
父・晃一の転勤で岩手県の片田舎にある古民家へ引っ越すことになった高橋一家。
家でも会社でも居場所がない晃一、夫の能天気さに不満な妻・史子、
ひそかに友人関係に悩む中2の梓美、
好奇心旺盛なのに過保護に扱われる小4の智也、
認知症の疑いがある晃一の母・澄子、
家族は一緒に暮らしているのに、心はバラバラ。
そんな一家が築200年の新居に移ってようやく田舎暮らしにもなれてきた頃、
智也は着物を着た不思議な子供に出会い、
梓美も鏡に映った人の顔を目にし、
史子は気づかぬ間に物が消えるという現象に遭遇、
澄代もなにやら感じている様子。
やがて、古民家には座敷わらしが居ついていることがわかり、
家族の関係に微妙な変化が……。
全体的に薄味ですがほんわかします。
お薦め度★★★★