スズキ・メソード 清水尚志ヴァイオリン教室blog

~どの子も育つ、育て方ひとつ~

厳しいアウェーの空気に包まれて

2011-11-16 13:16:39 | 日記
先日のサッカー日本代表対北朝鮮戦は、北朝鮮選手の気迫が凄かったですね。
日本はもう最終予選が決まったことと控えの選手の起用等と色々と戦い方が違ったとはいえ、北朝鮮の空気に呑まれた。
北朝鮮の選手はこの予選の後の生活環境や待遇などを考えたらどうしても負けるわけにはいかなかった。日本は先の最終予選のことを見据えて戦った。人間追い込まれると物凄い力を発揮するのだけれど北朝鮮選手は正に追い込まれた状態での試合だったのだろう。日本は改めて豊かでまだまだ安全な恵まれた国と思います。しかし、厳しい環境に置かれているからこそ発揮できる力もあるようにも思います。いわゆる「死にもの狂いで」
何かに挑戦して、必ず成果を上げなければならないとき。バイオリンの練習でも他でも、最近の親子は打たれ弱い気がします。過保護?子供自身に経験させていかなければならない辛い体験も厳しさも親が先回りしてしまったり。厳しく辛い体験をしたからこそ人は強くなり、廻りのことを思いやり敬うことも出来るようになるのに・・・そしてそういう心が人としての音(音楽)を美しくさせるのに。物事を携帯などなんでも便利(コンビニ)なもので済ましてしまう。世の中が便利になればなるほど逆に失われていくものもあるのでしょうね。人間としての道徳心や人とのふれあい・時間・想像力・感情など。淋しい限りです。強くあれ。。。