ー俺は勇者になるー
来楽零さんの『哀しみキメラⅢ』とは
【新たな町で始まった生活。
その町の子どもたちの間では、奇妙な都市伝説がささやかれていた。
「願いがあるならば、階段を上れ」
願いをかなえようとした子どもたちは、次々と姿を消す。
都市伝説と子どもの消失、おそらく<モノ>が関係していると判断した
純、綾佳、水藤は、事件に関わることを決意する。
しかしそれは新たな旅立ちをも意味していた。
徐々に表れる体の変化。回復への兆しか、それともー】
『哀しみキメラ』『哀しみキメラⅡ』感想。
やっぱりどうやら哀しみキメラは、私のお気に入りのようです。好きです。
三作目となる今作は、Ⅱどうように子どもたちと事件を追いつつ、
純、綾佳、水藤の変化・葛藤等を追っていく・・という形でした。
怨霊?祓い+友情?+良心と生存本能のジレンマ?のお話。+子どもたちの戦い。
前作同様、こうっずどんっとくる言葉がたくさんあって、好きです。
俺は勇者になる。
誰にも負けない、どんなものにも立ち向かう勇者に。
ついに訪れた体の変化。
それは人間への一歩か、それとも堕ちる為の変化なのか。
新たな町でであった少年たち。
彼らの手に握られていた、一枚の紙切れ。
「願いがあるならば、階段を上れ」
夢を抱き、多くの願いが飛び交う中、
切実で最低限の願いが隠される
少年が願う勇者の真実ー
「戦うことを選んだとき、
それがただのわがままにならないように。」(「」内、本書P160L6より引用)
ということで、ネタバレいきます。以下ネタバレ要注意。反転。
水藤が・・・
前回、黒くなっていって、たのしーと書きましたが、
それどころじゃなくなってしまった・・・病んでる・・・病みすぎてる・・
純の変化も気になります。要するに人間へ近づいてきてる・・・?
じゃあ、綾佳は・・・
人間に近づく純、堕ちようとする水藤、最後は戦いになるのかな・・・・・・
綾佳がもし願いを純のように言わされそうになったら、
それは十文字のことになるのかなあ・・
水藤の願いは・・なんだろう。
もう願いをいう段階を彼は超えちゃってるような気もします。
願いを願うでもなく、捨てるでもなく、忘れている。
忘れようとしている、のではなく、忘れている。そんな気がします。
それにしても、今回は主要3人以外の少年たちの話が・・・!
どこで泣いたかというと、本当はお姉さんの話とかが、泣き所なんでしょうが、
私は、最後の方で、勇輝が取り付かれて必死に戦ってる時に、
穂高が心の中で話したことで泣きました。
バカな事やってるって笑わせるようにしておいて、
本当は、本当に、勇輝は戦っていたんだってところらへん・・・あああ・・・
あ、あと、勇輝の勇者の意味にも泣きました・・・
戦うって言う選択ができる、戦うことがただのわがままにならない・・とからへん・・ううう・・・
あとは、勇輝の素直なところがものっそい可愛かったです!キラキラしたり、すげえ!ってよろこんだり。しょんぼりしたり。かっかわいい・・
結構重め?の内容のわりに、いつもすっきりっと終わるのが好きです。
そして次でどうやら最終巻とのことです。もっと読みたい・・
来楽零さんの『哀しみキメラⅢ』とは
【新たな町で始まった生活。
その町の子どもたちの間では、奇妙な都市伝説がささやかれていた。
「願いがあるならば、階段を上れ」
願いをかなえようとした子どもたちは、次々と姿を消す。
都市伝説と子どもの消失、おそらく<モノ>が関係していると判断した
純、綾佳、水藤は、事件に関わることを決意する。
しかしそれは新たな旅立ちをも意味していた。
徐々に表れる体の変化。回復への兆しか、それともー】
『哀しみキメラ』『哀しみキメラⅡ』感想。
やっぱりどうやら哀しみキメラは、私のお気に入りのようです。好きです。
三作目となる今作は、Ⅱどうように子どもたちと事件を追いつつ、
純、綾佳、水藤の変化・葛藤等を追っていく・・という形でした。
怨霊?祓い+友情?+良心と生存本能のジレンマ?のお話。+子どもたちの戦い。
前作同様、こうっずどんっとくる言葉がたくさんあって、好きです。
俺は勇者になる。
誰にも負けない、どんなものにも立ち向かう勇者に。
ついに訪れた体の変化。
それは人間への一歩か、それとも堕ちる為の変化なのか。
新たな町でであった少年たち。
彼らの手に握られていた、一枚の紙切れ。
「願いがあるならば、階段を上れ」
夢を抱き、多くの願いが飛び交う中、
切実で最低限の願いが隠される
少年が願う勇者の真実ー
「戦うことを選んだとき、
それがただのわがままにならないように。」(「」内、本書P160L6より引用)
ということで、ネタバレいきます。以下ネタバレ要注意。反転。
水藤が・・・
前回、黒くなっていって、たのしーと書きましたが、
それどころじゃなくなってしまった・・・病んでる・・・病みすぎてる・・
純の変化も気になります。要するに人間へ近づいてきてる・・・?
じゃあ、綾佳は・・・
人間に近づく純、堕ちようとする水藤、最後は戦いになるのかな・・・・・・
綾佳がもし願いを純のように言わされそうになったら、
それは十文字のことになるのかなあ・・
水藤の願いは・・なんだろう。
もう願いをいう段階を彼は超えちゃってるような気もします。
願いを願うでもなく、捨てるでもなく、忘れている。
忘れようとしている、のではなく、忘れている。そんな気がします。
それにしても、今回は主要3人以外の少年たちの話が・・・!
どこで泣いたかというと、本当はお姉さんの話とかが、泣き所なんでしょうが、
私は、最後の方で、勇輝が取り付かれて必死に戦ってる時に、
穂高が心の中で話したことで泣きました。
バカな事やってるって笑わせるようにしておいて、
本当は、本当に、勇輝は戦っていたんだってところらへん・・・あああ・・・
あ、あと、勇輝の勇者の意味にも泣きました・・・
戦うって言う選択ができる、戦うことがただのわがままにならない・・とからへん・・ううう・・・
あとは、勇輝の素直なところがものっそい可愛かったです!キラキラしたり、すげえ!ってよろこんだり。しょんぼりしたり。かっかわいい・・
結構重め?の内容のわりに、いつもすっきりっと終わるのが好きです。
そして次でどうやら最終巻とのことです。もっと読みたい・・