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'80s Julie TV session

1980年代TVの中のジュリー・・・
って80年代好きとずっと勘違いされたかな今更思う今日この頃(笑)

★1998 Rockan' Tour 98・8・23河口湖~2014’妄想Tour・・・

2014年06月01日 | 追っかけ

 

時は1998年8月23日、日曜日
河口湖駅前到着

 

 

 

今日は待ちに待ったジュリー1998 Rockan' Tour
河口湖公演だ

 

 

 

夏も終わりだと言うのに気温30℃
いやいや今日も暑い暑い

 

 

 

角を曲がると正面に富士山がド~ン
今日の会場ステラシアターはこのまっすぐ先
 

 

 

 

歩くたび近づく冨士の山
何しに来てんだかいいのか自分(笑)

 

 

 

 

こんな場所にまで都内で見慣れた有名チェーン店の看板にゲンナリ
全国画一化してるってこういうコトね・・・

 

 

 

 

駅から歩くこと30分、いよいよステラシアター近く
ホントにジュリーこんなとこで歌うのかよ、体中からノルアドレナリンが出まくり

 

 

 

なにやらベンチが
リハ音源が爆音で聴こえるいい感じの中、今のうちに腹ごしらえと

 

 

 

 

 

 

う~んカメラ持ち込み禁止だし
明るい中会場前でバシャバシャやってるのもなんだか・・・、一先ず断念

(以下、公式から拝借)

 

 

 

 

ついに会場前到着、遠かった河口湖ステラシアター

 

 

 

 

 

 

ライブスタートは5時半
会場内はすでに満員のお客さん

 

 

 

 

 

2Fはさらにみごとな景色
この調子だとライブ後半まで明るいまま終りそうだ

 

 

 

 

 

ジュリー登場、立ち上がるお客さん達

今ツアー1曲目は76年「KENJI SAWADA」から、レアな♪「ATTENDS-MOI 」でスタート

 

 

 

♪2・マンジャーレ!カンターレ!アモーレ!
♪3・永遠に

 

 

ジュ「明るいですね~、なんだろみんなの顔がよく見えて
恥ずかしいったらありゃしない、ホントに(笑)\ジュリィ~/」

「ようこそ、こんな遠いとこまで来て頂いて、こんなとこがあっただなんて知りませんでした
なんかそこの入り口からライオンが出てきそうで」

 

 

↓※ステージからはこう見えてた模様

 



ジュ「そこにいる人達は餌食になりそうで、それを見てるんだけどなんとも残酷な話になりそうですが」

「毎年アルバム出しまして、今年は「第六感」というのを出しまして、急遽決まったんですが、こんなに来てくれてありがとうございます、がんばるじゃ~ん

 

 

♪4・グランドクロス    
♪5・等圧線   
♪6・僕がせめぎあう   
♪7・愛しい勇気 

 

 

 

 

 

ジュ「ありがとう~サンキュー、もっと拍手を、も~っと声を\ジュリィ~/
も~~~っと声を\ジュリィ~/、サンキュウ」

「いま間違えてジジィって言った奴いないか?、まぁこの年になってジュリーもなんですが\ジュリィ~/」

「顔がハッキリ見えて照れてしまう、私運転する時は眼鏡コース それがなんでそんなハッキリ見えるんだ(笑)」

「ちょっと厚い雲がきた時には一瞬夕立が来るかな? 色んなことを思いましたが」

「なんや世の中はこんな平和なコンサートをしててもいいのかという状況かもしれませんが
世紀末ということがあって、色々振り返る振り返る事が非常に多いワケですが、今日いらした方の中にも21世紀を見ずに、志半ばにして遠いところへいらっしゃる方もいるかもしれません」

「とにかくあと3年ですから、正味2年とちょっと、3年もたてばちゃんと21世紀は来ます
ひとつ3年はみなさんがんばっていただきたいと思います」

「21世紀に新しい時代に入るための、なんか混乱の時期かもしれませんが、僕のようにだいぶ年を食いますと、まぁ年を食うと言っても僕の先輩の方が世の中にずいぶん多いワケで、世の中の肝心なとこを握ってるのはずっと上の方が多いワケで、若い時からそれでいいのかとずーっと思ってましたが」

 

「自分が50になるという現実をヒシヒシと正面から見据えますと、たいして変わらないじゃないかと

「若いときには若いときの思い方があり、年を取れば取ったなりの思い方があるということなんじゃないかと、若いときはあがいたりするんでしょうが、今日いらした方は1番下はお子さんもいらっしゃるようで・・・平均いたしますと30以上、大雑把でございますが中心になるのが40代以上じゃないかと\笑パチパチ/」

「年食えばですね、新しい世紀を迎えるにあたってあまりじたばたしない方がいいんじゃないかと、世の中変わってもいっしょに変わる人はいっぱいいるから、世の中にドンドンついていきたい人はいけばいいし、でもついていかなくてエネルギーを蓄えてると言うんですか?、年を取ると普段からあまり動きたくなくなるの

「こういうステージするために、色々ジムに通うとか一切しませんから、それするだけでエネルギー使っちゃうから、とにかく何にもしないで本番までジーーッと待つ

「それでも本番だけで済むワケじゃあない、場所によって今日みたいなすり鉢状態だとサウンドがどうなるかわからないから心配なワケ、入念なリハーサルをやりました、入念にやりすぎて2回目のステージのようで、特別手当てを頂かないと・・・\笑パチパチ/、なかなかそういうワケにはいきませんが」

~ドラマ・映画・ACTの宣伝とか

「今度はお互い顔の見えない状態でご覧なるのが何かと思います、健康が第一ですからよけいなことに体力を使わず、神経を使わず21世紀までとっときましょう」

「どうぞ皆様お体ご自愛頂きまして、すこやかにおすごし頂くようお祈りしています、私の短い夏のごあいさつに代えさせて頂きます\笑パチパチ/」

 

 

 

♪8・あなたへの愛    
♪9・堕天使の羽音   
♪10・カサブランカ・ダンディ    
♪11・ジャスト・フィット  

 

 

衣装替え~メンバー紹介

 


♪12・.麗しき裏切り
♪13・いとしいひとがいる
♪14・エンジェル
♪15・夏の陽炎
♪16・風にそよいで
♪17・ホームページLOVE
♪18・ラジカル ヒストリー

 

 

ド~ン、ド~ン

お~と、ここでギターソロ&走り中に打ち上げ花火がぁ~

 

 


♪19・君にだけの感情

 

 

ジュ「どうもありがとうございました、ありがと~~\ジュリィ~/」

 

 

 

●アンコール

ジュ「ありがと~、ありがと~~、ありがと~~~、ライオンが出ていらっしゃい、ライオンが・・・」

「楽しんで頂きましたか?、雨降らなくて良かったですね~、花火はいかがでしたでしょうか?
最後までご声援ありがとうございました、それではおまけです~」


♪20・あなたに今夜はワインをふりかけ

 

ジュ「それでは、もう1曲おまけです~」


♪21・.サーモスタットな夏

 

 

 

 

●再アンコール

\ジュリィ~/\ジュリィ~/

ジュ「ありがと~、ありがとう~、また呼んでねぇ~、また来ま~すそれではサヨナラ

それではおまけです~\キャ~/」

 

♪22・ス・ト・リ・ッ・パ・ー

 

 

ジュ「ありがと~、サンキュウ~、それではもう1曲行きます\キャ~/」


♪23・時の過ぎゆくままに

 

 

 \ジュリィ~/ \ジュリィ~/

ジュ「どうもありがとうございました、~メンバー紹介~、そしてジジィーでした~

 

 

 

 \パチパチ/\パチパチ/\パチパチ/

アナ「本日の公演はすべて終了しました、お帰りの際は・・・」

 

 

 

出ると会場外は真っ暗
帰宅時間リミットとのそれぞれのバトルがココから始まる

 

 

いや~、見たかったなぁ98年夏のジュリー「Rockan' Tour」河口湖ステラシアター公演・・・
イヤ、コレ見てないから、行った方羨ましい。

 

98年のあの頃は誰しもネットやってた時代じゃないし、鉄道は苦手だ、会場までの道のりが不透明なのが遠征の最大のネック(多少やったけどね)。
それが今は到着時間から何から全てが具体的に提示されるから、なんだ行けるじゃんってついついムリして行ってみたくもなる。

駅から会場までの歩きもストリートビューで3回シュミレーションが功を奏して、地図ひとつ見ないでソコ曲がってこっちと楽々着いちゃって、自宅パソコンで見たのと同じ景色がそこに広がるという(笑)、昔なら初めての場所でそう簡単には行かないでしょう。

 

 

で、アンタは何しにそんな場所へ??

 

 

いや、だ・か・ら前回予告通り
春ツアー千秋楽、燃え尽きました・・・


 

 

今回のツアー、「CDTV」にも出ちゃったしヤバいなぁハハ
後ろなんで探さないで下さい

 

 

ステラシアター急斜面でお客さんの顔が丸見えって、ジュリーと同じ話を(笑)

アンコールで天井の屋根がオープン、花火大会もやってくれました、花火ってこんなキレイだったか??
そう思うぐらいあの場で見ると実に感動的、ジュリーも又やってくれたら絶対行きます\(^o^)/

 

ただ、時間は考慮して欲しいなぁ、千秋楽で通常ライブよりサプライズ&サプライズの30分押し、高速バスで行ってたら予想通りの完全OUT、電車も最終。

何で知ったか、前々からなんとなく行ってみたかった会場で夢叶った、ココはちょっと他に無いスゴイ会場でしたね

 

 

 

"また次の世でも逢えるかな 切ない~よ♪”(モー娘。14’「時を超え 空を超え」)

年くって聴くとこたえる新曲の歌詞のこの部分↑、この方に来世で逢えるかしら??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


●2014 Julie&Exoticsはいま・・・~裏ジュリー街・西荻窪を訪ねて~

2014年03月09日 | 追っかけ

 

 

 

3月7日、西荻窪「CLOPCLOP」にて「インプロビゼイション ラグーン 」を見てきました。



やたら多い出演者と編成に若干不安が、コルトレーンの「アセンション」みたいなデタラメな集団即興かなぁ?、ライブの主旨もよくわからず目的はもちろん元Exoticsの安田さんお目当て。

 

それと、デジカメ買ったんでちょっと使ってみたかった(笑)
今まで使ってたのが、4~5年前買った安物の奴でちょっとでも暗いとほとんど映らず、たった500万画素というオモチャのようなシロモノ。
それが今やほぼ同価格で1600万画素にUP、暗くても全然バッチリ、デジカメ事情にとんでもない時代遅れでした、壊れてくれて良かった、ありがとう~



で、カゼ気味でダルくしんどかったけど又とないチャンス、開演20時なんとかギリギリ到着。

 


中入ったら、アリャ??

