「われ十五(15才)にして学(学問)に志(こころざ)し」
「三十(30才)にして立つ」(学問で自立できるようになった)
「四十(40才)にして惑(まよ)わず」(いろいろな迷いがなくなった)
「五十(50才)にして天命を知る」(天が自分に与えた使命を知った)
「六十(60才)にして耳順(したが)う」(どんな人の話も聞けるようになった)
「七十(70才)にして心の欲するところに従(したが)っても矩(のり)をこえず」
(心の思うままに行動しても人としての道をふみはずすことがない)
「四十(40才)にして惑(まよ)わず」・・・か、
大体、三十にして立っていないので、四十にして惑っているのだろう。
ということもあり、2008年は、とにかく本を沢山読んだ。
おそらく一生のうちで最大の読書量を記録した一年だったろう。
それから、とにかくアートに興味を抱き
たくさんの展覧会、ギャラリー、アートのイベントに
足を運んだ。
”アートに関する天職”なんていうことも
考えたりした。
考える時間がたくさんあった分、
自分の実力を思い知った年にもなった。
実に微力である。
加えて、実に怠け者でもある。
今までは、”根拠のない自信”と”運命のバックアップ”が
タッグを組んで
高回転の前進スパイラルの波に乗っかって生きてきた。
ところが、2008年は、とにかく前に進めない、
「さ~ンぼすすんで、二歩さ~がる~♪」と歌った
チータのようにもいかず、
細木数子の大殺界さながら、ほとんど”停止状態”の一年になってしまった。
”運命のバックアップ”をビンビン感じていたころは
「あ、し~ろあげてっ、あ、し~ろあげないで、赤上げてっ、
あっ赤下げないでし~ろあげるっ、はいっ!」
みたいな、運命からのかけ声がなんとなく聞こえたものだが、
今は、運命も、「ちょっとは自分で考えなはれ」(関西人か、)
と私を育ててくれてるのだろう。
2009年は、恐ろしい大不況がやってくると
メディアは騒ぎ立てているが、
テレビで取材されていた蒲焼きやのおやじが、
「不況って、不況って騒いだってね、しょ~がないんだから、
自分のやるべきことをきちっとやってりゃね、
な~んにも怖いことなんかないんだよ」パタパタパタパタパタッ
とウナギを焼きながら笑顔で話していた。
目の前のウナギをこがしてしまったら商売にならない。
目の前のウナギを美味しく焼き上げることを
続けてきた今がある
蒲焼きやのおやじの言葉には
妙に説得力があった。
世の中の啓蒙本のように、
数年先の未来を思い描き、
年毎に表を作って達成することも
確かに重要だと思うが、
細かい計画が苦手な私の場合は、
将来の夢はきちんと描きながら、
目の前のウナギは誰よりもおいしく焼く、
という蒲焼きおやじ手法を取り入れながら、
長期的な幸せスパイラルを起動させるタイミングだけは
絶対に見逃さない2009年としたい。
自分にとっても、皆様にとっても、
2009年、好い年になりますように。
私もがんばろうっと。
himeの明るくポジティブで行動的なところは...
の、”ところは、” ということは、
himeの明るくポジティブで行動的なところは好きだけど、
ほにゃららなところは、嫌いです。
という文章がほのめかされているのでしょうか。。。
たぶんこんな文章が続くのかなあ、、、
「himeの明るくポジティブで行動的なところは大好きです。でも、himeのお調子者で忘れっぽくて料理もできないくせに異常にポジティブすぎるところが嫌いです」
みたいな~っ!!!!
himeはいっつもずんずんと前を歩いていて決断力のない私にとってとても眩しい存在なのだ。
ってことを書きたかったのだが、言葉が長くなればなるほど何をいってるのかわからなくなり・・・
短くコメントをしたのだが、そんな深いコメントになってしまったとは。。。
~ところが と ~ところは のたった1字でこんなにも深読みされるとはね。
さすがです。
早く新年会、やろうよ~。
お祝いグッズも作ってあるのよ。