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源氏三代の墓 2012.03.10 Archives

2020年07月25日 | 神社仏閣

源氏三代の墓 

大阪府羽曳野市通法寺                                                            

 河内国の壺井(現在の羽曳野市)は、源頼信、源頼義、源義家の三代が本拠とした地であることから「河内源氏発祥の地」と呼ばれている。

源頼信は、河内源氏の祖。清和源氏二代目の源満仲の子。藤原道兼や道長に仕え、1028年(長元元年)に平忠常の乱を鎮圧したことで知られる。 乱後、坂東武士たちと主従関係を結び、後の東国支配の礎を築く。古市郡壺井里を本拠地とし、子の頼義とともに観音堂を創建し氏寺とした(通寺)。1048年(永承3年)没(81歳)

        隆光の墓

源頼義の墓 頼信の嫡男。1028年(長元元年)の平忠常の乱で活躍し、平直方から鎌倉の地を寄進され東国支配の拠点とした。1051年(永承5年)から始まった前九年の役では、石清水八幡宮に祈願して戦功をあげることができたことから、凱旋後、石清水八幡宮を勧請して壺井八幡宮を創建。1075年(承保2年)7月13日没(83歳)。遺言により通法寺の本堂下に葬られた。

義家の墓 源義家は、頼義の嫡男。 前九年の役を父頼義とともに平定。1063年(永保3年)から始まった後三年の役を鎮圧し、武神と呼ばれる。1098年(永徳2年)には院昇殿を許されたが、1101年(康和3年)、次男の義親が反乱を起こし、さらに1106年(嘉承元年)、別の子の義国が事件を起こして中央官界での地位が危うくなる中、同年7月15日に没した(68歳)

 

 

    

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