そう広くない店内がガラーン、お客さん2人くらい( ̄▽ ̄)
最終的にも私を含め数人、出演するミュージシャンの方が多いという状況

定期的にやってるみたいで、いつもの事と言った感じか何事もないようにライブはスタート、こういう状況は大好き、過去に見た客が少ないライブ堂々の第2位にランクイン(笑)



当初想像してた全員が舞台に上がってやるワケじゃなく、各20分くらいで6セットという構成、なるほど確かにどう見ても全員上がれるほど舞台のスペースもない。

 

 

 



1セット目がボーカル、ドラム、ギター、ベースによるタイトル通りのフリーフォームのインプロビゼイションが延々と、メンバー紹介もなくお名前はさすがに一致せずわかりません。



2セット目はドラム、ベースに来ましたギターに安田さん。


しかし、風貌の方は30年前とはだいぶ変化されてるようで、Julie&ExoticsのボーカルのJさんがアレなだけにムリもない話、Exoticsったって30年も昔の話だもんなぁ・・・

私もまだまだあるにはあるけど、やっぱ10年前と比べるとこれは確実に減少傾向、もう20年経ったらどこまで持つのやら、たまにふと考える

 

確かにあの安田尚哉さんです、間違いなく。

 

 



3セット目、ギター、ドラム、ヒゴヒロシさんのベースと、もう1人ギターだったか、ベースだったかよく見えなかった。



客席の方は段々、出演者の方がそこらの空席に着席して飲み出して、お店の人も1人みたいだし、店内は完全にお客さんより出演者が多いという・・・( ̄▽ ̄)

こないだの堯之さんのライブも、開始前にヒマを持て余してか1人オープニングアクト、本編と別に延々20分もビートルズ・メドレーを歌い始めちゃって、しかも半分くらいのお客さんがガヤガヤと聴いてない(笑)、こんなのもライブハウスでしか味わえない。

 


安田さんがしばらく、私のまとなりで演奏を見ながら飲んでたので、少しお話したかったんですが、演奏の音が大きくて話してもとても聞こえないだろうから、ちょっと残念でした。

とても感じ良さそうな方で、全然近寄り難い感じじゃなかったですね、EXOTICSのLP「Library」とマジックでも持って、スッと出せれば良かったんだろうけど(笑)

CD化されてない作品って世の中にまだたくさん

 

 


4セット目がギター、ベースにエフェクトをかけたトランペット。

 


5セット目に再び安田さんと、もう1人フライングVのギターとボーカル。

 


最後がドラム、トランペット、ギター、ヒゴさんのベース。

 

 

ヒゴヒロシさんは改めて調べたら、渋さ知らズやミラーズの前にフリクションの前身、伝説中の伝説「3/3」のベーシスト
今はCD化されてるけどプレス枚数は数十枚と伝わる、日本のロックのプレミア・レコードの最高峰の1枚が「3/3」の自主盤ではないかな?、日本の初期パンク・シーンの中心的人物、ちょっと凄い方です。

 

 

76年、「3/3」時代のヒゴさん(右端)

 

 
安田さんもExoticsの前は、何をやってたのか知らず気になってて、帰って調べてたら元・レイジーヒップか

関西系のバンドですね名前だけは聞いてたました、アルバムも「フラワー・トップ」というのが1枚出てて数年前に初CD化、驚いたのは大塚まさじや加川良のバッキングをやってたこと。

まさじさんは私にとって大切なシンガーの1人、特に初期の「ディランⅡ」時代の作品はそれはもう毎日のように聴いてたもんです。
ただ、レイジーヒップとやったのはソロになってからだいぶ後の作品で、CD化がやや遅れて出たせいかその辺りまでは聴いてなかった。

加川良さんも、5枚目までは持っててよく聴いてたのに、レイジーヒップとやった「駒沢あたりで」は惜しくも6枚目のアルバム、ビミョーにスレ違ってたという

 

 

 

 

 


ルックスの良い若いドラムの方のプレイがビシバシ決まり、私的にはこの最後と2セット目が好内容でした、やっぱりこういう音楽はドラマーがポイントかと。

 

 

 


座ってたカウンターの横にCD棚があって、ラインナップが20代の頃の自分の棚と似てるなぁ~と途中チラチラ見てて、帰り際に目の前よく見たら「GAMBOSTEW」がある
コレは数あるニューオリンズR&Bの編集物CDでも特に大好きな作品、確か1~3まであって、置いてあったのは持ってない奴だ、店との無言の会話(笑)、うれしかった。

 

 

 

今、家にある「GAMBOSTEW」その2
もう1枚はだいぶ前に売っちゃった

 

 



私は演奏家じゃないからわからないけど、何ゆえに彼らは人前で営利にもならないあのような演奏するのだろうか?、帰り道ふと考えてしまいました。

 

「なんでもいいから、まずやってみる。それだけなんだよ。」(by岡本太郎)

 

う~ん、答えらしきものはコレかな(笑)

 

 

 


Julie&ExoticsのボーカルのJさんも
演説を聞きに訪れた西荻窪駅前

 

 


近くの40周年を迎える老舗ライブハウス「アケタの店」
今月18日には仲井戸麗市チャボさん登場、30人くらい入るとパンパン

 

 

 

75年に浅川マキ「灯ともし頃」もここでレコーディング、当時と今も変わらぬ店内
ベースはあの吉田健

 

 

すぐ裏には元・井上バンド、現・スーパースターの
速水さんのホームグランド「Terra」が

 

 

 

 

西荻ってちょっとした裏ジュリー街??


 

 

 

もうじき始まる「音楽劇・悪名」

そういやこんなのに一緒に出てたっけ

 

 

最後おまけ・サウナカズさんみっけ
Exotics時代は色々と芸をやらされて大変でしたね(笑)

 

 

 

 

 

 




2013・12・31~2014・1・1●40+1st NEW YEARS WORLD ROCK FESTIVAL~最初で最後か?

2014年01月02日 | 追っかけ

 

 

ドームなんかどうせなんも見えんだろうと、バカにしてたらアラ意外

真正面の横並びの5人を肉眼で見た感はどうにかアリ、モニターより実物をずっと見てたし、音響も遠方席で見た「ジュリー祭り」に比べたら雲泥の差、ドームは特に個々のライブ印象の違いが相当デカそうに感じます。

私はそこそこ背が高い(176くらい)から段差のないアリーナが幸いしたのかもしれない、女性客が多いだけに逆に後ろの席の方はちゃんと見えてるのか?、見てて気になって仕方なかった・・・、後日「前で見えなかった」の書き込みを見たら、なんだかよけいに申し訳ない。

段差のないアリーナは立ち見禁止とかあっても良い気もしました、だってビューティフルも田コロも着席してたってあんだけ盛りがってるんだから(笑)
実際今でも座ってたって盛り上がってるライブはたくさん見てます、残念ながらスタイルが確立されてしまった今となれば、もはや賛否両論の難しい課題でしょうが。

そこいくと、今回記事の「ニューイヤーロックフェス」、こちらの盛り上がりぶりは理想的でしたね、ハイ

 



昔からアレはコワそうだし、長そうだし、時期が時期だし、正月明けにTVで見る物だと完全に思ってたし、近年はニューイヤーロックの”顔”たちも続々と旅立ってしまいスケールダウン、TV中継も忘れて見ないことも多く、現在進行形のニューイヤは見に行こうと考えたこともなかった・・・

それが何がきっかけだったか、なぜか突如行きたくなった、しかも東京ドームの後に突然(笑)、裕也さんが「いいとも」に出たのも知らなかったし。

 

イヤ、もう考えたら見れるのこの数年が最後だろうと、向こうも向こうだけどこっちもこっち、そんな年末年始の前後に長丁場見てる気力も体力も時間も、果たして来年か再来年に延ばしてソレがあるのかどうか・・・、この歴史あるイベントを1度でいいから見ておきたくなった

調べてみたら今は会場が銀座の博品館劇場、キャパも400足らずの会場でやっぱり往年のニューイヤーに比べたら規模も小さくなってるんだなぁ、チケットも数日前だってのに残席ありのまだ買える状況。

夜7時スタートで終りが朝方?、まぁなんとかカウント・ダウンは見たとして最大深夜2時には出てチャリで行って帰ると考えてと・・・、真冬の深夜走行なんて何年もしてないし(昔はへっちゃらけだった)、うひゃ~激寒そう
その他前後の諸事情、ちょっとなぁ、どうなんだよオイと悩み、結局30日の夜にコンビニでギリギリでチケット購入を決意。

整理番号300番台初めのとこ見ると、昔のような熱狂・狂乱のライブではないんだろうし、まさかずーっと立つワケでもないだろうし、ま、なんとか見てこれるでしょうとなりました。

 

で、当日31日、いきなり飛び込んできたのが大滝詠一急死のニュース。

今度は大滝さんかよ・・・、ここんとこ「定本はっぴいえんど」なんて20年ぶりに引っ張り出して読んでたり、2~3日前にもラスト作の「HAPPYEND」を聴いてたとこへ大ショック

ショックで残念すぎですが、裕也さんとは「英語派VS日本語派ロック」で論争した関係、俄然今度の選択に間違いのない思いが強まり、そのニュースに後押しされ家を出ました。

 

 

大滝さんのこと、その他年末に飛び込んできた色んなわずらわしいこと、ボヤッと考えてたら2時間ちょいで日比谷公園へ到着、「エッ!自転車で2時間」って?、最大14時間くらいほぼ無休でジュースだけで乗ったことも多々アリ、ちょっくらソレには自信あります

こういう話をすると異常がられるけど、この前ラジオで誰かが「自転車乗る奴って4時間でも5時間でも平気で乗るでしょう?」って話てました、ハイまったくその通りで(笑)(笑)(笑)

マラソンのランナーズ・ハイと同じかな、東京はヘタな場所だと車や電車よりチャリの方が早く着いちゃったりもして、いちおう自動車免許も持っております

 

 

