中々興味深いコンサートでした。

先月の事ですが、桐朋学園音楽部門、加藤知子先生と歴代の門下生によるセミナー・コンサートを聴きに行きました。
なかでも、加藤先生が小学生に公開レッスンされる場面はとてもとても勉強になりました。
スズキであろうと無かろうと、子供にバイオリン等楽器を教える限り、やはり楽器の扱い方であり音楽に対する姿勢等は共通であるべきと改めて思います。その先に、その子（家庭）が音楽を目指すときにスズキでいたことを後悔させないために、大学や社会に出ても音楽を趣味で楽しんでもらえるために必要な力は付けさせてあげたい。何よりも「弾ける」って楽しい。その「楽しい」に到達するまでの努力が出来る人に育てたいですね。音やリズムが外れててアンサンブルが楽しい訳がない。周りとの協調・調和のためにも音程を合わせる能力・二人三脚出来るようにするためにも一緒に足並みをそろえられる力を。
最後のビバルディ「四季」はとても暖かく愛情あふれる素晴らしい演奏でした。