我が家のミナミヌマエビ。

 今日は、我が家に昔からいるエビをご紹介したいと思います。エビちゃんと言っても、最近話題のビーシュリンプや、CanCamモデル(うっ、親父ギャグでしたか?)の方ではなくて、地味めなミナミヌマエビです。
 ミナミヌマエビ。その名のとおり、ヌマエビ科に属するエビちゃんです。学名は、Neocaridina denticulata denticulataというらしいです。元々日本でも西日本に生息しているらしく、昔から釣り用の生き餌として使われていたようです。エビの体長は最大で約3cmほどでヤマトヌマエビより小型です。
 ご存知のとおり、水槽内では対コケ部隊として活躍が大いに期待されていまして、先輩方のサイトを拝見すると、対コケ攻撃力は、ヤマトヌマエビ>ミナミヌマエビ>ビーシュリンプといったところのようです。



 我が家では、2年ほど前にオトシンクルスと共にアクアショップからわざわざお越し頂きました。
 で、実際のコケ対策の効果のほどですが、目に見えるほどコケを食べてくれるかというと、そうでもないような、、、。ただ、水草や流木の上で、小さなハサミでちょこちょこと何かを啄ばんでいる姿は、可愛いなーって思います。きっと、コケの予防には活躍してくれているんだと思いますよ。
 また体色のほうですが、上の写真にもあるように概して地味です。色々とカラーバリエーションがあるようですが、遺伝的なもの以外にも、環境や生活周期(脱皮などのスケジュール)などによっても体色が変化していると思います。少なくとも我が家では、やや緑色がかった個体や、黒色、赤色(ビーの黒さや赤さとは違うんですが)、ベージュなどなど。体の模様も透明感がある個体や、全体が斑模様だったり、背中にラインが入っていたり。色々と楽しめますよ。特に、透明感のある個体では、腸の中が見えるので、何を食べたのかが分かってしまいます。オレンジだったらコリタブ(コリドラス用のタブレット)、赤だったら赤虫みたいに。
 ミナミヌマエビの大きな特徴としては、淡水で繁殖できることも挙げられますね。
 我が家では、最初10匹ほど購入してきたのですが、1週間もしないうちに抱卵個体が見付かり、順調に孵化。最初に抱卵したエビを見付けた時には、嬉しかったなー。水質の変化が原因で脱皮してしまわないようにと、水換えを控えたりした思い出があります。その後、次から次へと抱卵、孵化を繰り返し、半年後には、とても数え切れないほどに増えました。今では、抱卵していても気にせず水換えをしています。ちょっとやそっとじゃ、抱卵個体は脱皮することはないって分かりましたから。タンクメイトにはコリドラスとオトシンクルスしかいなくて、天敵がいなかったので、まさに爆殖しました。



 実は、これまでブログには一度も書いたことはなかったのですが、ミナミヌマエビ専用水槽を以前から一本維持しています。
 この水槽は、あまりに増えすぎたミナミヌマエビが、食料を求めてコリドラスの餌を強奪し始めたのがきっかけとなり、エビの隔離のために立ち上げました。なんせ、コリドラスが食事をしている横から餌を強奪するんですから。



 アマゾンフロックビットの葉の上に、エビが這い上がっていました。水の中は飽きたん?
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