渋谷西武モビータ館が、NYやL.Aで人気のセレクト、「opening ceremony tokyo」として生まれ変わった。
とりあえず、顔だしてきた。
さすが、ジンガイの発想はユニーク
メンズフロア、レディースフロアとか、ヤングの売り場とか、
そんな概念で売り場を作らない。
8フロアそれぞれにユニークなテーマを設定し、マーチャンダイジングを行っている。
1Fは、「Trip across America」
入るといきなりサンタフェのテントがあって、ネイティブアメリカンの世界
かと思えば、
4Fは、「Welcome Home」のテーマで、フロアにおうちの中の階段や、ベッド、ソファやクローゼットなどが登場する。
入り口では我が家の犬がシューズを背中にのせて出迎えてくれる
動物愛護協会に見つかったらたいへんだ
Windowの外にもシーンをつなげちゃうところなんか、ルールに慣れた日本人にはなかなか考えつかないなあ。
「City of the Future」なんていう宇宙的売り場もあって、ちょっとわくわく。
各売り場のカウンターやフィッティングも、それぞれの売り場テーマに合わせた作りになっていて
ちょっとプチディズニーランド♥
最近、ユニクロだとか、ファストファッション系の話題に肩をおとしていたhimeには、
斬新で楽しく夢のあるopening ceremonyは、welcome to Japan!という感じ。
ただあ~
残念なのは、圧倒的な商品量不足
NYの店は、商品ボリュームが本格的
ストアコンセプトが違ったとしても、もうちょっと商品揃ってるよ感、また来たくなる感がでないと
経営の維持は難しいだろーなー。
この日本の”ボリューム不足”の問題って、根拠はないが、なんとなく日本の食文化からきているような気がするのだ。
もともと、食の細い日本人の思う「普通の量」が、米国人に比べて少ないことはよくわかる。
几帳面な日本人に対して、ざっくばらんでオープンな米国人の気質もあるのだろう。
でも、不満に感じるのは、「普通の量」どころではなく「しみったれた量」であることだ。
初めてアメリカに行ってレストランでオーダーしたときに、
食べきれない経験をした覚えは誰でもあるはずだ。
街で売ってるサンドイッチにしても、果物にしても、花にしても、
消費者が満足いく量より少し上乗せしたボリュームで販売されている。
マクドナルドのポテトとか、小さなカフェのコーヒーなんかも
親の敵のような量を入れてくる。
以前、仕事でNYから来日したVIPと食事に出かけた時に、
レストランで赤のグラスワインを頼んだVIPは、ウェイターがワインをつぎ終わったグラスを見て、
「飲みかけかっ」とトシさながらに突っ込みをいれていた。
2杯目からはグラスワインをダブルでオーダーするようにして難を逃れたことは忘れられない。
つか、なんでボトル頼まなかったんだろ???
自由な国アメリカと、規則の国日本の差なんだろうか。
のびのび教育と出る釘打たれる教育の差なんだろうか。
資源の少ない日本の弱点なんだろうか。
「いーよ、いーよ、せっかく来たんだから、沢山もっていきなよー」
VS
「いらっしゃいませ。お客様に与えられた量はこちらでございます」的な。。。
全部が全部でなくてもいいのだけど、「豊かなボリューム感によるワクワク感」みたいな
ものを経験している日本人が圧倒的に少ないんだろーな。
スタバも日本でOpenする時に、アメリカにはないsmallサイズをわざわざ
リクエストし承認業務を行ったそうだ。余計な真似を。。。
そんな中!
コーヒーを無料サービスしているマクドナルド様は、8月28日(金)~9月3日(木)の7日間、
全国の店舗(一部店舗を除く)でなんと!「ビッグマック」を200円で販売するキャンペーンを行うそうです
これこそ、マーケティング
今日の昼は I'm lovin'it