アクアリウムに魅せられたある研究者の日記。
太陽の光。流木の影。
ランプの危険性。
今晩は、この家に私しか居ません。妻と子は、実家に帰っています(遊びに帰っているだけですよ)。ですから、今日は寂しいながらも独身のような自由な時間を謳歌してます。水槽周辺、ダイニングテーブルの上はアクアグッツがこれでもかって言うほど散らかっています(笑)。今日は遅くまで、アクアライフを…。
今週、実は大変な事件が起きてしまいました。冗談なしに久々にビビリました。今日は、そんな話を少々。
我が家では30cmキューブ水槽の照明にクリップライトを使っています。オープンアクアにしたかったので、水槽に載せるタイプの蛍光灯ライトにはしませんでした。ですので、どうしても光量不足が気になっていて、ライトを2灯にしたり、消費電力の大きな蛍光灯ランプに変更したりしていました(詳細は各リンクをどうぞ)。
しばらくは、それでうまく機能していたんです。していたんです、今週までは。
とある日・・・
買い物から帰ってきて玄関のドアを開けると、ちょっと焦げ臭いような気が。水槽が置かれているリビングを見回しても、特に異変はなし。気のせいかなって。あれれ?いつもなら点いているライトが暗い。
もう分かりますよね。焦げ臭い原因は、30cm水槽のライトでした。どんなことになっていたかというと、
こんな感じでした。
これは、32Wの蛍光灯です。蛍光灯の根元が激しく焼け焦げていました。ここは、インバーター回路の基板が納められていたところですが、内部は真っ黒。もうちょっとアップしてみると、、、
最初に見たときはただ呆然。次の瞬間、冷や汗がたら~り。もし発火していたら、、、考えたら怖いです。そのときの私の中は「マジでヤバイよ」って叫んでいました(苦笑)。いや、本当に笑えない。
原因として、いくつか挙げられると思うんですが、私が思ったのは、一つは排熱の問題。32Wは確かに明るかったんですが、その分発熱もすごかったですからねー、その熱をうまく排熱できずに、インバーターの辺りで熱がこもってしまったのかもしれません。(元々は60W白熱球用のライトだったので大丈夫だと思ったんですけどね。)
もう一つは、水蒸気の問題。オープンアクアにしたことで、水槽の水は激しく蒸発していました。知らず知らずに水蒸気がインバーター基板を侵していたのかもしれません。(アクア用だったら、防水・防滴されているのでしょうが、私のは普通の日用品からの転用品でしたから。)
どちらかかもしれませんし、どちらでもないかもしれません。
とにかく私には、このままじゃ安心して外出できないって思えました。今は応急処置として、32W蛍光灯から13Wにダウンして発熱量の減少を。ガラス蓋をしっかりとして水分を含んだ空気がそのままライトに浸入しないようにしたこと。しかし、これでは光量が足りないような気がしてなりません。新しいライトを考えないといけませんね。
最後になりましたが、一つだけ。
一般的なクリップライトや32W蛍光灯が危険だといっているわけではありません。今回の我が家の設置条件が危険だってことです。でも、同じような条件で使用されている方は、一応気に留めておいたほうがいいかもしれません。火が出たら、本気で大変なことになりますから。
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