'80s Julie TV session

1980年代TVの中のジュリー・・・
って80年代好きとずっと勘違いされたかな今更思う今日この頃(笑)

●80年4月26日(土)~5月2日(金)

2013年03月02日 | 80年のじゅりー

 

入院中なのに、この週にもまだ4月27日の「ヤンヤン歌うスタジオ」への出演情報が掲載されてました、でも実際はこれも出てないようです。
メモ欄には5月1日からの「シャボン玉こんにちは」収録の予定もあり、病気にならなければいつものように5日間、アルバム「バッドチューニング」あたりからの曲も含めた映像が残ってたのかなと考えると残念。

他に5月10日(土)、TBS深夜0時から「ザ・コンサート」へばんばひろふみとの共演の予定があります、これもおそらくキャンセルか?放送延期だったのか??

今週もココで寝てますワ

 

そんなんで、今回も他ネタから1つ2つ。

古本屋をブラブラしてると「8時だョ!全員集合の作り方」という本を発見、巻末に全部の回の放送日・サブタイトル・ゲストなど掲載されてるから即購入、すると予想外の事実が!

前回記事の「ガイド」誌に掲載されてた「全員集合」は、やっぱりジュリーは病欠で出てなかったようです。
それから「TOKIO」では80年1月28日放送分に加え、2月9日放送分にも出演してるのが新たに判明、「全員集合」TOKIOは2回でした。

「全員集合」はビックバンドがかっこいい


一方、長年想像してた事が事実と違いかなりショック。


ジュリーがソロになった72年~74年くらいって、ジュリーに限らず歌番組の映像自体が少なく、「紅白」「レコ大」「歌謡大賞」関連を抜くとホントに少ない、だからこの番組だけはソロ初期からのシングル曲を映像でたどれる唯一の素材なのではないか?、と長年考えてたワケです。
ところが・・・72年に初出演後、73年は2回、75年76年が各1回、74年にいたってはなんとゼロ!

「恋は邪魔もの」や「魅せられた夜」に「追憶」の「全員集合」映像、当然あるもんだと勝手に思ってました・・・
ジュリーの出演回が増えるのは77年の中盤以降、以後番組終了まで毎年コンスタントに出演し、歴代出演記録3位となったんですねぇ、まさか初期はあまり出てないとは。
とはいえ、やはり72~3年あたりはわずかでも超貴重、72年分がもし保存されてるなら見て見たい、73年は「危険な二人」と「胸いっぱいの悲しみ」で、こちらは過去に何度か流れた事があるので残ってるようです。


こうなるとタイガース、PYGどころかソロ初期の残された映像もTV局にはそう多くはない気がして、う~んなんとかならなかったのかなぁ。




この間、吉祥寺で”エンケン”こと遠藤賢司のライブを見て来ました、関係ないけど強引にジュリー話にもってきます(笑)
この人も十代の頃からのフェイバリットで、人生初ライブがジュリー、エンケンは3回目に見たアーティスト、十代後半の頃1人でおそるおそるライブハウスへ追っかけしてました。

ネット色々見てたら、ジャズの世界では有名なライター&医師、世界的ブルーノート・コレクターの小川隆夫さんが、ブログでエンケンの09年デビュー40周年ライブをレポしてて、その記事に続けて「ジュリー祭り」のCDのことを取り上げ”ウィークデイじゃなければ絶対に行っていた”とまで書いてあり、ジャズの人と思ってたからこれは意外、やっぱりここら辺好きな人って趣味が近いんだなぁ~、私も普段はジャズとかブラックミュージックばかり聴いてたりします。

エンケンもジュリーの事は、けっこう好意的に思ってるんだろうなと前々から思っています。
歌謡曲やGS好きは有名だし、自身の代表曲であり40年来ライブではほぼ必ず歌われる定番曲「満足できるかな」の曲中に、「シーサイド・バウンド」の一節が飛び出したり、75年の「ハード・フォーク・ブギ・ウギ」では”ひろみもヒデキもゴローもジュリーも・・・”と歌われ、10年程前のライブMCでは「ヒューマン・ルネッサンス」の話をしたこともありました。

85年にトッポとジョイントやったのもありましたね、この時は40人程度しか集まらなかったらしく、今ならもっと集まりそうですが2人共世間からエアポケットな時期だったのかな?
レコード会社も71~74年までジュリーと同じポリドールだったり、なんと言っても名前が同じ”ケンジ”、これは意識しないワケない(笑)

日本のフォーク&ロック名盤 遠藤賢司「満足できるかな」と

ここら辺のジャケットは全て同じポリドールの廣野展生氏が担当


この吉祥寺ライブ、客席には鈴木慶一と佐野史郎まで来てたらしく、100人程度のあの空間にいたとは気がつきませんでした、終わってみんなでカラオケしたそうです。

佐野さんは音楽の趣味も近いし、司会の番組観覧見に行ったりもしたり、前もエンケンのライブでお客さんでそこらにいたりちょっとシンパシー感じます、「HEY×3」に出た時はドラムが大口広司で音がかっこよかった。
ただ、ちょうど今「ミエリーノ柏木」という番組でここんと佐野さんを毎週見てたから、これはビックリ。
慶一さんは、「センチメンタル通り」「セカンドアルバム~イン・コンサート」「火の玉ボーイ」あたりは18くらいの時毎日のように聴いてました、最近あの頃みたく毎日のようにリピート盤ってないなぁ・・・、ジュリーに書いた「坂道」はかなり好きな曲。
あと、渡辺美奈代のプロデュース作品のアルバム2枚と5枚のシングルがどれも素晴らしく、特に89年の 「WinterスプリングSummerフォール」という曲は好きで、コレって改めて調べたら作詞があの覚和歌子、ジュリーは「muda」で突っ走ってた頃でどっちもよくTV出てたから絵的に記憶がダブリます。

そういえば、慶一さんはPANTA&HALの「マラッカ」のプロデュースでは、ジュリーと同じ胃潰瘍になったのもファンには有名な話、しかも前年の79年だったりして(笑)


 ナンノは前からジュリーチーム

 

 

ジュリー作「黒のオートバイ」