さて、開場が遅れに遅れ、7時スタートが結局8時前くらいのスタートとなりました、客の入りも淋しく、最前も空いてたくらいでやや距離をとり5列目くらいを確保。

年代も様々なバンドが出るだけアリ客層も様々、周りから聞こえてくるニューイヤーロック談義がおもしろかった、やっぱり昔に比べたらスケールもノリも違う様子ですね、会場内BGMは日本の70年代のロックが流れてる、ショーケン、カルメン・マキ、四人囃子からLOVELIVELIFE+1なんてカルト・クイズな曲まで、知らない曲もたくさんあったなぁ。

 

とは言えど、まだまだシナロケや白竜、この20年は散発的にしか出てないPANTAも去年に続き出るし、金子マリとか70年代からの重鎮が出る分、ニューイヤーロックらしい雰囲気をどうにか保ってる、この辺りも今がリミットかもしれない。

 司会が意外やイカ天出身のAURAのヴォーカルReds☆、このバンドからも先日ギタリスト氏が若くして亡くなったばかり、他のバンドでもバンド内のメンバーの訃報があり、改めてザ・タイガースが全員揃ってツアー達成したというのは奇跡的

1バンドの演奏時間は30分ない程度だったか?、終わると各アーティストの持ち物が会場内オークションされ、バンドチェンジの時間を飽きないで見てられたのも良かった、あのセッテイングの間が結構長いイベントだと見てて非常にダレてくるのです・・・

 

 
1・石橋勲BAND
2・滝本恭三 &エルドラド From 大阪

TV放送のイメージが強く、しょっぱなから裕也さん登場で全員で盛り上がるあの場面じゃないんですね、客席もまばらでこれは拍子抜け。
パブ・ロックを追求する石橋勲BANDからスタート、続いて大阪から「ロックは40から」が合言葉のバンド、関西系らしくヴォーカルの声もソフトな時代に反して実に濃くて黒い。

 

3・金子マリ presents 5thElementWill

TVやCDでは古くからなじみのマリさんも、ナマで見るのは今回が初めて、37年ぶりの出演がそのキャリアを物語る。
さすがの歌唱力でした、となりの男性は誰??と思ったらうわ~この人が北京一か、この方は本業はお笑いなのか、パントマイマーなのかよく知りません、ソー・バット・レビューはとにかくよく聴きましたからねぇ、ギターが急遽参加のパール兄弟の窪田晴男と豪華。

 

4 ・氏神一番
5・mil9

氏神一番と言えばカブキ・ロックス、司会のAURAやいわゆる「イカ天」バンド、当時は敵視してたというか、相当キライでした。
でも、現在もアレを続けてるのは立派だし、なんだかんだTVでよく見てたしね、今となってはバンド・ブームのあの頃、90年代初頭の空気、なにもかもが懐かしく微笑ましく見れてしまう。

ニューイヤーには20年毎年出てるとは知らなかった、確かに見た目のおめでたい雰囲気がこのイベントにはピッタリのキャラかと。
いっしょに「TOKIO」の替え歌、「お江戸O・EDO」で振り付けも♪、やらないと会場出たとたん車に轢かれるそうで脅されて・・・(笑)

 

逆に今回のタイガース、60年代にナマどころか「TVで見てた」という要素も完全に無い、その分全員揃ったという本当の本当の所の感動は、味わえなかった感もあります。

16の時にはタイガースのほぼ全作を聴いてた私でも、生まれた時点で解散してるから「タイガースのジュリー」は潜在意識にさえ入ってなく、後追いは後追い、残念ながらそれは当然かもしれない

次の「mil9」というバンド、ビジュアル系と言われたバンド達の雰囲気もありましたが、ヴォーカルの声量は今回のイベント中でNO1、かなりの実力派、もう少し音楽性が違ってたら・・・

 

 

6・PANTA & NUMBER.42

NUMBER.42というパンク・バンドのギタリスト氏が、今日のステージで最後ということで、彼のファンのPANTAがゲストで加わるという形での登場。

リバウンドしちゃったけど、久々ハンドマイクで歌い客を煽るPANTAの姿はカッコ良かった、でもPANTAは1回太って→激ヤセしたのはエライ(誰?誰に言ってる?)。

NUMBER.42というバンド、アーティスト写真を見る限り、てっきり若手バンドと思い込んでたら、「昔、ニューイヤーのアナーキーのステージで客席で大暴れしてムチャクチャにした・・・」、エエッもしかして年上の方々??、帰って調べたら今年50の大台だそうで、ミュージシャンはホントにパッと見わからないですねぇ

 

 

 

この辺で時刻も11時近くなり、ふと見渡すといつの間に客もほぼ満員で熱気を帯び、客もステージ前にかぶり付く人達も出始め、俄然往年のニューイヤーロックらしいムードに
そうか・・、毎年来てる常連さんは最初からは見に来ないんだなと(笑)、ここで出だしのガラガラぶりが納得

フツー立って見るにしてもホールなんかだと自分の指定席で動かず見るワケで、アレが悪いっちゃ悪い、だから見えなくなっちゃって全員が立たされる。

ところがこのニューイヤーロックは中ホールなんで立派なイス席なのですが、立ちたい奴はステージにかぶりつきもOKで、警備もあえてかゆるい、立って見たい奴はみんな前に集まるから、後ろで座ってても十分ステージが見えました。
私も立って見たい時は前に行ったし、座りたいのは戻ったし、まぁ実際のところ他でそうは行かないでしょう・・・、この自由な感じがロック・コンサートらしく凄く良かった。

 音もとにかくデカイデカイ、やっぱり大きな音は体の骨にビンビン響く、この音量のデカさも久々にキタ

 

7・スペシャルユニット M&KK(??)
?・??
?・新月灯花

ここでロビーに出てたりメシ食ったりであいまい(笑)
エム・アンド・ケーケーという3人組みの和太鼓ユニット、2人組のボーカル&ギターのデュオ、新月灯花というガールズ・バンドが裕也さん前=午前0時前に確か出てたような??

 

10・内田裕也&トルーマン・カポーティR&R BAND

カウント・ダウンの午前0時前、エルヴィスの「ロカ・フラ・ベイビー」のSEに乗りいよいよ御大・裕也さん松葉杖でご登場。
エルヴィスの「トラブル」の歌の後、いよいよカウントダウン・スタート、スリー、ツー、ワン、ハッピーニューイヤー

 

年明け同時にPANTA作、「コミック雑誌なんか要らない」で出演者全員が舞台上に集結、TV放送のオープニングでおなじみの、あの見慣れた名場面が目の前に広がる

あの瞬間の感動ばかりはTV画面でいくら見ても、ナマでなければ伝わらない物が、ステージにギッシリとミュージシャンが集まる光景はいやはや壮観


その後、「おととい、はっぴいえんどの大滝くんが亡くなったという悲しい知らせがありました」との言葉もあり、ジョン・レノンの「Ready Teddy」(オリジナルはリトル・リチャード)、「朝日のあたる家」の2曲を披露、新年そうそう「オイ、酔っぱらうな」とちょっとキレてた(笑)

裕也さんのオークション出品物は白と黒のスーツ、落札額は白が2万5000円くらいかな(?)、他のアーティストさんのはだいたい5000円前後、この後の白竜の数珠も2万越え、もちろん集まったお金は然るべき所へ届くそうで。

 

 

11・カイキゲッショク
12・白竜

ハッピーニューイヤー後はカイキゲッショクから、このバンドは9月の「10円コンサート」でも見たので知ってて、単なるロックバンドではない新しいサウンドを取り入れた感じがちょっといいなと思ってました、黒ずくめで全員顔にはメイク。

白竜もニューイヤーロックでは古くからの常連、やはりこういう人が出るとイベントが引き締まる。
最後に歌われた代表曲「誰のためでもない」 、ストレートな歌唱は絶滅寸前の硬派の男のロックそのもの、ベースが次に出るシナロケ~サンハウスの名ベーシスト奈良敏博。

 

13・シーナ&ザ・ロケッツ

トリは36回連続出場(!)のシナロケ、メンバーも36年前、1stアルバム「#1」と同じオリジナルメンバーの4人。
この時点で時刻は午前2時前くらい、どうやらこれが最後みたいだから、終わり次第速攻で帰ろうと思いました(笑)

最後は半数くらいのお客さんがステージ前方に集まり興奮もピーク状態、おなじみ「レモンティー」は究極のワンパターン、だけどニューイヤーに来てコレを聴かずしては帰れない
そしてヒット曲「ユー・メイ・ドリーム」、大ラスで2月来日のストーンズに捧げる形で「サティスファクション」、コーラスに今日の出演者全員が段々と加わわり、延々10分越え、会場の盛り上がりは絶頂へ、最後の最後ステージとお客さん全員でしゃがんでせ~のでジャ~ンプ

 

あとは何があったかわかりません、SEも流れほぼ終了な雰囲気でした、たぶんシナロケのオークションとか閉めはあったと思う(?)。

会場が8Fで下に降りるにはエレベータ2台だけ、ヘタに最後の最後まで残っちゃうと、こないだのドームや武道館みたいに退場に30分とかかかるもしれないしね、スタートから約6時間半、午前2時半を回り限界、もう大満足お腹いっぱいで帰りました・・・

 

↑ファインダーが壊れたデジカメでどうにか外を撮影

 

いつもなら、今年あ~しとけば良かった、こ~しとけば良かったって、TV見ながらなんとなく年が過ぎ去ってゆくのに後ろ髪引かれる未練があるのに、そんな事みじんも考えず気がつくとハイ・テンションのまま新年が全速力でスタート、爽快すぎてチケット代5250円なんてタダみたく思えた

1年後、同じ会場で同じ体験して2014年を振り返れたらおもしろいだろうな~、来年も来たいっ・・・

現実、さすがにこればかりは、年末年始の長丁場、来年来れるかはちょっとわからない

 

外へ出たら、なぜか思ったより暖かく、日比谷公園でかつて野音で演奏した「はっぴいえんど」に思いを馳せながらふっと一服、耳はまだピーって鳴ってるし。
朝方5時過ぎにはチャリにて無事帰宅、数時間後起きたら翌日の疲れが全然なかったのも不思議だった(笑)

 

 

 

 

 









12・21●所沢マーキーホール「第3回東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」

2013年12月23日 | 追っかけ

 

 

 

