Adagietto

アダージェット 
大人だって毎日いろんなことを発見し、経験するのだ。
心にのこる 毎日を♪

○ きのこ岩 ~パシャバー・カッパドキア~

2010年03月24日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)



   

   ギョレメから出て、朝に行ったチャウシン村の前を通って、
   カッパドキアのなかでも、これぞキノコ岩!!と言える奇岩が立ち並ぶ
   パシャバー地区へやってきました。


   

   これをキノコ岩と呼ぶのは、日本人くらいのものなんだそうです。


   

   「妖精の煙突」っていうのが、こちらでの呼び方なのだそう。
   

   

   面白い岩も、光によっては違う見え方をする。


   

   たしかにこの形なら、キノコっていうよりおもしろいお家みたいです。

   
   

   どこを撮ってもおもしろい。


   

   カッパドキアの木々が黄色く色づいている11月中頃。


   

   黄色く染まる地面がとても印象的です。


   

   カッパドキアから離れる前に、キノコ岩が見ることができてよかった。

   
   
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○ カッパドキアという感覚

2010年03月24日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)



   

   ギョレメとは「見てはならない土地」という意味。
   そんな土地に、今は世界中から人が訪れる。


   

   旅をしていてドキドキする。
   そんな感覚を研ぎすませてくれる場所がカッパドキア。
   嬉しい、楽しい、だけではない場所。


   

   普通の街の地図とは違って、歩いてみなとわからない。
   地図上には曲がり角もなければ、目印もない。
   常につきまとう不安。これほど旅をおもしろくさせるものはない。

 
   

   思いもよらず、岩のカタツムリに出会うことだってある。


   

   不安がっていたら、カタツムリが「ウチヒサールの方角はあっちさ。」と、
   教えてくれるような気にさえなってくる。
   人間は自然のなかにちっぽけにいると、まさに神話の時代のような感覚になってくるのだ。


   
   

   自然と自分。そこにそれしかなかったら、簡単に脳は違う性能になる。
   つまり何にでも魂が宿っている、というような感覚になるということ。


   

   「美しく力強い馬」という意味の「カッパドキア」は、
   何とも言えない原始的な感覚を味わえるところ。歩けば歩くほどおもしろい。


   

   この土地を歩いた足の感覚を忘れずにいたい。
   
   
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○ 丘からのカッパドキア ~ギョレメ・カッパドキア~

2010年03月24日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)


   

   トカルキリッセの横から丘へのぼり、朽ち果てそうでもなお美しいギョレメ33番
   「メリマナキリッセ」を探したいと思っていたけど、とうとう見つけられないままになった。


   

   丘への道のりは、大きな野犬もいたりしてびっくりすることもあったけれど
   想像してたよりは平らなところもあって安心した。



   

   遠くにウチヒサールの街が見える。ラクダみたいなウチヒサール。
   2度目にこの土地を訪れて、やっとウチヒサールがカッパドキアのランドマーク
   だっていう意味が分かった。ほんとうに気をつけてみれば結構どこからでも見える。


   

   谷まで来ました。のぞくと恐い。

   
   

   朽ち果ててしまった聖堂。そうなってもこれは自然の一部だ。


   
 
   地図を片手にこんなところまで歩いてくると、ガイドブックに載ることのない
   カッパドキアの景観が楽しめて、得した気分になる。


   

   あ、聖堂発見。道から転げ落ちそうになりながらも聖堂にたどり着くと、
   そごい探検をしているみたいでものすご~く楽しい。なんだか小学生の頃の遊びみたい。
   こんなのが家の近くにあったなら、間違いなく秘密基地として使っただろう。


   

   中に入ってみたら、谷を見下ろす窓のような穴が・・・・・


   

   そして足下にはこんな花が。乾いた土地に元気よくポンポン咲いている。

  


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