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日常の視点

なんでも粉砕マニア [だしの素]編

2007年01月10日 | kitchen
昨年から手当たり次第になんでも粉砕しまくっているわたくしですが、
粉砕してよかった!!と毎日つくづく思うものに、

かつお節と炒り子(イリコ)と昆布があります。

そうです。
日本人なら誰でも多分馴染みの深い、3大ダシの素です。

ダシをとるのがいちいち面倒くさいな~と思うと
インスタントだしの素([ほんだし]とか)を使う方も多いと思うのですが、
やっぱり、インスタントだしの味噌汁と、ちゃんとダシをとった味噌汁の味は雲泥の差があるように思います。

(味は、インスタントだしの方が濃いようなのと旨み成分が添加されているようなのでこちらをおいしいと感じられる方も多いかとも思いますが、違いは香りなのかな~?)

でも、やっぱり時間の無い時にダシを一回一回とるとか、
もしくはまとめてとった分を冷凍保存するとか(冷凍庫のスペースも限られていますものね)そういう手間は、働く女性にとっては本当に大変なことのように思います。

でも、できればインスタントだしではいやだな~と密かに思っていたりする自分もしっかり感じます。

そんなわけで、和食から遠ざかるくらいだったら・・・!
ということで、かつお節も、いりこも、昆布もみんなそれぞれミルにかけて
粉砕してしまいました。


粉砕かつおだし


粉砕いりこだし


そんで自己流すぎるのもどうかと思ったので、その手の本を図書館から借りてきて研究!

それからというもの、毎日のように、インスタントだしのような使い方で
粉砕だしを使っていますが、圧倒的にフレッシュなおいしさが楽しめて
毎朝作るお味噌汁が本気で美味しくて朝っぱらから幸せを満喫です。

インスタントと違って粉末が完全には溶けないので、気になるときは
だしパックに入れて使えば、お吸い物にもいけます。

粉砕することによって、かさばるかつお節や昆布、イリコも量(かさ)が減り、管理しやすいのもいいところ。

スプーン1杯くらいの粉でも充分旨みが凝縮されているので、使う量も少なくて済んで経済的のような気もします。

なによりの効果は、簡単に手早く、おいしくて本格的な風味の和食が楽しめるところです。

自分で作るなんでもない料理が(だしのおかげで)真剣においしく感じると本当に幸せなんですよ。

私の勝手な持論なのですが、女性に限っていえば、
毎日幸せな気分をどうにかして味わわないと、潤いがだんだんなくなってくると思っています。

幸せな気分って、
同じことが起こっても幸せと思う人となんとも思わない人がいるように、どんな時にも[機会]は平等に与えられているように思います。

考え方次第で幸せ気分を味わえるのであれば、そこのところを工夫していくのが豊かな生き方のような気もしています。

たったダシを粉砕することで得られる満足感で幸せになっている自分の底が浅いのか?そういうのは自分の考えや価値観の問題ですものね。

私は、幸せ気分を感じられる引き出しをたくさん持ちたいな~。