オーソドックスな味。飽きない味

　2010年夏、もう一昨年となる1年半前、いま高2のＡさんが、ＳＥＧの夏期講習を受けにきました。

　これまでにも彼女については、何回も書いてきました。

　・2010-07-25「Ｂ3ターム終了＆主なトレーニング最高スコア＆文演満席」

　・2010-12-05「きのう第53期文演が終了しました」

　・2010-12-22「要約はいくら勉強しても無駄はない、ということがよく分かりました」

　・2011-03-03「高校生でよかった」

　・2011-08-25「このくらいサラ～と読んでイメージできてすぐ本が読めちゃうのはすごい嬉しい」

　などに顔を出します。

　
　年末の28日午後5時過ぎ。

　ＳＥＧ冬期講習Ｅ2タームも4日目を終了。あと1日かあー残念だなーといういつもの感慨に浸っていました。

　そこに、突然、Ａさんが厚い扉から顔だけ出しました。

　『おっ。珍しいなー。受けてるの？　ＳＥＧで』

　「いえ、近くの塾で世界史の講習がありました。たしか、先生、ＳＥＧに来ているんじゃないかと思い、ちょっと」

　『うれしいこと言ってくれますねー。むかしは男の子も女の子もよく顔を出してくれたけど、どんどん年齢が離れていくから、最近はさっぱり』

　「いろいろ聞いてほしいことありまして」とか言いながら勉強のこととか、塾のこととかよくある話ばかり。

　本人のなかでは、すでに解決済みの事柄で、報告にきたという感じでした。むしろ、文演53期生情報を根掘り葉掘り聞かれました。気になるみたいでした


　『お腹空いてない？　美味しいラーメン屋知ってるんだけど』

　「空いてます空いてます。行きます。即行で親にメールします」と、お母さんにメールを打っていました。

　小田急ハルクの裏通りにあるほりうちに行きました。同じ系統の満来（ＳＥＧスタッフに教えてもらったお店。ほりうちと40メートルも離れていません）にしようか迷ったのですが、たまたまほりうちの方が空いていたのでほりうちに。

　・2011-08-25「このくらいサラ～と読んでイメージできてすぐ本が読めちゃうのはすごい嬉しい」で、「きのう、Ｓさんと同級生のＡさんが教室にきていました。3.11の震災以降初めてです。感受性の強い子です。底抜けの明るさが影を潜めていました。いまを生きる高校生たちの本当の気持ちを見るようでした」と書きました。

　あれからよりは、ずっと元気になっていました。

　ざるチャーシューです

　Ａさんの卵がすでにくずされているのは、こちらが麺ヤワのため。ここのいいのは、麺ヤワというとしっかり時間をかけてくれることです（右手掲載了解済みです）。カタメも当然その逆になります。Ａさんの奥に、刻みノリがのった山盛りの麺があります。

　ざるチャーシューは、麺もチャーシューの量が半端ではないのです。

　ふだんは、肉は食べきれないのですが、2人だとぺろりと入りました。

　オーソドックスな味。飽きない味です。

　ＳＥＧに通ったときは、2回は行きます（つねに麺半分です）。もっと行きたいのですが、高カロリーですから我慢です。


　クワタさんにメールした業務連絡のラストに『Ａさんとラーメン食べました』と書きました。

　「せっかくだからイタリアンとかもっとオシャレなところに連れて行ってあげればいいのにと、みんなで言ってます」と返信されました。

　知らないコジャレた店に行くより、知ってる美味しい店に行くがこちらのおもてなしですから、譲れません。

　Ａさんは、17歳というかけがえのない時間を生きているわけです。

　勉強だけというのはやめてほしい、がこちらの親心になります。　　真　
 





　
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Ｂ3ターム終了＆主なトレーニング最高スコア＆文演満席

真