やっぱり暑くてしんどいから長く感じたのか?、7月~10月の長さに比べると、アッいう間の10月からのこの3ヶ月、2013年も早残り10日を切りあせる

12月は武道館の後、西荻窪Terraで速水清司、日比谷公会堂で岡林信康、本牧ゴールデンカップで友川カズキのライブを見ました、どれもおもしろかったけど記事にしてる時間もなく、とりあえずドーム前に1度更新しておこうかなと・・・

 

特に岡林信康ファンの年齢層の高さはものスゴかった(@_@;)

中心は還暦前後、中には70代くらい??、フツー多少は交ざってるハズの若者が全然いない。
席が1F最後列でザッと見渡した限り40代でさえ皆無に見えた、まぁご本人が現在67歳とあればムリもない話かもしれませんねぇ。

リアル世代の重鎮に囲まれ、ひょっとして自分まだ若者?という錯覚が(笑)(笑)(笑)

 

いちおうドームも行きます(いちおうって何よ・・・)、アリーナかなり後方、一見良さそうに見えてたぶん全然見えなさそうな予感

 

 

 

 

 


先週末も出演者良し・近い・安い(当日で3000円うち1000円は義援金)の三拍子揃い、所沢マーキーホール「第3回東日本大震災復興支援チャリティーコンサート」を見に行ってみました。



コンサートのメインは小坂忠、元GS・フローラル~細野晴臣、松本隆らとのエイプリール・フール、以後ソロシンガーとして「ありがとう」「もっともっと」「ほうろう」、数々の名盤を残し、70年代後半からゴスペル歌手~牧師に転向した、日本のフォーク&ロック史に残る名ヴォーカリスト、フローラル時代には「タイガースのテーマ」、ご本家モンキーズとも共演してるみたいです。

そこに西海孝、大野真澄、中野督夫、尾崎亜美、小原礼、鈴木茂、豪華ゲスト陣が加わる、小坂忠&ヒズフレンズという感じのクリスマスチャリティー・コンサート。



ゴスペルから、01年に何十年ぶりにポップの世界に戻ってアルバム出したとか、時折活動は風の噂で聞いてたけど、まさか埼玉の秋津で教会の牧師さんやってるなんて今回のライブまで全然知らなかった、結構お近くではないですか。

エリプリール・フールや「もっともっと」や「ほうろう」、十代後半は日々よく聴いてたもんです、思い出すのは夜中ヘッドフォンで爆音(笑)、これがもう深く深く体の中まで入り込む。



初めて生で見る忠さんは、歌声も70年代のレコーディングと比べても全然変わらず、話し声からして65歳の年齢を感じさせない若々しさと力強さを感じる(やっぱり神に仕えてるせい?)、近年はゴスペルに拘らずポップの方でも精力的なライブ活動を再開してるのも知らなかった。

と言うか、いくらネットがあっても興味ある全てまでチェックし切れない・・・、先月も宇崎竜童のインストア・ライブがあったのも、知ってれば行きたかったのに情報逃し残念

 

最初に登場した西海孝さん、この方は勉強不足で存じませんでした、ギター、バンジョー、マンドリン、スチール・ギターをこなすマルチプレイヤー、今回の出演者の中では一回り若い世代に見えましたが。

大野さんは通称ボーカル(←ややこしいけどニックネーム)、なんてったって元ガロ
ガロも1stアルバムは特に好きで、同時期の夜中ヘッドフォンで爆音アルバムの1枚(笑)、1曲目「一人で行くさ」のあの清涼感溢れるイントロ、でもガロで1番好きな曲は「ロマンス」かなぁ。

おなじみ「学生街の喫茶店」も歌ってくれました、この方も昔と歌声が変わりません、結構おしゃべりで押しの強いキャラは意外。
「学生街」はすぎやま先生作品、ガロの名付け親はタイガースのマネージャーの中井さん、トッポ、大野さん、忠さんの3人はミュージカル「ヘアー」にもご出演した仲、そう考えるとタイガースとの接点も多い、なんでもカズさんも後期のガロのバックやってたそうです。



中野督夫さんは名古屋のバンド、センチメンタル・シティ・ロマンスの中心メンバー、痩身で足がメチャ細くて、70年代のロッカーの雰囲気を今も保ってるのがスゴイ、来年早々に還暦とはとても思えない。

1度解散や活動停止して定期的にやってるバンド、たとえばワイルド・ワンズみたいなのを除いたら、、73年から続くセンチメンタル・シティ・ロマンスってもしかして日本一長いキャリアのあるバンドかもしれない。

センチも初期のCBSの2枚は持ってましたね、ただ「CD選書」みたいな安っぽい廉価CDで聴いたのが悪かったか印象は薄く、今度アナログ見つけたら買いなおして再度聴いてみたいバンドです。

やっぱり作品はジャケットや体裁などから聴こえて来る音楽の印象も全然変わる、初期のCD復刻は結構イージーに作られたのも多くて、いま改めて聴きなおしたい作品がたくさん、ジュリーの00年代の作品もアレじゃなければもっと違った印象がねぇ・・・

帰って調べてたら、この日の前の日は先日行ったばかりの西荻窪Terraで中川五郎らと2daysやってたり、湯川トーベンとフォーク・ロックスというバンドもやってたり、私的にトーベンや五郎さんはおなじみなんで、みんな何処かで繋がってるなぁ。



今回想像以上に良くて、自分でも驚いたのが尾崎亜美さん、もしかして世間的には今回のメンバーで1番有名人かもしれない。

もう少し後と思ってたらデビューも76年とは案外古い、旦那さんのこちらもミカ・バンドで有名な名ベーシストの小原礼さん、「亜美さんカワイイ」の声援を、「よく聞こえなかった」ってもう1回言わせたり、なにげに突っ込みいれるMCがイチイチおもしろい(笑)

今度マジで単独ライブ見に行きたくなったぞ、2月に我が地元世田谷であるし、う~ん自分でもまさかまさか尾崎亜美行くか・・・

 

鈴木茂さんは何度か見たことあって、こないだも座間で見たばかり、ただ座間は音響が悪く今度は前の方の席でじっくりと堪能。
はっぴいえんど時代の「花いちもんめ」も歌ってくれたし、自分が生まれた頃のあんな時代のニホンでもうこの曲あって歌ってたんだよなぁ、なんか当たり前かもしれないけどしみじみ感じた、要は古くなってない。

この人はギターを弾くというより、エレキ・ギターを鳴らしてる感じがします、このままワンテイクで即CD化OKってくらい完璧に、神経質そうな雰囲気もギタリストらしく、クールで今もカッコイイ。

 

さすがに震災チャリティー・コンサートで、忠さんの代表曲「ありがとう」とか「機関車」は歌詞があまり適切じゃないせいなのか(?)歌ってくれなかった
”目がつぶれ 耳が聞こえなくなって”や、”ありがとう君の嘘っぱちにありがとう ありがとう君の薄笑いにありがとう”の皮肉った歌詞じゃちょっとね・・・、「ほうろう」ってのもなんとなくマズイかな、「しらけちまうぜ」ってのも(笑)

小坂忠・鈴木茂・中野督夫の3人で「完熟トリオ」というユニットでも精力的に活動中らしくて、この辺りの曲はこちらでは演ってるみたいだから、今後機会があればこちらも1度見に行きたい所です。

あと、自身も「玄人受けはしたけどガロみたくは売れなかったから」と話してたから、あまり知られてない自分の曲より、イベント的にビートルズなどのポピュラリティのある曲が中心の選曲だったのかも。

 


本牧で見た友川カズキも震災以降のライブでは必ず原発に対する怒りのMC、この前もオリンピックどこじゃないだろうとぶちまけていました、1月発売の新作にも原発問題の歌詞が入っています、小坂忠さんも震災後すぐに被災地に入られ、その時の写真や以後各所での復興支援ライブ、現在の活動もライブ前に映像で流れてました。

ジュリー以外の同世代ミュージシャンも、「忘れちゃいけない3・11」の精神で活動してる方はちゃんといますね、知らぬ所で他にもまだまだいるでしょう、そう感じさせてくれた今回のイベントでした。

 

 

 

さて、終わって出ようとしたら、たまたま目の前がトイレだったんで用を足し、のんびりロビーに出ると、チャリティーライブでバザーも開催中で、ホウホウと見ながら出口に向かうと・・・

目の前からさっきまでの出演者、ガロの大野さんが大声で「さあ、さぁ、CD買って」(意外なキャラ)とロビーにやって来て、茂さんとスレ違った、ステージ最前で見るのとも又違うあの感覚。

いや~、一瞬握手・・・と思ったけど、数々の鈴木茂ワークスが頭をサーッとよぎり、とてもとても瞬時にそうは言えない(^^ゞ

私より年上のお姉さま達は、「わぁ茂さんだ、握手して~」とやってたけど、女性は積極的です

 

外出て冷静に考えたって、先週見た全盛期の岡林のバッキングだってそういやそうだわ・・・、ユーミン、中島みゆき、拓郎さん、ジュリーの「あの娘に御用心」、「TOKIO」にもクレジットが・・・、アレもコレも挙げてけばキリない!日本のロックレジェンド、急~に目の前に現れてもムリムリ(笑)

 

 

 

↓アレ?後ろに何処かで見たような女性ドラマーが
この曲ってショーケンがステキとかどうこう言う、ジュリーじゃないのか・・・

 

茂さんは12月20日、このコンサート前日が62歳の誕生日だったようです、生まれも世田谷の奥沢だったとは!、同じ世田谷でも私の生まれとはだいぶ離れてた(笑)

 

一方でジャズ・ギタリストのジム・ホールの訃報、誰だったかジム・ホール好きって言ってた人いたなぁと思ったら・・・、白井良明さん、ツイッター見たらやっぱり「どんどん1ページずつ減っていく。その分おのれのページを増やそう」とのつぶやきがありました、私もよく聴いてたのでショックでした、しかも1月に来日予定まであって・・・

そしたらその翌日かにムーンライダーズのかしぶち哲郎さんの訃報が入り、このライブの次の日の昼間、達郎さんのラジオを聴いてたら夫婦放談で、冒頭でドラマーの青山純さんの訃報を知りました、毎年毎年古くから活躍されてるミュージシャンの訃報が入り、来年以降もこれが避けられないと考えるとつらいです。

