昔、ミクシィにせっせと落語鑑賞記を書いていたことがありました。
ミクシィの日記だと、ジャンルごとにまとめられないこともあり、こちらに転記してみます。
古いものもあるので、ここに書かれていることは、現在の印象とは違っているかもしれませんが、まあ、そこはお許しを願って・・・。
港区・芝で定期的に催される落語会に行ってきました。
「ビクター落語会 ~蓄音機の犬~」
昼と夜の部があり、それぞれ違う演者が出演します。
本日は昼の部を観に行きました。
以下はプログラムと私のつたない感想を・・・。
①柳家ごん坊 開口一番「寿限無」
権太楼師匠のお弟子さんでしょう。子どもからおじいちゃんまで、もはや誰でも知っている「寿限無」をあえて演じておられました。
元気でよろしい。途中で間違えて、それを笑ってお客さんに素直に伝えるところもなんかよろしい。
②春風亭栄助 「花色木綿」
初めて見る噺家さんでした。まくらは手慣れていておもしろかったのですが、噺に移ってからやや中だるみしたように感じました。
端折る部分が多かったせいでしょうか。どうも展開が早すぎて、せっかくの笑える噺がちと散漫になりました。
③橘家文左衛門 「青菜」
番組表では柳家権太楼師匠の出番でしたが、文左衛門師匠が登場。
「権太楼師匠がまだいらしておりません・・・」
こういうハプニングがあるところも落語は楽しいですね。
まくらでは、とある料理屋さんに連れて行かれて、白魚の踊り食いを初体験したというお話を。
口に何とか入れて飲み込もうとしたら、むせてしまって1匹が鼻の中へ入って大騒ぎ・・・。
で、間髪をいれず「青菜」へと突入。その唐突さが面白いこと。
「青菜」も植木屋の軽さ具合がとても上手く演じられていて最後まで楽しめました。
④柳家権太楼 「お楽しみ」
「皿屋敷」でした。
遅れたことには一切触れず。相変わらずの権太楼ワールドです。
まくらで酒の小話をしておきながら、皿屋敷を。
「まくらで酒の話をしたから酒の噺でも演るんだろうな、なんて思っているんでしょうが演りません!(爆笑)」
で、さらりと「皿屋敷」を。
この日の夜の部は、権太楼師匠が「子別れ」を通しで演られるのでありました。
⑤古今亭菊之丞 「愛宕山」
本日の私のお目当てはこの方。
だいぶ前ですが、師匠の「干物箱」を朝日名人会で見たことがあります。以来、気になる噺家さんでありました。
タイプ的には小朝師匠を思わせます。芸に艶があります。
演じるのが難しい噺なのですが、師匠の得意ネタだけあって、登場人物がきちんと演じられています。
ただ、総じてお客さんの反応がいま一つでした。私は結構笑ったんですけどね・・・。
中入りで次回のチケットを売っていたので買い求めました。来月は柳家三三師匠、翌々月は林家正蔵師匠が出演します。こちらも楽しみですね。
ミクシィの日記だと、ジャンルごとにまとめられないこともあり、こちらに転記してみます。
古いものもあるので、ここに書かれていることは、現在の印象とは違っているかもしれませんが、まあ、そこはお許しを願って・・・。
港区・芝で定期的に催される落語会に行ってきました。
「ビクター落語会 ~蓄音機の犬~」
昼と夜の部があり、それぞれ違う演者が出演します。
本日は昼の部を観に行きました。
以下はプログラムと私のつたない感想を・・・。
①柳家ごん坊 開口一番「寿限無」
権太楼師匠のお弟子さんでしょう。子どもからおじいちゃんまで、もはや誰でも知っている「寿限無」をあえて演じておられました。
元気でよろしい。途中で間違えて、それを笑ってお客さんに素直に伝えるところもなんかよろしい。
②春風亭栄助 「花色木綿」
初めて見る噺家さんでした。まくらは手慣れていておもしろかったのですが、噺に移ってからやや中だるみしたように感じました。
端折る部分が多かったせいでしょうか。どうも展開が早すぎて、せっかくの笑える噺がちと散漫になりました。
③橘家文左衛門 「青菜」
番組表では柳家権太楼師匠の出番でしたが、文左衛門師匠が登場。
「権太楼師匠がまだいらしておりません・・・」
こういうハプニングがあるところも落語は楽しいですね。
まくらでは、とある料理屋さんに連れて行かれて、白魚の踊り食いを初体験したというお話を。
口に何とか入れて飲み込もうとしたら、むせてしまって1匹が鼻の中へ入って大騒ぎ・・・。
で、間髪をいれず「青菜」へと突入。その唐突さが面白いこと。
「青菜」も植木屋の軽さ具合がとても上手く演じられていて最後まで楽しめました。
④柳家権太楼 「お楽しみ」
「皿屋敷」でした。
遅れたことには一切触れず。相変わらずの権太楼ワールドです。
まくらで酒の小話をしておきながら、皿屋敷を。
「まくらで酒の話をしたから酒の噺でも演るんだろうな、なんて思っているんでしょうが演りません!(爆笑)」
で、さらりと「皿屋敷」を。
この日の夜の部は、権太楼師匠が「子別れ」を通しで演られるのでありました。
⑤古今亭菊之丞 「愛宕山」
本日の私のお目当てはこの方。
だいぶ前ですが、師匠の「干物箱」を朝日名人会で見たことがあります。以来、気になる噺家さんでありました。
タイプ的には小朝師匠を思わせます。芸に艶があります。
演じるのが難しい噺なのですが、師匠の得意ネタだけあって、登場人物がきちんと演じられています。
ただ、総じてお客さんの反応がいま一つでした。私は結構笑ったんですけどね・・・。
中入りで次回のチケットを売っていたので買い求めました。来月は柳家三三師匠、翌々月は林家正蔵師匠が出演します。こちらも楽しみですね。