伊勢佐木町の「不二家 横浜センター店」が老朽化による建て替えのため、8月20日に一時閉店するとのこと。
現店舗を見納めようと思い、早速お店に行ってみました。
土曜日の11時30分過ぎに行ったら、すでに大行列!!
噂を聞きつけてきたのか、はたまた伊勢佐木の立地上なのか、往年のファン(中高年~シニア層)が多い。
左:1937年(昭和12年)頃の不二家 伊勢佐木町店 右:現在の不二家横浜センター店
不二家は1910(明治43)年に元町で創業。今は本社が都内にあるため意外と知らない人もいるかもしれませんが、実は横浜発祥です。
22(大正11)年に2号店として伊勢佐木町に開店するものの、関東大震災で店舗を焼失。37年2月に、現在の場所で再建しました。
なので、この建物で86年!!それは老朽化が心配ですね。9月からは仮店舗で営業しますが、軽食程度で食事メニューなどは出さないみたいです。
店内には一時閉店記念?のフォトスポットや
来店者からのメッセージコーナーも。
みなさんそれぞれの不二家での思い出やお礼の気持ちをつづっていました。
今だけ「お客様感謝セットメニュー」(特別価格2,280円)。不二家といえばコレ!という不動の人気メニューであるハンバーグステーキとエビフライ、イタリアンショートケーキ、ドリンクバーが付いています。
ハングリータイガーのハンバーグがソウルフードというハマっ子も多いですが、私は不二家なんです。
ケーキは生クリームがちょっと甘すぎました。
入り口横にあるペコルーム
タイミングよく待ち合わせていた妹と一緒に入り、2人で子ども時代を懐かしく思い出しました。
毎年子どもの誕生日には磯子駅の少し先にある不二家でお誕生会をやったよね~とか、
そこまで岡村からチャリで20分位かけて行ってたよね~とか。
今でこそレストランで記念日日サービスとか、サプライズとか当たり前のようにありますが、
当時は花火のついたサービスのスイーツ(確か)とぺこちゃんの陶器のケーキと共に、家族写真を撮ってくれたり、
館内放送でアナウンス&ハッピーバースデーの曲を流して、見ず知らずの人からも拍手をもらえるとういうのは、なかなか特別な体験でした。
今回思いがけず誕生日のお祝い場面にも遭遇でき、とても幸せな気分に