを言わなかった・・)子供の望みを100%叶えてあげなくてもいいかなあ、と思ったのと、大人になった時、「私、あれ欲しかったのよね」っていう想い出があってもいいと思ったのだ。現に私も、そういうものがあったりして、今がある。

残念ながら、夢はすべて叶うものでもないし、足りなかったり、欲しいものがあってちょうどいいと思う。

という大義名分の元、私は娘の望むクリスマスプレゼントを買わなかった😅 

ああ、そういう自分にも今年は買い忘れてた。

昨日、あんなにいっぱい飛んでた飛行機が何故か今日は全然飛んでない。
何だかんだで、今日こそ里帰りする人は多いと思うのに、なんだか不思議。


独り言。クリスマスイブ2020

2020-12-24 16:30:38 | とりとめもない話
クリスマスイブ。

何だかんだで今日から帰省する人が多いのか、今日はすごい勢いで飛行機が上空を飛びまくっている。
窓を閉めているのに、やっぱりものすごくうるさい。
コロナが収まったら、また再び上空を数えきれない飛行機が飛ぶのだろうか、と思うと、憂鬱。実際、石を投げつけたいくらいの気持ちになる時もある。うるさくて。あ、また飛んでる。本当に今日はすごい。

今年ほど沈んだクリスマスが世界中あるだろうか、
今日の曇り空。浮かないクリスマスイブ。

感染者が日々最多更新されるのに慣れきってしまう。

2020年と書いてコロナと読むってくらい、明け暮れた一年だった。

でも悪いことばっかりじゃなく、気づかなかったことに気づかされた、何が大事かがよくわかった、一年にもなった。

私は、今年は本当に、これまでを取り返すかのように映画を見まくった。
5月から毎日ピアノの練習も欠かさずした。
寝る前のストレッチと腹筋も。

今年は帰らない人も多いことから年賀状書く人が若干増えたよう。
でも私は今年はなんだか書く気がしない。
この何年かで年賀状の大切さが身に染みたのに、再び放棄。
来た人にだけ出すつもりだ。

ともあれ、メリークリスマス。

『私が、生きる肌』

2020-12-22 22:37:30 | 映画あれこれ
『私が、生きる肌』予告編

敬愛するペドロ アルモドバル監督の映画、「私が、生きる肌」

面白かった😆 
面白いと、ついテレビの前に張り付くように見てしまうけど、もうすごい迫力で、最後は一体どこに着地するのかと、見終わった後は、この1本で3本分の映画を見た後みたいな充足感。
やっぱり、凄かったです、監督。


でも、前日、アルモドバルの「神経衰弱ギリギリの女たち」というかなり初期の頃の映画を見て、こっちは、映像に微かな片鱗は見えたものの、退屈で一瞬寝てしまった・・
経験積むとこうも違うんだなあとしみじみ思った。

そうそう、「私が、生きる肌」にも「神経衰弱・・」にもアントニオ バンデラスが出てて、若い頃からかっこいいけど、やっぱり今の円熟味がとってもステキ♡
それと、「私が、」の主演女優の人があまりに綺麗で息を呑む。

抗体もってる

2020-12-18 16:54:28 | わたし的育児日記
昨夜、小3の娘が面白いことを言った。

幼稚園の頃から仲はいいんだけど、いつも悩まされていた友達がいて、2年生だった去年は、結構振り回された。二人きりで遊んでいると最高に楽しいんだけど、三人になると、どうしても仲間外れを作りたくなったりする子なのだ。

で、今年は違うクラスになったこともあり、決別してすっかり楽しい毎日を送る娘だったが、今度久しぶりにその子と遊ぶことになると、私に、

「私〇〇ちゃんの抗体は持ってるからもう大丈夫!!」

と自信満々に言った。

そんな言葉が飛び出すと思わなくてびっくりした。
嫌だなと思う友達の抗体。
それって実に良い考え。
そして、今ちょっと苦手とする友達の抗体はまだ持ってないと笑う娘。

そうか、私も、そんな抗体を持って生きていこう〜。
だって、「渡る世間は鬼ばかり」なんだもん!!

ららら

2020-12-16 20:13:33 | 母70代娘40代のリアル
先日の片付けに味をしめて、再び実家を片付けに行ったら、今回こそ母親の猛反発に合い、冷凍庫の底の何年分の色んなベタベタを拭き取ってる間にも、「やらなくていい」だの何だの延々言われ、病みそうになる。肉親だから遠慮がない分、否定的な言葉をダイレクトに1時間ほど浴びせられると(私のほうもしっかり嫌味を返してますが)、こんなにも精神に来るんだなあと、世の中の会社で上司や同僚に嫌味言われて仕事してる人にふと想いを馳せた。
嫌な気分になったのとクリスマスプレゼントの買い物がしたかったので、「そんなに言うなら忙しいしもう帰るよ」と、寂しそうにそそくさと実家を出ると、「もう帰るの?」と急にしおらしくなる母。

否定的な言葉を1時間浴びた私の方は、ひどくモヤモヤとする中、アトレに寄る。
すると大好きなキッチンキュイジーヌを覗いたあたりで、鬱々とした気持ちは吹っ飛ぶ。そこで弟夫婦に素敵な夫婦箸を買う。

