「音みる(音のみるふぃ~ゆ)」ブログ...♪

100名を超える音楽教室「音のみるふぃ~ゆ」のレッスンノート。また3人娘の子育て日記。

おめでとう!

2007年06月26日 | ある日のレッスン風景
10年通い続けてくれたMiMiさんが、この夏お教室を卒業することになりました。さみしい‥気持ち半分、大きくなったんだなぁと感慨深く思う気持ち半分、その他いろいろなことを思います。。

6歳だったMiMiさんが、ほんとにほんと、初めてピアノを触るところからのおつきあいで、ある意味、自分のお教室でのピアノの生徒さん第1期生、となります。
途中から、入会いただく方が多い中で、苗木でいえばまさに種を植えるところから育てた‥といっても過言ではないでしょう。。

音楽とじっくり向き合う、お友達が先に進んでいてもマイペースで、という気持ちで、いつも私は皆さんのレッスンに取り組んでいますが、MiMiさんはそういう私の思いを忠実に汲み取ってくれて本当にここまでよくぞついてきてくれた!という感じです。

曲もロマン派まで自在に弾けるようになりました。
お気に入りはショパン、ベートーベンよりモーツァルトが向いているみたい、
でも、実はバッハが得意‥など、いろんなことがわかったここ数年。
お教室の発表会にはなかなか出演できなかったけれど、事あるごとに、学校でその腕を披露できました。
そして、聴音はびっくりするくらい聴きとれるようになってしまい、部活の中でもできるほうなんだそうです。。

何よりも、MiMiさんは、いつもモチベーションが下がらなかった。。おけいこをするからには、きちんと自分で練習しなくてはという、気持ちがこちらに伝わってきました。(それが、結局は最後1年、MiMiさんを苦しめることになってしまいましたが‥。)

高2が終るまでがんばる、とお母さんと決めたといっていましたが、やはりここ数ヶ月の受験勉強と部活と学校との両立の日々はとてもハードな毎日で、見ている私もはらはらしました。

私としては、MiMiさんは、私がいなくてももう大丈夫、きっとおばあちゃんになったって弾けるはず、と思っています。弾きたい曲がまだまだたくさんあるようだし。
そして、私はMiMiさんのおうちに茶色いすてきなピアノが届いたとき、このピアノが絶対無駄になりませんように!ずっと弾いてもらえる存在でありますように‥と
最初の頃思っていたので、先生としての役目を終えるというのは、肩の荷が下りたかな‥とも思います。

MiMiちゃん、卒業おめでとう。いつも小さい手ながらがんばって弾いていたね!
これからも、音楽があなたを支えてくれますように。

さて、私は次に続く生徒さんをどんどん育てるべくがんばっていこうと思います。。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする