教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
準備運動だと思いこんでいました
2020-06-11「読書量が増えた(従来が少なすぎた)」のTさんです。
AI企業で技術分析の仕事をするアラフィフ男子です。
まず、Tさんの体験レッスンスコアと入会時アンケートコピーです。
「Tさんの体験レッスンの主なスコア20/1/5」たてサッケイド23 数字ランダム18・19 漢数字一行〇→225、三→102、一→104 たて一行ユニット31・30 スピードチェック23・24 ロジカルテストAタイプ16/16(3分)・9/11(3分) イメージ記憶6/40(2分)13/40(2分)初速947字/分・理解度A
「Tさんの入会時アンケート20/1/5」・「体験感想」普段、あまり使っていない脳細胞がレッスンで活性化したような気がした。・レッスンを重ねると、読書スピード向上だけでなく、頭の回転が速くなる可能性がみえた。・「入会を決めた理由」読書スピードの向上。・情報処理速度アップ。
以下は、Tさんの受講30回~50回目アンケートと、最新スコアです。
「Tさんの受講30回目アンケート20/7/19」
マイナス・一部のトレーニングで伸び悩んでいる点。たとえば、たて一行ユニットでは、調子が良いと探す文が目に飛び込んでくる。こちらから迎えにいかなくても、文の方からやってくる感覚があります。ところが次の受講機会では、探し回らないと見つからない。成長の実感がぬか喜びに終わる。初級朝トレで学んだことのひとつ「質より量」へマインドセットをシフトできていない。特にロジカルテストでその傾向が強いと感じています。
プラス・初級朝トレで教えていただいた取り組み方のコツは、たしかに受講回数をある程度重ねないと腹落ちしない面がありますが、序盤・中盤・終盤と3つに分かれるトレーニングのうち、序盤が要であるというポイントは、初回受講時に伝えても良いと思います。初級朝トレを受講するまで、序盤のトレーニングは中盤以降に向けての準備運動だと思いこんでいました。
「Tさんの受講40回目アンケート20/10/11」
マイナス・「精度より速度重視」への切り替え。トレーニング中の心がけで少し対応できるようになりましたが、自分の中で割り切れていないところがまだ残っています。間違うことへの恐れが成長にブレーキをかけている気がしています。前回、ロジカルテストではブレーキをうまく外せたのか壁を破れたました。他のトレーニングでも。
プラス・平易な新書は格段に速く読めるようになりました。少し難解な専門書も素早く読めるのに越したことはないですが、速さを重視して理解度を落とすのは読む目的から外れるので腰を据えて向き合いますが、速さと理解の両立を目指したいです。
「Tさんの受講50回目アンケート21/1/10」
マイナス・成長の要因を掴みあぐねています。受講30回目を超えるあたりから、成長を実感できる回数が減りました。受講時には過去のスコアを意識し、今日こそ超えようと意気込んで取り組んできましたが、前がかりになり記録更新につながらないことが多かったため、記録を意識しすぎるのは良くないのかもと仮説を立て、リラックス寄りの心持ちでトレーニングに挑んだり、たとえばランダムシート訓練は一度に視野に入れる領域を拡張・縮小や、見る順番の変更など試行錯誤を繰り返してきました。
プラス・長い停滞期をようやく脱し、最近、進歩が数字となって現れはじめ、受講後にほくそえんでいます。ただ何が要因となって結果に結びついたのか、自分で分析できずにいます。・読む対象の重要度に応じて、A読み、B読み等を使い分けるようになりました。以前は内容に関わらず、ほぼ同じ理解度で読んでいましたが、たとえばライトなネット記事であればB読みもしくはC読みするなど。・サッケイドシートについて質問です。三角同士をタテ・ヨコに結ぶ鎖線と、ナナメに結ぶ鎖線は、トレーニング上、等価なのでしょうか? タテ・ヨコの鎖線上には文字がある想定で、ナナメは視線のガイドと役割が異なるように思える(思い込んでいる?)ので、異なる線種で表現されたほうが良いのでは、と思いました。
「Tさんの受講52回目の主なスコア21/1/24」よこサッケイド50 かなランダム38 数字ランダム60 漢数字一行〇→2,661、四→1,246、九→265 たて一行ユニット59・59 スピードチェック36・39 ロジカルテストCタイプ21/22(3分)・26/26(3分)イメージ記憶19/40(1分30秒)29/40(1分)倍速読書『新聞力』7,200字/分・理解度A「漢数字「九」はトレーニング中、脳に染み込んでくる感覚があった」※スピードチェックは、前々回のスコアです。
月別受講回数は、2020年1月6回・2月6回・3月7回・4月1回・5月1回・6月6回・7月4回・8月4回・9月3回・10月4回・11月4回・12月3回・2021年1月3回の計52回です(最初の緊急事態宣言前後も、4月1回・5月1回とつないでいます)。
「序盤が要であるというポイントは、初回受講時に伝えても良いと思います。初級朝トレを受講するまで、序盤のトレーニングは中盤以降に向けての準備運動」は、体験レッスン終了後の説明で「伝えて」います。ただ、体験時は、入会可否判断が第一になっていますから、なかなか「伝」わらないのが実際です。
慎重なTさんのコメントですから、このときは、「伝え」るのを忘れたのかもしれません
「初級朝トレ」受講の重要性を受け入れてくれたのは「受講回数をある程度重ね」たから「腹落ちし」たともいえます。受講28回目に受けたからというのも大きいです(「受講資格は受講20回未満ですが、臨時休校もありましたから、30回までは受けつけます」という第13回初級朝トレ受講でした)。
10回未満で受講回数が少ない状態で「初級朝トレ」を受ける生徒さんには、プラスとマイナスの両面があります。プラスは、残りのレッスンを「初級朝トレ」を念頭にトレーニングできること。マイナスは、教室トレーニングでの悪戦苦闘がまだ少ないこと。ということになります。日曜の初級朝トレでは、できるだけプラスを最大化、マイナスを最小化できるように説明できたらなと思います。
更新/継続されたTさんは、24日(日)2限、受講52回目のレッスンに上がってきました。
3/27~の第76期文演をススメました。
Tさんのような理系人間ほど、こちらにはラクというか、楽しんでもらえるのがわかっていますからススメました。
同じ時間、企業内弁護士Sさんが受けにきていました。
『Sさん、きのう終わった文演について説明をお願いできませんか』と、教室内で声をかけました。
突然のため「エッ」という表情とともに、Sさんは訥々と話してくれました
さて、いかがでございましょうか
真
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