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目覚めた孔雀。独り言三昧。

目覚めた孔雀の独り言です。

三つ子の魂百まで。

2018-01-02 00:36:14 | 初期の記事
今日は身内ネタです。

妹が年末年始と風邪を引き、母と私とで妹の看病です。
さて、その妹なのですが、妹の舌は幼いころ食べた味を、しっかりと覚えていたみたいです。

うちはいつも、本だしかつおだしと仙台味噌なのですが、それだと具だけ食べて、肝心の味噌汁は飲まないのですが、妹が赤ん坊のころ、田舎で食べさせた、本だしかつおだしと米麴の味噌の味は舌が覚えていて、具を平らげた挙句、味噌汁も飲むのです。

それだけではなく、田舎で妹が熱を出すたびに、母がおかゆを作って、卵の黄身を入れたおかゆを食べさせていたら、もう、四十過ぎになるのに、卵の黄身入りのおかゆだけは平らげるのです。

もう、立派な大人になった妹なのに、私はそれを見ていて、小さいころ私の手を握れず、私の右手の小指を握り締めててこてこついてきた、幼いころの妹を思い出すのです。

私はそれを思い出して、もう四十過ぎの妹が、私の頭の中では、まだ、二つか三つのかわいい盛りの妹なのです。

三つ子の魂百まで。
三歳の頃に食べたあじをもう四十過ぎになる妹の舌が覚えている。
と同時に、本人にもいえますが、親兄弟にとっても、いつまでたっても子や兄弟は、三つ子のかわいい盛りなのだと思いました。