【ソウル時事】
北朝鮮国営の朝鮮中央通信は3日、金正恩朝鮮労働党委員長が新たに製造された大陸間弾道ミサイル(ICBM)の弾頭部に装着する水爆を視察したと報じた。
同通信は開発した核弾頭について、電子機器をまひさせる電磁パルス(EMP)攻撃も可能な多機能弾頭と伝えた。
北朝鮮がEMP爆弾を開発している可能性は指摘されていたが、当局が公式に認めたのは初めて。
金委員長は
「強力な核兵器を思い通りにどんどん製造できるようになった」
と述べた。
水爆を弾頭化したことを誇示し、米国をけん制する狙いがありそうだ。
同通信は、2016年1月6日に実施された「初の水爆実験」で得た成果に基づき
「水爆の弾頭の技術的性能が最先端の水準で更新(アップグレード)された」
と強調し、
「攻撃対象によって、威力を数十キロトン級から数百キロトン級まで任意に調整できる」
と主張。
さらに
「大きな殺傷・破壊力を発揮するだけでなく、戦略目的により、高高度の空中で爆発させ、広い地域に極めて強力なEMP攻撃まで加えられる多機能化された核弾頭だ」
と伝えた。
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アメリカが最も恐れていた電磁パルス攻撃、EMP爆弾を北朝鮮は保有していると言っています。
今まで予想はされておりましたが、北朝鮮が直接言及するのは初めてです。
EMP攻撃とは、一瞬で文明を石器時代に戻す兵器であり、電子機器を機能停止にします。
電気をすべて使えなくさせる兵器と言ってもいい。
復旧するのに3年~10年はかかると言われています。
その期間は電気が一切使えない。
自動車も電子機器で動いておりますので乗れなくなり、トラックもダメですから荷物の運搬はすべて停止します。
ネット通販も不可能になります。
スーパーやデパート、コンビニに商品を配送することが不可能になりますから、食料不足となり、暴動になります。
ガソリンスタンドも給油は電気のポンプですから、これもできなくなり、自動車やトラックの給油もできない。
わずか3日ほどで商品の棚はすべて空になります。
飛行機も電車も止まり、動かせなくなります。
家庭の電灯も数年間使えなくなる。
スマホや携帯も使えません。
冷蔵庫も炊飯器もすべてダメです。
エアコンも無理であり、とにかく電気製品は一切使えなくなる。
EMP攻撃で「文明」は崩壊…日本は何千万人も餓死に追い込まれる 榊原智 産経
EMP攻撃で人が死ぬわけでも放射能に冒されるわけでもありませんが、文明は崩壊します。
ネットも不可能であり、他者との通信は一切できなくなります。
文明の根幹であるインフラ施設を一瞬で崩壊させる攻撃です。
EMP攻撃に対処しているのはロシアとアメリカの軍隊ぐらいであり、一般の民間人は石器時代に戻されます。
上下水道もポンプで作動しておりますので、水道も使えなくなり、トイレの水も流せなくなる。
汚水処理もできません。
シャワーも浴びられなくなる。
人は3日間、水分を取らなければ死にますが、すべて自力で何とかしなければならなくなります。
こういった状態が最低でも数年間は続きます。
通常は10年ぐらいは続くと見られています。
アメリカが最も恐れているのは、このEMP攻撃であり、この攻撃を受ければ、アメリカ人の90%が死ぬと言われてきました。
社会インフラが壊滅し、文明がまさに崩壊してしまうのです。
日本の上空、数百キロの高高度で核兵器を爆発させられれば、そうなる。
直接、地上で核兵器を爆発させなくても、放っておいてもその国家の文明は崩壊します。
それができると公言しているのが、今の北朝鮮です。
韓国に対しては距離が近すぎて、この攻撃はしないと思われますが、日本は別です。
一瞬で電気が一切使えない江戸時代に戻されます。
現代でこの攻撃をすれば、大抵は餓死すると言われています。
水や食料、燃料や移動手段、電力施設や通信施設の一切が一瞬で崩壊するからです。
日本に対しては、一旦戦争になれば、このEMP攻撃を真っ先にやるでしょうね。
そしてそれを防ぐ手段を日本は持っていない。
核兵器を保有しているということは、こういったことを意味している。
あまり北朝鮮を舐めない方がいいと言うことですね。