第一次大戦前夜のイギリスの農村、
貧しい農家に引き取られた一頭の美しい馬ジョーイと
この家の息子アルバートはかけがえのない絆で結ばれる。
だが、開戦によってジョーイはアルバートから引き離され、
英国軍の軍馬として戦場の最前線に送られてしまう。
その後、数奇な運命に導かれるようにジョーイが巡りあったのは、
家族のような絆で結ばれる少年、軍馬を誰よりも大切にするイギリス人将校、
ドイツ軍を脱走した幼い少年兵、両親を亡くしたフランスの少女、
そして、死と隣り合わせの戦場ですれ違う、数々の名もなき兵士たち・・・。
敵、味方の区別もない極限状態の中で、
過酷な運命に立ち向かう人々との出会いと別れを繰り返しながら、
ジョーイは彼らから希望を託され、やがて≪奇跡の馬≫と呼ばれていく―。
冒頭の酔っ払いオヤジがこの馬を駆っていくシーンがあまり納得いかないが
まあおもしろいです。
お薦め度★★★☆