かしぶちさんは01年に、下北沢のイベントで”アートポート”というユニットで出演した時、1度プレイを見れる機会があったんですが、当時私が最低最悪の体調でお目当ての人を見て、見ないで途中で帰ってしまったのが今になり悔やまれます・・・、ご冥福をお祈りします。

 



 

 

 


【11・17】あがた森魚「噫無情(レ・ミゼラブル)コンサート 2013」~座間へ再び

2013年12月01日 | 追っかけ

 

~ザ・タイガース2013~

東京ドーム 最終公演 開演まで 残り


こないだ先に今年3度目の武道館行って来ました(笑)

でも、昔はプロレス観戦で近くに住んでたし武道館は年6回とか通ってましたねぇ、当時見た選手・関係者、数えたらすでに10人以上が亡くなり時の流れを感じます。

 

ついでに自分の席も見てきたら、予想通り2Fのステージ真横から見る感じで前の方で悪くなさそう、グジョブ

最近は混雑する九段下方面は避けて、反対方向から入って帰りも竹橋方面へ出てます、ダフ屋に遭遇しないのと、ジュリー史跡の1つ「太陽を盗んだ男」のクライマックス、「科学技術館」を下から見上げることも可能、ライブ終了後歩きながら一息つけるのも又良し、竹橋から武道館まで徒歩で15分程度。

 

武道館反対方向へしばらく歩くと目の前にドーンと

 

 

今回も関係なく、80年ジュリーはまだハワイ行ってます

 

11月17日、10月のジュリーに続き再びハーモニーホール座間にて、あがた森魚の「噫無情(レ・ミゼラブル)コンサート 2013」を見てきました。

あがた森魚を最初に聴いたのはラジオで流れた「赤色エレジー」だったのか、はたまた初CD化されたばかりの2枚組大作「日本少年」だった気もする。

高校を出てすぐの頃に親が病気で長期入院、家族交代で泊り込みの日々が続き、その時偶然出会った10歳上の男性看護師さんと音楽の話になり、当時絶版で幻中の幻だった早川義夫の書籍「ラブ・ジェネレーション」を持ってて、なんとこの私にタダでくれたのです

読みたい読みたい念じてたらひょんな出会いから手に入る、聴きたい聴きたい念じてるとひょんな出会いで聴けてしまった、ネットがなかった代わりに、あの頃はそんな信じられないマジックがホントにたくさんあり、そしてまたその感動も格別の思いがあった。

その人が好きだったのがあがた森魚、限定盤の「永遠の永国」持ってるよとかよく話してたし、つげ義春のマンガとか、「夢見るように眠りたい」のビデオとか、何か色々かしてもらったなぁ、ちょうどベルウッド・レーベルの36タイトルのCD化が進行中の時期、その流れで「乙女の儚夢」「噫無情」「僕は天使ぢゃないよ」の3部作も買って当時よくカセットに録って病院で聴いてましたね。

家族の代わりが来るまで帰れない、年下の私がワリくって3日くらい帰れなかったり、抜け出して駅前の本屋で買った雑誌には、ジュリーの「単純な永遠」のインタビュー記事、”ギターの音はギュイーンって伸ばすほうがカッコイイんだ”とか、あの雑誌はなんだったんだろか?、「世界はUP&FALL」もその病院のTVで見た記憶がある。

 

あがたの「冬のサナトリウム」の”19歳10月窓から旅立ち”という歌詞、コレをちょうど18の秋に聴いてて、誕生日も10月なんで自分のこと歌ってる感じがして当時頭の中でずっとこの曲が鳴ってた。
19歳の誕生日は、その病院から池袋の映画館へ向かい夜への憧れ初のオールナイト映画を体験、映画館内で19歳を迎えました、病院通いの日々から開放されたのもその辺りだった、”ほんの少しだけれど 陽がさし始めた”。
ATG映画の強烈なインパクトある作品郡、田原総一郎の「あらかじめ失われた恋人たち」、ショーケンの「股旅」、寺山修司の「田園に死す」、最後が比較的新し目の80年作「ヒポクラテスクたち」、これはもう朝方5時すぎて寝てた(笑)

だからあがた森魚と言うと、病院通いをしてたあの頃の景色が浮かんでくる、が・・・その後なぜかあがたとの接点がなかったのも事実。

記憶にあるのは97年頃にBSを見てたら、あがたと鈴木慶一とPANTAと早川義夫と山本耀司と真城めぐみらが、なにやらいっしょに演奏してる、なんだコレは~?
その頃の音楽的趣向は大アイドル時代真っ最中(笑)、ネットもなかったしそちら方面の情報も疎遠気味、だいたいTVに出ないアーティストの情報なんて雑誌くらいしかなかった。

かなり後になり”PIGGY 6 oh!oh!”というユニットで「DON’T LOOK BACK」というCDを出してたことを知りました、未だコレ聴いてません。

 



そんなんで話は飛び、この前10月のハーモニーホール座間でのジュリーのライブであがたの看板に遭遇、もらったフライヤーを見ると超豪華メンツにチケット代もA席なら3000円の激安
バックの大御所陣、駒沢裕城、白井良明、鈴木茂、鈴木博文、武川雅寛、矢野誠、矢部浩志の魅力に加え、なんだか急に1度見ておきたくなったワケです、その上あがたもすでに65歳と言うではないですか・・・




ただ、この日すでに用事があり、行けるにしても開演ギリギリか遅れるかは明らか

結局、予想通りの展開となり、駅に着いた時点で残り時間わずか5分
会場までダッシュしたとこでとても間に合いそうにないし、もう遅れてもいいやと缶コーヒー買ってあきらめ気味に歩く。
開演の6時に5分ほど遅れ到着すると、アレ?なんかまだ音出てないぞ・・・・
ホール入った瞬間照明がスーッと消えて、驚いたことにジャストで間に合った(笑)、奇跡的。


残念ながら、間に合うかわからんという理由と、ここでもまた虎が・・・アレの悪影響は隠せない、コンビニのロッピーでA席かS席かボタン押す時迷ったもんね(笑)
せっかく見るならケチらずS席で、いや虎が虎が虎関連グッズの山が、ズバリお金が・・・ここで少しでもケチっとかんと電車賃も加算だしヤバイだろと(笑)
結局、4500円のS席でなく、ケチッて3000円のA席を購入したのがアダとなり、2F席で音がかな~り悪かった。

たとえて言えばフロ場エコーがかかって、せっかくの名プレイヤー達の演奏も音がダンゴ状態のボケボケ、MCもヘタしたらよく聞き取れないというくらい残念な音、インストアイベントの音響の少し上くらい。
10年前に来たときも、こないだジュリーで来た時はそんな風には感じなかったから、1Fで見てたら絶対もっと違ってたのでしょう、価格なりということなのか~



曲は知ってる曲も多くて、初めて聴く近作も1度聴いたら忘れられないキャッチーな曲、或いは1度聴いたら忘れられないトラウマな曲達か?(笑)
「俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け」なんてネットで知ってギョッとした、「誰もがエリカを愛してる」とか、あがたって今こんなの歌ってるんだ( ̄▽ ̄)

 

三上寛の新作「ブログ ツィート フェイスブック」もジャケ共々キョーレツと思ってたら

 

あがたがこんな怪作連発してるとは、購入意欲そそられるジャケット・・・

ジュリーもヒューマンなのに飽きたら、久々にギラギラにイカレた奴をお願いします
老け込むのまだ早い

 

 

特にその「冬のサナトリウム」を生で聴けたのはうれしかった、しかも看護師さんが貸してくれた「冬のサナトリウム」~「サルビアの花」と続く、初めて聴いた時の「春一番コンサート72’」のライブ盤に入ってるヴァージョンそのままで。

日本語詞で歌われた「カーニバルの朝」も大好きな曲、色々な人がカバーしてますがデクスター・ゴードンの「ゲッティング・アラウンド」や、ジェリー・マリガンの「ナイト・ライツ」に収録のヴァージョンでなじみある曲でした、逆にこの曲って大元を聴いたことないんだけど。


「月曜日のK」での鈴木茂と白井良明のツインリードはかっこよかったなぁ、今回の白眉だったと思う。
武川雅寛のヴァイオリンの音色も凄い良くて、こんなにヴァイオリンとポップミュージックとの相性がいいと感じたことなかったくらい、今後意識的に武川雅寛参加作品を聴いてみたくなりましたね。

そもそも日本のポップスを作った張本人達が演奏してると言っても過言じゃない、悪かろうハズがない。
それがボケボケなサウンドで魅力も半減・・・、駒沢さんのペダルスチールなんかどれだか聞きわけられない状態なのは残念でした、70年代の日本のフォーク&ロックでペダルスチールが入ってれば、この人というくらいの名手なのに。

しかし・・・、裕也さんはフォーク・ブームをトラウマに近い程嫌悪していて、ブームを象徴する、かぐや姫の「神田川」や「結婚しようよ」が大キライ。
ところがこの「神田川」の、おなじみヴァイオリンによるイントロ部を弾いてるのが、この武川さんであって、大キライな「神田川」に関わってる人物が、「俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け」なんて自分の名の入ったヘンテコな曲で弾いてるなんて知ったら、怒り心頭なのではないか?(笑)

 


「赤色エレジー」や「僕は天使ぢゃないよ」や「大寒町」、このあたりはやっぱり毎回ライブで歌ってるのかな?

