ギョレメ野外博物館の道を挟んだ向かい側にあるトカルキリッセ。
ここはなんとアルカイック期の壁画と、のちのちに拡張された部分に首都様式の美しい
ブルーが印象的な壁画の両方が楽しめる。まず入り口を入ってすぐにアーチの天井全体に
描かれたカッパドキア独特の色合いの壁画に包まれる。
一番下の段の「キリストの磔刑」からの物語が大塚美術館に陶板として再現されている。
「十字架降下」のキリストの足下にある「アダムの頭蓋骨」の顔は、私が愛するキャラの
ひとつですが、うまく撮影できませんでした~。
初めて来たときも驚いたけど、ここのブルーほど内側から発光するような神秘的な光を
放つブルーはほかにあるんだろうか・・・・と思う。
これがラピスラズリの威力なのでしょうか。まさに神の色といったところです。
ここの「洗礼」図も大塚で再現されています。
ところで、ここでラピスラズリのすごさに魅せられて、ぜひ観たくなったのが、
フェルメールの「デルフトの眺望」
な~んてことない風景画ですけど、空の部分や川の部分にも密かにラピスラズリが使われて、
またまたこの絵を実際に見たときの内側からの光というのはすごいそうな・・・・・・・・
観たい!目指せオランダ!
ここの聖母も、いとお美しいでしょう?
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