Adagietto

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○ ガラタ塔からの眺め ~イスタンブール~

2009年12月05日 | 東地中海への旅(ギリシャ・トルコ etc..)




   

   どんより曇ってるけれど、雨は上がった。ついに私はガラタ塔に立ってイスタンブールをみた。

   

   4年前晴れわたったイスタンブールを見たから、今日は曇りでもいい。
   この街を愛するものの一人として、いろんな表情のこの街をみておきたい。


   

   新市街と旧市街を結ぶガラタ橋。橋の左側にずら~っと並んでるおっちゃんたちは、
   み~んな釣りをしている。サバサンド有名だから、サバが釣れるのかな。


   

   ガラタ塔の真下。通ってきた道はどこかな。
   それを見つけるのも上から見る楽しみのひとつ。
   

   

   こっちは新市街のタクシム広場方面。360度、いろんなイスタンブールが見える。


   

   うわっ。この大きな船はどこに行くんだろう。
   こんな船に乗ってエーゲ海、アドリア海、地中海と巡る旅をする人たちがいるんだろうな~。

   
   

   ボスポラス海峡、そして金角湾。なんてかっこいい土地なんでしょうここは。
   右側はヨーロッパ。左はアジアの端。土地も歴史も偉大なのがこのイスタンブール。


   

   いつかイスタンブールだけに滞在して、この金角湾に沈む夕日を見たいなって思う。

   

   対岸の旧市街の東端にトプカプ宮殿がある。あちらからの眺めもまた最高だと思う。
   トプカプ宮殿の右側には、私の愛するアギアソフィア大聖堂が。


   

   この街は本当に美しい。そして温かく、うっとうしく、心地良い。
   イスタンブールにはるばると。また来たくなる、また恋しくなる、そんな街。


   

   この街を歩くと、空気が「いつ死んでもいいよ」と、こっそり教えてくれる。
   この街は誰が死んでも変わりなく続いていく。そういう安心感がある。
   たまらなくエキゾチックで、たまらなく魅力的な街。それが私にとってのイスタンブール。



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2 コメント

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あの絵画を思い出す。 (ララ)
2009-12-05 10:47:21
ギリシャとトルコと言えば、ドラクロワの「キオス島の虐殺」を思い出さずにはいられません。
ももちゃんはどう?

イギリスVSフランス
ギリシャVSトルコ

>この街を歩くと、空気が「いつ死んでもいいよ」と、こっそり教えてくれる。
ここからの3行、ももちゃん、詩人だね(うっとり)
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ドラクロワの絵 (momo)
2009-12-06 00:46:45
本当にあの絵はなんというか、なんとも言えない絵ですね。
ギリシャにとってトルコ人は最大の他者で、トルコにとってもギリシャは分かり合えない感じで。
隣にいるからこそ遠い存在っていうのを痛感させられるようなただならぬ雰囲気ですね。

詩人モモもララさんに褒められたら照れるなぁ
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