ジュリーでも常連客は「TOKIO」とか「勝手に」は耳タコだよ、レア曲歌ってよ~ってつい思っちゃうけど、やはり初めて見に来る人の目線で見れば”この人のこの1曲”を歌ってくれるのはうれしいものです。

アンコールラストの「大道芸人」で1Fは、総立ちになり盛り上がってるようでしたが、閑散とした2Fはクラッシックコンサートのように静か



終演後ジュリーの時は会場からなかなか外に出れなかったのが、アレ?って程サッと外に出れたとこを見ると入りはあまり良くなった感じで、チケット代ケチんなきゃそこそこ前で見れただろうに、バカなことしました・・・わずか1500円の差で

本来はライブハウスクラスで演奏してるアーティスト、どっちかと言うと特別版を最初に見てしまったのかも、そう遠くないうちに今度は小さいとこでリトライしたいとこです。

 

 

そこで、気になったのが公式サイトにあった日比谷公会堂での昨年のデビュー40周年記念コンサートDVD。
コレが今回のライブとほぼ同一メンバーとセットリスト、コレを今度購入してもの足りない部分を補完しようと。

そしたら1週間後くらいたって横浜に行った際、立ち寄った中古店で中古価格よりさらに割引きで、買えとばかりの定価の約半額の3200円くらい。
ただ、ドキュメンタリーDVD「女と男のいる舗道」も加えた初回限定映像スペシャル版2枚組で、両方で6時間くらいもある。

ジュリー史跡「横浜スタジアム」へ寄る
デジカメのファインダーも壊れちゃってどうにか撮ったブレブレの画像

 

 


定価だと6300円、う~んぶっちゃけだから高いんですよあのBOXは明らかに(笑)
しかも発掘物ですからねぇ新作じゃない、ドキュメンタリーの編集作業の方がよほど大変でしょう、「ウルトラQ」DVDみたいに「田コロ」をカラー着色したとかならともかく。


  

 


で、いま特に映像作品をじっくり見てる時間がなくて、買ってもこんなヴォリューミーな大作見るかなぁ~?と迷うこと10分、安いんだから買えよケチ(笑)
いやいや、普段なら即レジでした、普段ならねぇハハ・・・

結局、購入して正解、特にドキュメンタリーDVD「女と男のいる舗道」の方が良かった。

場面の中心も古くからなじみあるVIVIDSOUNDのスタジオで、VIVIDSOUND知り合いのミュージシャンが所属してたり(新作出るそうで)、外道や村八分の最初のCD化、ブラック・ミュージックにハマった頃にはジェイムス・カーにスペンサー・ウィギンズなど、究極のサザン・ソウルレーベル「GOLDWAX」世界初リイシューで元々は知られた老舗インディー・レーベル、個人的に思い入れがある。



昔、山下達郎が「いまのニホンのプロデュースったってタレントに毛の生えた程度のが・・・」とボヤいてて、この作品を見てたらアーティスト、アーティストって言葉が簡単に使われるご時世ですが、単なる惚れた腫れたのラブソングをただ自作自演してりゃあ、アーティストなんだろうか?と感じました。

自称アーティストさんとやらのなんと多いこと、それならアイドルの方がよほどマシ(笑)、私はそう思ってしまうのです。

 

それから今回のタイガースツアーに、こういうカメラが入らない(?)のは実にもったいない、「ドキュメンタリー頭脳警察」(5時間越えの大作)、「タカダワタル的」、「ドキュメンタリー灰野敬二」、「ザ・ゴールデン・カップス ワンモアタイム」、「友川カズキ 花々の過失」「三上寛KAN-寺山修司を愛した男」etc、ちょっと挙げてもこれだけ同世代アーティスト、しかもずっとずっとマイナーな人のドキュメント映画が近年続々と作られてるのに、あのタイガースが作られないまま終わってしまうのは本当に残念ですね、単なるライブ映像とはまた違う良さがあるんですが・・・、作れないのではなく作ろうとする人達がいないのかな?

 



 

鈴木さん「ツイン・リードがとってもいいよね、初めて僕も」

 

白井さん「ハラハラしましたね、今日は」

 

ご本人達も自画自賛でしたか、確かに素晴らしかったです!

 

 

こんな場面も・・・

武川さん「沢田研二なんか、歌詞カード見ないもんね」
あがた「そうでしょ?」

 

確かに見ないけども、たまに歌手から即興作詞家になる( ̄▽ ̄)

 

 




1・キューポラ・ノアールの街
2・るるもっぺべいぶるう
3・俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け
4・リオの男~カーニバルの朝
5・女と男のいる舗道
6・蒲田行進曲
7・永遠のマドンナK
8・星のふる郷
9・上海リル
10・はいからはくち
11・小さな喫茶店
12・月曜日のK
13・最后のダンス・ステップ
14・大寒町
15・冬のサナトリウム
16・サルビアの花
17・赤色エレジー
18・清怨夜曲
19・昭和港町三番地

アンコール
20・佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど
21・僕は天使ぢゃないよ

再アンコール
22・大道芸人


 

 


【11・15 渋谷クアトロ】バンバンバザール・デラックスwith仲井戸麗市&宍戸留美 

2013年11月27日 | 追っかけ

 

~ザ・タイガース2013~

武道館公演 開演まで あと





タイガースパンフが届きました、このビニールには要注意。

このビニールの封のノリ(白線円内)、よく中古屋でLP買うとコレに入ってて、取り出し時にいつの間に紙のジャケットにベッタリノリが張り付いて、ジャケットをバリッとやっちゃった経験多々アリ

ノリ部の粘着力を拭き取るなどして弱めるか、入れ替えるか出さないようにしましょう、忘れた頃にバリッは起こります。

 

パンフ掲載のジャズ喫茶などの演奏曲目表(古っ)は、おそらく大部分は音源が現存してる物から書き起こしたものと思います、デビュー前・67・8年物は残存の音源もそう多くなさそうで、69年以降増えるのはカセットテープの発売と関係してるのかも。

今年はテンプターズの解散ライブのテープも発掘されて、ファンの間で話題になってますね、聴いてみたいけどムリだろうなぁ


な~んてモタモタ書いてるうちDVD発送しましたって、届いても情報量多すぎて消化出来ない、限定じゃなきゃまだ買わなかったのにぃ

 


 

 

今回はジュリーとは無関係なんであしからず、次週の80年ジュリーのTV出演情報もないです、ファンとまだハワイ行ってます(笑)

ポール来日記念に「ビーナス・アンド・マース」のさわりだけ歌ったコレでも↓


 



さて、11月15日は渋谷クラブクアトロにて、バンバンバザールの新作「ラブレター」発売ライブを見に行きました。



と、言ってもバンバンバザールってどっかで名前聞いた程度で全然知らなくて、ゲストの宍戸留美(ルンルン)と仲井戸麗市(チャボ)がお目当て。



チャボはRCで有名だけど、宍戸留美はどうなんだろうか?

この前もゴールデンの番組に出演したり、声優界ではそこそこ知られる存在になったりと、メジャーとマイナーの谷間の微妙なポジション。
昔も今も、知ってる人は知ってる、知らない人は知らないそんなところか。


90年にアイドルデビュー、「地球の危機」やアルバム「ドレミファソラシドシシドルミ」など、一部の人には忘れられない名作郡を残すも商業的には失敗。
92年にはCBSソニーと契約終了、以後日本初の事務所に所属しないフリー・アイドルの道をひた進んだ異端のアイドル。

当時、アイドルに興味のなかった私にも、ある日の夕方TVで見かけた「地球の危機」は衝撃だった。
アイドル・ポップの歌詞の世界も多様化した現在、今の若者が聴いたとしてもどうだかわからないけど、少なくても90年代初頭のあの時代にはね。

そんな事は完全に忘れてた1995年初頭、とあるきっかけでその宍戸留美の存在が突如爆発。

簡単に言ってしまうと、聴く音楽も邦楽から洋楽へ向かいソウル、ブルース、ジャズまでたどり着いて大人気分の20代前半の私を、あざ笑うかのようにひっくり返した存在、それが宍戸留美とアイドルポップス。

↑95年、ブルース~アイドルへ対象がチェンジ

左上・94年6月 読みすぎてボロボロの創刊号 
右下・95年9月 買ってもスッカリ読まなくなったNO6号   




そして彼はこの雑誌を買わなくなった・・・( ̄▽ ̄)

1995年、時代は阪神淡路大震災にオウム事件、私も生まれた街を離れ現在の土地へ移った年、世紀末の緊張感に包まれてたあの頃。
同時に彼女にとっても95年は大きな転換点で、フリーになって初のアルバム「Set me free」をインディーズからリリース、後に声優で成功するキッカケとなる番組がスタートした年。

今でこそアイドルがインディーから出すなんて当たり前、半ばメジャーへの布石として形式化したかの如く。
当時はアイドルもインディーから出るまで落ちたか、或いはもうそうじゃなきゃCDも出せない絶滅危惧種的存在化、90年代中盤かなりリアルに歌うアイドルは滅び行く文化だったのです、高橋由美子が”20世紀最後のアイドル”と称されたのが当時のアイドルを取り巻く状況を語ってるでしょう

この「Set me free」はどういうワケか当時ニューヨーク・タイムズ紙の、「日本人アーティスト10人」に選ばれ、後に大ブレイクするリリー・フランキーの参加など、ある意味時代の先を行ってたのかもしれない。

 

95年、アイドルのCDジャケにキノコ雲をあしらった
アイドル=ロックを具現化してくれたもう1枚の作品、こちらもインディー作

 

 

 

そして私に宍戸留美の存在を再発見させた奴が、好きだったのが仲井戸麗市、チャボ。

RCよりその前の古井戸はよく聴いてて、チャボの相方の加奈崎さんは好きでライブも見に行ってたけど、それまで特別チャボの存在は特別意識したことはなく、こちらも簡単に言うとその影響で私も好きになりました、特に85年のソロ1stや97年「グレート・スピリッツ」に99年「MYR&R」と「大切な手紙」「今夜R&Bを・・・」「遠い叫び」幾つかの曲はよく聴いたもんです。

 

 

だから、バンバンバザールは知らないけど、このライブは見に行かねばならない

宍戸とチャボが同じステージに立つ、これはあの時代の妄想の実現か?