それから、無印良品で、ここ3年愛用しているスケジュール帳百円。ちょっとシックな玄関用のお正月飾りを買う。
タートルネックのセーターもなんと1480円で売っていたので、ボルドーと紺色を買う。洗濯機でザブザブ洗えるのが◎

気分良くなって帰宅。

結論:嫌な目にあったときは、出来る限り即退散して、気晴らしに買い物でもしよう〜
(スーパーでちょっとお楽しみな物を買うんでもOK)



夕方、母が電話してきて、せっかく片付けてくれたのにごめんね、だって・・・・・。

大きな心で許してあげることにする。



映画に、ユニクロのジーンズに、

2020-12-15 16:35:54 | 映画あれこれ
いつもは、予め予約していた本を受け取って借りるだけの私が
珍しくゆっくりと図書館に行って本を選んでみた。

こういう余裕のある行動が大事だと思う。
思わぬいい本に出会えるのだから。

育児系の本が置いてある棚に、「もしも我が子がギフテッドだと思ったら」みたいなタイトルの本を見つける。ギフテッドって、特別な才能を授かった所謂天才児的なことを言うのだと思うけど、我が子をギフテッドだと思う親ってどれくらいいるんだろう??この本を手に取ってみようと思う幸運な親って、果たして我が区にどれくらい??
この本を手に取ろうと思った人をとてもうらやましく思った😅 


映画をいくつか見た。

まずは、サリー ホーキンス主演の「ハッピーゴーラッキー」
ハッピーゴーラッキーって英語で、呑気な人、楽観的な人って意味らしい。
まあ、この主人公がまさにそういう女性なんだけど、この人しかこの役は演じられなそうってくらいハマり役のサリー ホーキンス。私的には、疲れる〜ってくらい陽気な人だけど、自分も小学校教師なら、私は自動車教習所の先生にそんな態度は取らないと思うけど・・と思ってしまう。ハッピーゴーラッキーな教師の教え子は皆きちんと先生の話聞けてたよ・・実際は、もっとヘンテコな子もいて、そんな時も、イライラすることなく明るく接してくれるのかな??


もう一本は、「パロアルトストーリー」


最高につまらなかった。原作はジェームス フランコ(スパイダーマンなんかに出てる俳優)で、カッコ良くて好きな俳優だったので、こんな話を書くなんてどうかしてる、と一気に大嫌いになった。
なんだ、この話・・・って感じ。
うわあ。


今日はサンタに代わり、クリスマスプレゼントを買いに走る。
ついでに、自分のジーンズをユニクロで買う。
本当は千円にディスカウントされるのを待ってたけど、ディスカウントされるのは、あまりいいジーンズではないので、諦めて、定価で買う。
ヒートテックジーンズ、サイズを上げて買ってみた。
この年齢(42歳)になるとジーンズを履いた時のお腹周りがなんか変なんだよね😭 
パツパツで。なので今回サイズを思い切って上げて買ってみた。(本当は2サイズ下でも入るのよ😚 )そしたら、お腹周りがそれほど気にならず、そしてストレッチ効いてて暖かい。買ってよかった!!!この冬、休みの日は、このジーンズにカシミアのセーター2着を交互に着る、で決まり。心地良さが一番。
カシミアのセーターの一枚はユニクロで数年前に買った物だけど、ずっと着てても全然へたれなくて洗っても平気で最高です♡
やっぱりザブザブ洗えてへたれないセーターが一番だね〜。

 

たかが靴下、されど靴下。履き心地が大切だったんだ・・あかい靴下にハマる。

2020-12-14 11:19:39 | とりとめもない話
今年の誕生日プレゼントで弟からもらったアフタヌーンティーのルームソックス。

ミント色が綺麗でフカフカで暖かそう。
と思って履いたら、なんとも履き心地が悪い。
モソモソする。

今までそんな履き心地の悪い靴下に出会ってこなかったから気づかなかったけど、
靴下って、中がちゃんとしていないとこんなにも履き心地が悪いものに仕上がるんだ、
ということに初めて気づいた。
靴下の中はすっきり足が収まるようになっていないといけないんだね。
今回プレゼントされたモコモコ靴下は足のつま先部分がもたついていて、しっかり足を収められないの。これじゃ本末転倒だ。

以前見た目の可愛さで買った木の塵取り。これも、使ってみると塵取りの先の木の部分が分厚すぎて、まるで床にフィットしないし、故にゴミが全然入っていかない。
見掛け倒し。ヤスリで擦って、先端の部分の木を細くしたらなんとか。

物を売るときは、ぜひ実際に使ってみてから売るべきだ。


さて、私は今、あかい靴下にハマっている。
こっちはちゃんと履き心地がいい。

赤靴下というと、中学生の時、電車の中にいたヤンキー高校生が学ランに赤靴下を合わせいるのを見て以来、ずっと意味もなく敬遠していたんだけど、
最近急に気が変わって、あかい靴下を子供に無理やり誕生日プレゼントにしてもらってゲット。
冬は、なんとなくどうしても服が暗くなりがちなので、靴下まで黒っぽいとなんだかね。

で、足元を赤くしてみたら、これがまさにいい感じ!!ちょっと気分上がるよ♫
ためしてみて〜。ショートブーツから覗く赤い靴下って可愛いよ♡