【ワシントン西田進一郎】
米政府高官は9日、電話を通じた記者会見で、トランプ大統領と安倍晋三首相の会談について「間違いなく自動車が重要な議題になるだろう」と語った。
さらに、トランプ氏が批判してきた「円安誘導」については、「議題リストのトップではない」としながらも、自然と話題に上るとの可能性を示唆した。
一方、安全保障面では、沖縄県・尖閣諸島が米国の対日防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲だというのが「トランプ政権の立場だ」と説明し、トランプ氏が会談で、こうした立場を明確にするとの見通しを示した。
米政府高官は、首脳会談について、自動車が重要議題になるとの見通しを示し、「自動車が日本経済の象徴かつ重要な分野であり、トランプ氏が高い関心を持っている」と説明した。
また、日米2国間の貿易協定が議題になるとの見通しを表明。
「トランプ氏は2国間の貿易協定が米国にとって必要だと確信している」とし、「可能性を確実に探るだろう」と語った。
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日米首脳会談の主な議題は、やはり「自動車貿易」のようです。
円安誘導は議題リストのトップではないが、自然と話題にのぼるそうです。
対日貿易赤字の76%は自動車関連の赤字ですから、この縮小となりますとドル安か自動車関連の部分品や資材の制限ということになるのでしょうか。
あるいはアメリカの自動車の対日輸入増加が話し合われるのでしょうか。
また考えられるのはアメリカの農産物等の日本への輸入増加、規制撤廃でしょうかね。
会談は45分間だそうで、日本時間では本日の午後11時頃からです。
ワシントンの現地時間はこれです。
予定では現地時間の午後9時ころからだそうです。
大体、今から3時間後です。
共同記者会見は、日本時間で深夜1時か2時ごろでしょう。
サプライズがあるかどうかが見どころです。