I'm mine.
そう、私は私のものだ。
何やら自我侵犯して、私を自分の思い通りにさせようと企む不埒者どもと付き合ってきたが、そんな連中とは、全部さようならする。
そうなのだ。
いつからかは知らないが、私は私に対する主権を失い、何者かにその主権を乗っ取られていた。
これは決して比喩ではない。
そして妄想ではない。
私は何者かに支配されていたのだ。
いつからだろう?
いや、いつ誰に私の主権を乗っ取られていたか、そんなことを思い返しても意味はない。
それより私は私の主権を取り戻した。
そして三世間は融通する。
私の五蘊世間が、私の私に対する主権を取り戻せば、衆生世間においても、誰かが自分自身の主権を取り戻し、我が祖国日本も、主権を取り戻すはずだ。云々。
ついさっき、自分に対する主権を取り戻したικμτであった。