独学では気づくのが難しいと思うことを学べました

　第58期文演（12/9/29～12/8）アンケートです。

　きょうは、慶大生のＩさんです。


　　　　Ｉさんの文演アンケート


　Ｑ．1　当講座をどんな目的で受講しましたか？
　 Ａ．1　文章をより正確に理解して読めるようになりたかったという理由と、自分の伝えたいことをよりわかりやすく正確に文章で伝えられるようになりたいという理由から、この講座を受講しました。なぜ読解力と表現力を伸ばしたいかと申しますと、私はこれらの能力にとても苦手意識があります。また、社会人としては大事な能力であるため、伸ばす必要があるという問題意識があったからです。


　 Ｑ．2　「文演」を受講して文章への印象で変わったことがありますか？
　 Ａ．2　変わったという訳ではありませんが、やはり文章は難しいものだと思いました。自分には文章に関して知らないことが沢山あり、表現方法も奥が深いと思ったからです。また、文章は厳しいものだと、改めて痛感するときが授業中にありました。誰にみせても恥ずかしくない文章を書けるようになりたいという思いが強くなりました。


　 Ｑ．3　宿題の「要約」はどうでしたか？
　 Ａ．3－1　「授業前」　もともと要約は苦手な分野でした。そのため上手く書けるか不安でした。ただ先生の要約の仕方のお手本が頂けたので助かりました。また、課題の文章は内容は興味深かったけれども、長文でしかもそれを制限字数以内で要約するのは大変でした。

　 Ａ．3－2　「授業後」　授業後の感想ですが、自分の要約の出来はよいものではありませんでした。それでも、要約する上で自分の足りない部分がわかったのでよかったです。また書く上でも自分の文章の悪い箇所などを指摘して頂きました。さらには周りの生徒の文章から学べることもあり、ますます勉強になりました。なにより、自分と同じ学生や社会人の方々の作品との比較も出来たことが、自分ももっと頑張らなくてはという励みになってよかったです。


　 Ｑ．4　全体的な感想をお聞かせください。
　 Ａ．4　文演は、文章に対して自分が今まで考えてこなかった切り口で文章を考えるように私をしてくれたと思います。それは文章が上手な人に比べて、自分が文章に対して考えてこなかった視点だと思います。その視点から文章を考えることは、これから大変な努力を伴うかもしれませんが、少なくとも今までよりは文章と向き合えると思います。
　正直、授業の全8回を終えましたが、文演で学んだことを今すべて身につけられているとは思いません。まだまだ復習がいると思います。ただ、自分が今後文章を書く、あるいはそれについて学んでいくなかで、ここで得たことは役に立つのは間違いないと思います。独学では気づくのが難しいと思うことを学べましたし、自分の文章についていろいろと検討していくことが今までより出来るようになったと思います。今後はここでの学習を踏まえて要約などを通して当初の目的である読解力と表現力を磨けていけたらと思います。
　最後にですが、社会人の方々や自分と同じ学生のみなさんと一緒に文章について考えていく環境は楽しかったです。優秀な方々に囲まれて学べたのはいい経験になりました。先生と一緒に、勉強した仲間には感謝しています。
　文章演習講座全8回、ありがとうございました。今後も速読で宜しくお願い致します。

　このアンケートの文章そのものですが、 本人の想定以上に、Ｉさんはきまじめ青年です。

　4月から社会人になります。

 これから、仕事をしながら司法試験の勉強を始めたいとのことでした－

 

 きょうは、第59期文演最終回です。

 この日のために文演はあります。精一杯の授業をします　　　　真　

　　　

 

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