I was born to meet JOY

勝手気侭な随想録

 おかしな出来事・食べること・人のこと・時々ART

はるちゃん

2013-03-09 09:22:16 | FRIENDS

 

今年で契約5年目を迎えるクライアントに

高校時代の同級生がいる。

その名も「はるちゃん」

日本を代表するスーパーの婦人靴バイヤーをしている。

 

私たちが卒業したのは、神奈川県立大和高校

 

良くこの校門を抜け出して、授業をさぼっていたな

 

はるちゃんは、高校時代、バレー部のスポーツマンで

加瀬亮似のハンサムな好青年だったと記憶している。

ある日、私の名前を人づてに聞いたはるちゃんが、

「もしかして、○○ちゃん?」

と声をかけてきてくれた。

 

そこには、見たことも会ったこともない大きなおっさんがいた。

唖然として、30秒ほどおっさんを見ていると、広めのおでこに揃えた前髪と、

大きな鼻に昔の面影を絞り出し、はるちゃんを思い出すことができた

 

人って、こんなに変われるものなんだ

年をとったというよりは、

” 変身(変態)をとげた生き物 "といったイメージだ

もしくは、着ぐるみを着ているような。。

もしくは、限りなく人に近い猿人類というか

 

そんなはるちゃんと、何人かで食事をした。

はるちゃんは、食いっぷりも、飲みっぷりも良く

昔より1.5倍~1.8倍くらい上部にそりあがったおでこから

顔全体に滝のような汗をかく(怪物か)

 

一緒に来てくれた後輩のバイヤーさんが、はるちゃんの話をしてくれた

はるちゃんは昔、優秀なカリスマバイヤーとして、

後輩や取引先から崇拝されていたとともに、

仕事への情熱や厳しさが恐ろしくて

話もできない存在だったそうだ。

私はそれを聞いてちょっぴり嬉しかった

 

はるちゃんが、私の歌を聞きたいと言い出し、

2軒目はカラオケへ

そうだ、はるちゃんは、高校時代の私の歌声を聞いたことがあるのだ(恥)

 

早速歌うはブロンディの「Call Me」

はるちゃんの応援の声で自分の歌声が聞こえない

はるちゃんのモアイ像状態の大きな顔と頭で

TVモニターの歌詞が見えない

 

相変わらず滝のように汗を流しながら、一生懸命歌うはるちゃんの

モアイ像姿を見ていたら、

はるちゃんが30年間、何に対しても一生懸命、

全力で生きてきた年月が伝わってきて

なんだかうるうるしてしまった。

 

外見は大変なことになっちゃったけど、

心や魂は、あの頃とちっとも変わっていないはるちゃん!

再会に乾杯

 

 

 


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