夢の話で恐縮だが、今日、夢を見た。
家族とデパートに行って、買い物をして食事をし、帰る途中に、財布と携帯の入った鞄をなくす夢だ。
探している途中で、バックヤードの店員さん二人に「なくし物で届いたものは一階の総合受付にあります。」と、案内されて、一階の総合受付に向かう夢だ。
階段を降りる途中で世話になっている先輩に出会い、先輩から、「池ちゃん、携帯に電話してみろよ。」と、アドバイスされて、自分の鞄から携帯をとりだして電話するも話し中で、誰かに鞄を盗まれて携帯をハックされて使われていると思い、慌てて一階に降りて、総合受付の直前で目が覚める夢だ。
この話の夢のポイントは、なくしたと思っている自分の財布と携帯入りの鞄は自分で持っているということと、誰も私のぼけに突っ込まないというところだ。
その夢を彼女に話していたら、夢の矛盾を彼女に突っ込まれ、「てつこうがなくしていると思っているものは、実はなくしてないで自分で持っているんだね。」といわれて、「そうか」と思ったのだが、後で考えてみたら、これは法華七譬の一つの、衣裏繫珠の譬え(えりけいじゅのたとえ)だと気がついた。
亡くなった父方のおばあちゃんが、法華経に縁があった人なので、きっとおばあちゃんが夢で何かを知らせてくれたのかもしれない。
たとえ話というものは、聞く人によって受け取るイメージが違うので、ここには書かないが、興味のある人はググってみるといい。
衣裏繫珠の譬え。
そういえば、私が悩んでいるときに、いつもお世話になっている先輩が衣裏繫珠の譬えを話してくれたことを思い出しました。
以上、管内お江戸でいけもと。