'80s Julie TV session

1980年代TVの中のジュリー・・・
って80年代好きとずっと勘違いされたかな今更思う今日この頃(笑)

●80年5月10日(土)~5月16日(金)

2013年03月20日 | 80年のじゅりー

 

この週の「TVガイド」、ないかと思ったら表紙なしで探したらありました、「TVガイド」の表紙だけを集めた本からスキャンでかなりモザイク気味(笑)

この週になり、ようやっと予定覧にも「病気で休養してます」と掲載、今週もジュリー出演情報はナシ。

しかし、実はこの週「ザ・ベストテン」に初登場第7位でランクイン、手元の7位の「バッドチューニング」映像は2種、7位の「バッドチューニング」は3度あったらしいので、この週に出てなければちょうどつじつまも合います、やっぱりワイドショーで”再起初のTV出演”と言ってるので復帰は5月19日の「夜ヒット」からで、これは出てないでしょう。

予定のあった10日放送の、ばんばひろふみとの「ザ・コンサート」も加藤和彦に変更されてました、どうも京都に縁のあるミュージシャンで組みたかったみたいです、司会は堀内孝雄。



↑今週のヒットチャート

 

またまた他ネタから、前の記事で「全員集合」に思った程は、ジュリーの初期映像が残ってなく残念と書きましたが、2月にあいざき進也のBOXセットが発売され、ちょっとした発見がありました。

こちらのBOXに収録のDVDには74~79年のTV番組から、あいざき進也のシングル曲が順番に収録されていて、特に目を引いたのは74年の「ビッグスペシャル」という番組。
この番組、ナベプロ製作の単発番組で73年10月~74年9月にかけ何本か放送された物みたいですが、ジュリーも何度か出てたらしく、さっそくそのDVDに収録された映像がありました↓


これは確かに見覚えのある映像!、古い”懐かしVTR集”の「危険な二人」~「魅せられた夜」にムダなナレーション解説がデカくMIXされ、うっとおしくてたまらんアレです(笑)、アレは「日曜特バン」か?
放送日が74年2月25日放送ということは、前年11月に発売された「魅せられた夜」発売当時の映像だったんですね、これが残ってるのが確認されました。
このDVDには「ビッグスペシャル」の他の放送日の物や、後続の「ビッグワイド60分」も収録されてるので、ジュリーがこの番組に出てれば他の回の映像もありそうです、「魅せられた夜」は他に74年7月の第1回「FNS歌謡祭」帝国ホテルからの映像が残ってるのが確認されています。

あと「アタック真理ちゃん」からの映像も収録され、ガロのBOXのDVDにもこの番組からの映像が収録されていて、このあたりの”真理ちゃんシリーズ”番組にも初期ジュリー映像が残されてるのでは?とちょっと期待しています。
やっぱり「危険な二人」にしても年末の「レコ大」とか「紅白」ではない、正真正銘ヒット中の4~7月あたりからの”正調”「危険な二人」映像を見たいとこで、ただ残存数はそう多くない感じがしますが。


たぶん「歌のゴールデンステージ」での「危険な二人」(73年NHK情報誌より)



こないだ舞台「探偵 哀しきチェイサー~雨だれの挽歌」、ファン26、7年やっててジュリーの舞台ってナマで見たことなかったんで、1回くらいは見ておかねばとかなり後方ながら見てきました。

副題にある「雨だれの挽歌」って曲、どんなんだかスッカリ忘れてたけどいちおう舞台を見る前に改めて聴きなおし予習・復習。

アルバム「思い切り気障な」「今度は華麗な」「LOVE~愛とは」と続く、阿久~大野3部作はシングル曲は別としても、歌詞の世界が濃過ぎて結構好き嫌いが分かれるんじゃないかなぁと思います、濃い~物ってだいたいそんなもんでしょう、私も初めて聴いた高校生の頃何度もトライしましたがやはり苦手盤の部類で、「LOVE~愛とは」はカセットに落として台所でよく聴いたのを思い出します(笑)
ただ、ネット時代になり当時のTV映像や音源、レコードとは別テイクを聴ける状況になり、この3部作に対する自己内評価もずいぶん変わりましたが・・・