ハッキリ言ってこの共演は2度とありえないだろう・・・

 


渋谷クアトロへ9月に来た時は大入り、開場時間に入り開演まで1時間立ちっぱ、終演まで約4時間動けず立ったまま、正直なとこ後半は音楽を聴く集中力が続かなかった。
確かクアトロって過去にも座った記憶ない、今回もたちっぱで数時間?、平日で疲れてる中知らないバンド正直見てるのしんどいわ

そう考え、今回は真ん中くらいで見れればいいやって、あえて開演の20分前にズラし、さぁ立つぞと気合入れ入ると、アララ??若干ガラガラ気味

その上イスが並んでる~



余裕で2列目、さらにテキトーに座ったのにゲスト位置目の前、超ベストポジを確保\(^o^)/

肝心のバンバンバザールについて何も知らない、プロフィール見ると”吾妻光良に見出され・・・”とアリ、吾妻光良と言ったらブルース好きにはおなじみのギタリスト、サラリーマン兼のブルースマン。

この人の文章は大好きでよく読んだ(京都の公園でも読んだなぁ)、あぁそれならジャンプとかジャイブとかあの辺りのルーツ・ミュージックを日本的に解釈した感じだろうと、そしたらやっぱりその通りの音楽

ジャンプやジャイブは一時期ソレばかり聴いてたしキライじゃない、ピアノ、ウッドベース、アコーディオン、ギター、スチールギター、ドラムに加え、ツアー最終のデラックス版でテナー、アルト、トランペット、トロンボーンだったか?4管入りの豪華編成、普段中々生音を聴かない楽器の音が新鮮だった、こりゃあ本場の黒人ジャンプ・バンド見たら失神モンだろうな。



開始後すぐに最初のゲスト宍戸留美、ルンルンが登場してボーカルの人と2曲デュエット。
ルンルンも元アイドルったって・・・もう今月で40歳の大台、この世界では大御所。

あの頃はずいぶん年下年下と思ってたのに、この年になっちゃうと数歳の差もほとんど同じに感じる


休憩をはさみ2部には全編チャボが登場、こんな真近でチャボのプレイ見るのは初めて、近くで見てもやっぱり今もカッコイイ
ギターを弾く姿から表情から全てがカッコイイ、それから終りまで約1時間くらいボーッと63歳の男に見蕩れてしまった・・・(//∇//)
なんだか見てて涙出てきそう、もう憧れるというか夢心地、ツイッターでも同じ風につぶやいてる方がいた、決して大ゲサじゃない!

ソロで2曲披露、ポール・マッカートニーを66年ビートルズ武道館以来見に行くらしく、日本語で「All My Loving」とオリジナルの「BLUE MOON」、「アリーナ~、スタンド席~!」と頭の中はもう東京ドームか?、いつしか「ニホンノミナサン、オゲンキデスカ?イエスタディ~♪」、ポール自身になりきってる(笑)

続いて、バンバンバザールとソロ1st「THE仲井戸麗市BOOK」に入ってる名曲「ティーンエイジャー」、コレが今もあの日以来耳から離れない、あの作品は80年代サウンド苦手の私も認める、CDとアナログ2度買いした名盤中の名盤。

4月にPITINNで見た時はピンとこなかった、RCの名曲「いい事ばかりはありゃしない」もバンバンバザールとホーン入りの豪華編成では全然違う、やっぱり全盛期のRCと生活向上委員会のホーンを目の前でバーンと見た世代には、RCって特別なバンドなんだろうなぁ。

バンバンバザールも知らなかったけど、特に最後の「友よ」が凄くいい曲で気に入りました、今度収録の新作CD「ラブレター」購入したい所です。


が・・・、いま虎キャンペーン中(DVD、パンフ、関連書籍、チケ代)でキビシく他を切り詰めざるおえない状況、各所で歯軋りの日々、アレなきゃ買うんだけど・・・日々コレばかり痛感

さらにブルーレイ・レコーダーが壊れた、いくらかかるんだもうサイテー( ̄▽ ̄)


残念なのが、後日ブログに全員での集合写真があったぐらいで、ルンルンとチャボがいっしょに並ぶ場面がなかった事(笑)

帰っちゃったの?それとも客席で見てたとか?


なにより座って見れたのも集中して音楽が聴けて良かった、ライブの立って見るべきか?座って見るか?は音楽にもよるし難しい課題。

やっぱり混み混みのライブハウスだと開場~開演までも立ってなきゃならないのはキツイ、動けばせっかく前にいても場所取られるワケで、開演ギリに行けばせっかく若い整理番号でも真後ろ。

そこら辺、アイドル系ライブには2F席にファミリー席というエリアがあり、そこは立ち見禁止区域で、本来お子様用に設けたものが大人でも着席観覧OK、結構アイドル系は先を行ってるのです。
高齢化につきジュリーのコンサートでも、今後なんらかの区分けを考えてもいいんじゃないかな?



クアトロに入るとき外から℃-uteの新曲「愛ってもっと斬新」が流れてきて、今日の気分をさらに煽られた

年末の幕張でのイベント「COUNTDOWN JAPAN 13/14」では30日に℃-ute、31日にチャボ・バンド(ドラムはタイガース好きのあの人ね)が出るらしく、日にちは違えどもアイドルとロック系のアーティストが同じイベントに出るとは時代もちょっとは変わりつつあるのかと感じます。


もう少し長生きしてれば、アイドルのリスナーの質も今は上がって来て、ファン側にもアイドルしか聴かないという奴が減ったというか、アイドル=アーティストの格下扱いが打破される時代がくるか?
はたまたアイドル=ヲタクのモン、これは越えられない永遠の壁か(笑)


ホンモノとニセモノが世の中にあるとしたら、アイドルの中にもホンモノがいる。

1995年から20年が経とうとしてる現在、宍戸留美は売れもしないのにまだ事務所にも所属しないで歌ってる、やっぱりコイツはタダモンじゃなかった。



1・不明曲
2・不明曲
3・ハーモニー(with宍戸留美)
4・こんな気持ち(with宍戸留美)
5・アーリーバード
6・やどかり
7・不明曲 
8・回れトロイカ
9・不明曲
10走れ!ハイエース
11・不明曲
12・ラブレターが聞いて呆れるぜ(以下 全てwith仲井戸麗市)
13・赤いギター
14・All My Loving(仲井戸麗市ソロ)
15・BLUE MOON(仲井戸麗市ソロ&ウッドベース)
16・ティーンエイジャー
17・不明曲
18・不明曲
19・不明曲

アンコール
20・いい事ばかりはありゃしない
21・友よ

 

 


●10・20ハーモニーホール座間 と 10・21原宿クロコダイル~Tさんを追いかけて??

2013年11月02日 | 追っかけ

 

 

書いてたら長くなってわけわからんので・・・、今回からライブレポ(??)関連はTV出演と別投稿にしたいと思います。

まぁ、元々ライブは好きで月1くらいは最低でも見てたのが、ここ5年くらいは特定のミュージシャンをチラホラ行く程度で年数回に激減、歳かなぁ~なんて思ってたら今年は突然逆転、ブログついでに書ける物は形にしておこうと勝手に思いました

私の好きなミュージシャンはジュリーと同世代が多く、ジュリーとの接点も結構あるしね・・・

この10年くらいがあの世代のミュージシャンを見れる最後かもしれないし、見てるこちらも年齢が上昇中、ライブはやる側も見る側も体が勝負、見れるうちに長年見てない人や、見逃してた人のライブを多く見ておきたいものです。

 

 

 

という訳でジュリーのブログと言いながら他ばかり見に行っといて、ジュリーの今ツアー10月20日のハーモニーホール座間でようやっと見てきました。

基本1ツアー1回見れば満足なタイプでして(大幅に曲目変更あれば別)、ぶっちゃけ暑くてもう・・・、関東圏はたくさんやるしジュリーは秋頃でいいやって(笑)

席も後ろでも前でも特にこだわりもなく、その空間にいるのがまず大事と思ってます、見れればどこでもいいですハイ



 

 



当日はあいにくの雨模様
駅に着くと早くもジュリーファンらしき客層の方々がやたらと目についた

 

 

 

会場まではかなりの距離、普段から階段を使うタイプの私は最初から乗り物を使う気なし
ジュリーファンのみなさんと歩きます

 

 

 


愛の軍団です

 

 

 

愛の軍団??
ジュリー前日の19日ハーモニーホール座間、ここでは何が行われてたかと言うと・・・

 

 

 



モー娘。「愛の軍団/わがまま気ままに愛のジョーク」、CD購入者対象シリアルイベント
1日3回まわし(笑)(笑)(笑)

 

 



グッと年齢層の違う人々が此処に集ったのでしょう
あ、マジ行ってないです応募もしてませんから、秋ツアー行くけど(笑)

 

 


サザンシアターでは3月のジュリーに対し5月に同じ会場でモー娘。舞台「ごがくゆう」
12・3タイガース武道館に対し11・28モー娘。武道館、やたらぶつけて来る

 

 

 

全曲阿久悠作詞のカバー・アルバム
「COVER YOU」だってある、監修はヒロシ五木さん




いずれまた
「99年モー娘。大ブレイクを予言した福田一郎先生とザ・タイガース花の首飾り」の話でも
この話誰も知りません

 

 

 


座間と言ったら
真野恵里菜、まのちゃん

 

 

 


ここ座間は彼女の地元、まのちゃんの専属作詞家は
「ストリッパー」「6番目」「ラブレター」「おまパラ」他でおなじみ、三浦徳子さんでした
今もいい仕事してます、「渚でシャララ」もありましたね

 

 

 


ここら辺は自転車で何度も来てるから土地勘アリ
と、言っても片道3時間、近所じゃあない

 

 

 

最近もらったTRFダンササイズDVD、コレの効き目かここんとこ体が軽く動きが早い
TRFのみなさんご指導の下、普段使わない筋肉使いまくり

 

 

 

 

運動不足の奥様にはお薦め
階下にはご注意、静かにやらんとドスドスきます、夜しか出来ない方は特に

 

 

 



おかげで会場サイトにある目安
徒歩15分を約10分で踏破

 

 

 


実はこの会場ちょっとばかり思い入れがある
ここで10年前の某コンサート、飛んできたヒラヒラは今も部屋にそのままに

 

 



会場前の公園、あまりに近い記憶でアレ以来とは思えん
歳のせいかタイム感覚がおかしい・・・

 

 


 


会場正面の珍しいクッキーの自販機
コレ知ってる、結構美味くて帰り買うの忘れたこの地域の名物?

 

 

 

この会場はやや横長で、後方席でもかなりよく見える
周りのノリはもう1つなんとなく手をあげにくい雰囲気

 

 

 



でも「勝手に」が始まったら壁塗りしないのも・・・
と、やったら周りもなんだかノッてきたぞ~

 

 

 


ここでもTRF効果が

 

 

 


普段からSAMさん達とやってるんで
妙に腕が軽やかでナチュラルに

 

 

 


ダーとか

 

 



DVD出したら大ヒットしたりして
「沢田研二ヒットメドレー 振りマネ本人指導エクササイズ 上半身集中プログラム」
注・ウエストには効果がありません。

 

 

 

ハイ、みんなで「ダーリング」走り

 

 

 

最後に、「いくつかの場面」でギューッと引き締めて欲しい・・・なんて                                                                               

 



ジュリーが嫌がってるという「TOKIO」♪の手拍子、今更止められそうに無い勢い
90年代初頭からチラホラ、CoCoLo時代のアレンジが手拍子入れ易かったのが原因では?

