修行？

毎年恒例のお盆行事その参
お盆のこの時期はお寺はとても忙しいですね。
たった一日だけれども、毎年一休さんになったつもりで早朝からお寺の掃除やら様々なお手伝いをさせていただいてます。
お盆ということもあって多くの方がお寺を訪れるのですが、とてもにこやかにご挨拶くださる方。労いの言葉を掛けてくださる方。一方では自分の事しか考えずに文句ばかり仰る方。本当に色々です。
物事は一方から見るのではなく、前から後ろから横から上から下からと様々な方向から見ることが重要。一方からの言葉にだけ耳を傾けるのではなく、他方からの言葉も聞く必要があるし、自分の発した言動によって相手がどう思う（感じる）かというその先のことも推測する必要だってある。柔道にある反則技、技の“掛け逃げ”ならぬ言い逃げは無しですよね。自分の言動には常に責任が伴うということを改めて感じます。その点、お坊さんは本当にいつも心が安定していますね。見習わなければです。鈴木先生もいつも穏やかでにこやかに「わしはもう怒るということを忘れてしまいました」と言ってました。人生修行です。