当時のライブではこの「雨だれの晩歌」は歌われてたのか?と、調べてみたら78年の武道館で歌われたのがありました、「赤と黒」~「雨だれ」~「LOVE」の流れの部分で1曲1曲歌前にジュリーの1人芝居風の語りの後に歌われ、よく聞き取れないから書き起こしてみようかとトライ、かなり長いからやっぱ途中放棄(^^ゞ


だいたいこんな感じ↓

おいらの場合はね運命を操るってことはヘタクソなんだよね、うん
いつも出逢いの所までは完璧に演じられるんだけどその先はね
要するにドジな役者って言うか、そういう感じなワケ
それに今回??も相手役って言うのも、あんまり利口だったとは思えんね
なにしろ俺より年上だもん
それに右手の指にまぶしいくらいの指輪
わかるだろうこの指輪の意味が
???こんちくしょうこんなハクイ女なのによう
そう思った所までは良かった
いや、しかしいい女
細くて長い指が??でね???その瞬間がまぶしいの、たまんないね
???疲れた目線、俺の事見上げるワケ、その時の仕草が何とも言えないワケ
男だったら誰だってクッ抱きしめたくなっちゃうぜ


今回の舞台とは特に関係ナシ(笑)

しかし、最小編成で歌われた(あえて何とは書きません)「雨だれの挽歌」、今ジュリーでの歌唱の方が断然イイッ!
今ジュリーで3部作の曲だけのライブとか見てみたくなりました、濃密な阿久悠ワールドを歌うには、30くらいでも若すぎたのではないのか??
まぁでも、鉄人バンドでやったとしてもちょっと違う感じもします、やっぱりいつもより小さなキャパの小編成で、生声に近い感じで聴いたから、ただそう感じただけかもしれません。
そんなライブがあればいいけど、確かアンプラグドブームの時も”バンドの方がエエに決まっとる!”って不定してたから、イス座わらんと歌えないくらい年とらないと、そういうのはやりませんね・・・ハイあきらめます。

それから南野ナンノ!
ハッキリ言ってジュリーなんぞより、中学~高校時はナンノ絶頂期、完全どストライクでナンノ世代、なぜおまえはジュリーへ行くか?とよく言われてました(笑)

特別ファンじゃなかったといえ、あの頃のチャートは女性がナンノ・明菜・小泉・中山・荻野目・おニャン子関連、男性はジャニーズ&チェッカーズ・TUBE・アルフィー他バンドの面々がグルグル回転ズシ状態、TVつけてりゃイヤでもそこらへんのヒット曲は聴かされ、どうしてこうなった?と違和感と苦々しさを感じてると、みごと数年後歌謡曲システムが崩壊、親はよく大人が聴く歌がないヘタクソヘタクソとボヤいてた・・・

最初に「時をかける少女」で見た時のあの衝撃!(←南野版あったんですよ)、エンドロールで名前チェックしたの覚えてます、当時は近所に南田&長門夫妻が住んでたせいか南田洋子の名の方がずーっと印象が強かった。

セールが落ちた頃の苦肉の3ヶ月連続リリース時の1枚、迷作「へんなの!」とか↓


アイドル時代最後は全曲自作の意欲作を出しても世間から完全スルー、以後歌手活動はなくなり94年「ザ・ベストテン同窓会II」で数年ぶりにTVで歌った後、"歌いたかった"と突然泣き出した姿がとても印象に残ってます、コレ見返そうとしたらテープ行方不明・・・、結構ご記憶の方も多いようで事務所間のトラブルとか当時色々あったそうです。
最近は歌手活動もされてる様子で、基本的に歌は好きなんですね、あの頃より全然上手くなったと思いました。

あとはセリフだけで、普段のライブより無音部が多いからハラ減って、ハラが鳴るのが気になる気になる(笑)
でも、周りからも結構グーグー聞こえてきてて、休憩以外ホール内飲食禁止で、ライブより若干長いし食べてから鑑賞した方が良かったな・・・、今度はもっと前列で見てみたいですね。

実は、遠いおかげで「ロンリー」の頃のジュリーに時折見えるという、特殊効果が・・・やっぱり錯覚??


帽子を上げてる感じとかごくごくごくたま~に(笑)