 

 


チラシには裕也さんがトラウマ気味に毛嫌いしてるフォークブームのこうせつおいちゃん
裕也「何~が石鹸がカタコト鳴っただ

 

 



美輪さんもここでやるのか

 

 

 

五郎ちゃん「沢田さん、お元気ですか?、今日はヒデキ、アイツのことネタにしてくれましたね
♪あれから何年たったのか~似顔絵書きのジュリーもバイトをやめて~♪、あの曲懐かしいですね、
沢田さんとはレコード会社も同じでしたっけ、昔レコードに入れさせてもらいましたよ」

 

 

 


研ちゃん「今日も出てましたよ夢コンサート、今まで1番いいとこ写真載ってたのに、ヒデキが出てきたら後ろになっちゃって・・・なんでやねんて普通思うでしょ、業界ではそうなんですよ」

 

 




コレも久々出ました


 




タイガース「Xmas」昨日は200枚売れたって
別ジャケ7種&カップリグ曲7種別、握手&全種購入特典チェキ会でも数回やればオリコンTOP10入り今でも行けそう

 

 

 

 

誰も聞いてないのに、自ら体型のお話ばかり
そろそろ共演者にも悪影響が?

 

 

 


最後の曲のギターソロ中
ジュリーがずーっと見上げてた会場天井

 

 

 

ジュリーと同世代のミュージシャンのライブはたくさん見てるけど
最近、年齢のせいかみなさん必ず2部構成、休憩ありが増えた

 

 

 


でも、今ツアーはまったく休み所なし
なんだかんだでホント元気な65歳と感じます

 




 



そうそう、会場に来てまずビックリしたのが

 

 

 


 


あがた森魚の立て看板
しかもかなりドデカイ

 

 


ひょっとして、先月ここに来てたら「沢田研二 pray」の大看板があったのかもしれない
今時ジュリーの看板なんて見ないから、これは見たかったなぁ

 

 

 

ストリートビューや画像検索で見ると、アニソンの水木アニキやダ・カーポの看板が出てる
やっぱりジュリー看板出てたかも

 

 

 

あと裏には市原悦子「家政婦は見た」、「家政婦のミタ」松嶋さんも座間の人
よーく見ると、GS時代から体形維持してるあのミッキー吉野がここにまで(笑)

 

 

 


ミッキー、全然変わりません
肌もツヤツヤ実に若々しい笑顔、帽子多用を見ると髪型が心配

 

 

 

 

 


帰りもまだ雨、4時開演と早く帰宅してもまだ8時前

 

 



ライブ帰りにしてはやたら早く行く時しんどかったけど、帰宅後も時間の経過が妙にゆったりしたいい時間を過ごせました

 

 


ありがとうジュリー






ここでおしまいにしたい所が、MCでやたらネタにされてた有名Tシャツデザイナー氏(誰?)のお話をついでに・・・




翌日21日、打って変わって原宿クロコダイルへ行きました、なんとこの店を訪れるのは実に22年ぶり。


菊池琢己という頭脳警察のPANTAが長年信頼を寄せるギタリスト、ジュリーにとってのカズさんのような存在。

今回はそのタクミさんがメインのライブで、「WELCOM」という80年代前半にやってたアイドルバンド的グループが、オープニングで30年ぶりの再結成が実現、私的にコレがメイン、WELCOMってCD化もしてなくて音聴いたこともないんだけど。



まぁ、カズさんの「ジュリエット」の再編ライブイベントに、ジュリーも来て数曲歌う感じと言えばわかりやすいかもしれない。

 


クロコダイルは76年開店の有名老舗ライブハウス、オーナーはナベプロでブルージーンズのマネージャーをしていた故・村上元一、初代店長は安岡力也と裕也派直系のコワモテな店といったイメージ。


ライブハウスへ怖る怖る通い出した十代後半、1度だけここで布谷文夫というシンガーを見にここへ来ました、この方も近年亡くなられています。

ラ イブハウスというよりバー&レストランに近く、やっと慣れて来たライブハウスがいつもの感じと客層も雰囲気も違う・・・ビビッてた私はあろう事にビール瓶 をコップにつぐ際、先っぽの細い方を握ってブルってそそいでしまい、それを近くの女性をはべらせた会社のおえらいさんみたいな人達に見られ、クスクスと笑われたので~す(笑)

あの店の大人な雰囲気に十代後半の私、布谷文夫なんてシブイもん見に来てすごく場違いで目立ったのでしょう、それ以来あそこってちょっとトラウマに、時に見たいのもあったけどなんとなくあの店を避けて気がつくと22年も過ぎてた。

 



中へ入ると当時と何もかも変わらない、「お1人様ですか?どうぞこちらへ」って・・・そこいらの小汚いライブハウスにはあまりないこの感じ。
会計も全て後払い、サービス料に数%乗せでしたね、22年前来たんでいちおう知ってます知ってます

後で知ったけど、この「どうぞこちらへ」と言われた方が、現店長で元ドラマーの西哲也さんでした。

この前、野音で見たTHEMは元々は西さんがドラムで(野音は別の人)、桑名のファニー・カンパニーやりりィのバイ・バイ・セッション・バンドでは吉田健とも、私的にはRCの「シングル・マン」でのプレイが印象深い名ドラマーです、トイレの場所まで知らずに聞いてしまってた

座った場所はビリヤード台、これも上に何かかぶせてるのか帰ってからビリヤード台と知った、そんなモンがあること自体フツーのライブハウスと違う・・・、あれからホンマにそんなに経ったのか~??と店内をキョロキョロ、十代後半にタイムスリップ。



結局、目的のWELCOMは前座扱いなんで2曲だけ、それでもオリジナルメンバーでの貴重な再結成、今度中古屋でめっけたら真っ先に買います。

キーボードの野口久和さん、以前無料のジャズイベントで見たことがあってちょっと知ってました、元WELCOMだったとこれも見た後から知ってビックリ、野口久光というジャズの世界では大先生のご子息さん。

この方はGS関係のイベントのバッキングの仕事も多く、前日同じこの場所でポール岡田の「1969スペシャル・バンド」でプレイ、2日続けてのクロコダイル登場。
そして、前日ジュリーのMCで散々ネタにされたあのあの、有名TシャツデザイナーTさん、昨日ジュリーがMCでしゃべってるちょうどその頃、ポール岡田のライブに友情出演、TシャツデザイナーTさんここに居たのか~(笑)(笑)(笑)

有名デザイナー?T氏

 

 

PANTAさんデザイナー氏を賞賛(08’インタビュー)

こんな話も、NHKってたぶん大昔のこと

 



タクミさんは、酒井ミキオ、くそ投げチンパン、PANTAと全然音楽的接点のない3組のバッキング、そのたびに衣装を変えキャラも変え、PANTAのバックでしか見たことなかったんで知られざる一面を見ました。

PANTA はファンには耳タコ気味の4曲、とりあえず元気そうでなにより、くそ投げチンパンというバンドは歌詞がスゴイ・・・、酒井ミキオさんという方は見た目すご く若く、20周年というからまさか同世代?帰って調べたらほぼ同じ、J-POP魂をとかJ-poperとか書いててそんな感じの音楽で納得、ライター&ア レンジャーの仕事もメジャーなスゴイ人。



最後にSAYBOW&THE R+X+S、コレは80年代初頭にデビューした「TENSAW」のヴォーカル+タクミさん達、TENSAWは昔CD復刻された時シリーズをカタログ買いし てたから2枚持ってた、ただあまりどんなだったか聴いた記憶がなく売ってしまった・・・、なので実質ほとんど情報ナシで見ました。

ボーカルのセイボーも50は越えてるでしょうが、痩身で引き締まった肉体、いかにもロックバンドのボーカリストらしい佇まいと身のこなしで見ててカッコいい、やっぱりロックバンドのボーカルはこうでなきゃ(←誰に言ってる?)、いや~ホントに感じましたね。
途中、帽子がいつの間にジャイアンツのに変わってる、「ROCK黄WIND」聴かされた翌日はこっちかいな(笑)、みんなプロ野球好きで困ちゃったなぁもうハハ

数年前、ここでTENSAW再編ライブやった時のゲストが石間&篠原のCoCoLoコンビにムッシュと言うから、それだけでホンモノ志向のバンドだったのがわかります、Charの「江戸屋レコード」からもCD出してたみたいだし。

TENSAWは横須賀のバンドだから、当然カズさんも知ってるかもしれない。

 

あとトイレ、どこですか?ってさっきの店員に西さんと知らずに聞いたら、「ステージの上の奥です」、エエッ
バンドのセッティング中、ステージ上がっちゃっていいのって感じで上がると確かに年季の入った簡易トイレが2つある、こんなおしゃれな店なのにここだけなぜこう来る?、こんな店は初めて。

ライブハウスでも、客がステージに上がるってちょっとないからドキドキ、すぐ横はボロイ楽屋丸見え、普段キレイなとこしか見てないけど舞台裏はどこもそんなもんでしょう
このトイレだって10月だけで竹田和夫に寺内タケシ大先生、凄いミュージシャン達が用をたしたんだろうなぁ、楽屋のとなりにあるんだから。

あの、話題のTシャツデザイナーTさんも昨日来てるしね、絶対コレどっちか入ったでしょ??(笑)

Tさんのぬくもり冷めやらぬトイレ入ったかも

 

 

なんてアホな事考えてトイレ出ると、PANTAの松葉杖の公式カメラマン、シギーさんをトイレ待ちさせてしまって申し訳ない。

最後のセッションには遊びに来てた元チャクラの小川美潮さんも登場、チャクラは名前だけは知ってます、チャクラがデビューしたのが80年7月、みごとにこのブログの時期とリンク。


出る時、お会計の列待ちしてたら今日の主役、わざわざタクミさんが来て全員とガッチリ握手してくれました、ライブハウスは入って出るまで全てが音楽。

普段はバッキングに徹するギタリスト・タクミさん主役のライブ、ムリして来て良かったですお疲れ様でした





82年「レッツゴーヤング」より、最近聴いてるレコードは?

あ、タイガースのライブ(この人今もTGス好き



そして、「WELCOM」の4人

最近はサイモン&ガーファンクルとか(真ん中タクミさん)



芸歴が長い人程、ジュリーとのスレ違いはどこかしらであっても




やっぱり一般ファンとはまるで繋がらない・・・、遥か遠い存在