小学校のお話ボランティアの会で、平田先生をお招きしての講習会先月、今月と2回行ってきました。
この会は絵本の翻訳家のご父兄のつてであり、なかなかお会いできない先生、
この本の著者でもあります。
一昨年前には、やはりこの本を書いた湯沢先生に「素話」の手ほどきを受けました。
その年齢に、そのときぴったりのタイミングでその年齢の本を
というのは、本当に教育すべてに通じることです。
たとえば、私もピアノの課題を渡すときに、タイミングや時期を間違えないよう、一番注意します。
どんなに素晴らしい曲でも、時期を間違えると、だいなしになりますしからね!
それから、素話(お話を覚えて聞かせる)の魅力についても、たくさん教えていただきました。
私が覚えたお話は、1年間で5つ。
どれも子ども達の前で披露しましたが、話してるうちに、子ども達の表情がくるくると
変わるのは本当におもしろい!
ぐーっと引き込まれて、子ども達の頭の中でお話が映像になっているようすが手に取るようにわかります。
中でも、日本の昔話は、集中して聞いてるな、というのが印象的でした。
大人はあんまりおもしさを感じないらしいですが(笑)‥。
(私が覚えたのは「食わずにょうぼう」でした。)
語り部でもある先生の優しい、力強い講演も魅力でしたが、本をじっくり読んで参考になることがいっぱい!!
一番大切、と思ったことは
「大人からみてよい絵本ではなく、子どもにとってよい絵本を探すことが大事。
子ども時代は短いのです。大好きなお母さん、お父さんから読んでもらった幸せを
生涯子どもは忘れないでしょう。」との一文。
私は、仕事柄たくさんの親子と会うので、
ぜひ皆さんに絵本の魅力をお伝えしていきたい!と思います。
この本はすでに絶版になってしまってるのですが、
また新しいものを作っているとのことでした。
夏の間は、ちょっとお教室に置いておきますので、ご覧になってくださいね。
ちなみに、せっかくだからサインしてもらいなさいよ、とか言われて
表紙の裏にサインをしてもらいましたが、さかさまにサインされてました(笑)。
(もぉー先生ったら~!)