港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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60年代ポップス変遷史 1961年7月

2014-11-23 12:09:42 | 60年代ポップス変遷史

1961年7月にはこんな曲が流行していました。

栄光への脱出 パット・ブーン
カレンダー・ガール ニール・セダカ
黒い傷あとのブルース アンリ・ド・パリ楽団
峠の幌馬車 ビリー・ヴォーン楽団
太陽がいっぱい サウンドトラック
悲しき少年兵 ジョニー・ディアフィールド
荒野の七人 アル・カイオラ楽団
ボーイ・ハント コニー・フランシス
サレンダー エルヴィス・プレスリー
スクスク (カテリーナ・ヴァレンテ)
アラスカ魂 ジョニー・ホートン
小さい悪魔 ニール・セダカ
禁じられた恋のボレロ ファルー
⑬コーヒー・ルンバ ウーゴ・ブランコ楽団
欲望のブルース ベルト・ケンプフェルト楽団


インデアン・ハープを駆使した『コーヒー・ルンバ』が初登場しました。当初は『蘭の花』のB面として発売されたものです。
これまでのインデアン・ハープを使った音楽と言えば、ディグノ・ガルシアやキンピン・イララの『カスカーダ (滝) 』があった
程度でしたがウーゴ・ブランコによって一気にメジャーな楽器になりました。
ウーゴ・ブランコはこの後も『鍛冶屋のルンバ』『かえるのルンバ』などを発表しますが、個人的には『悲しきルンバ』や
『ベネズエラの夜』がお気に入りです。

↓はウーゴ・ブランコ楽団の『コーヒー・ルンバ』 YOUTUBEより



10位にはピンピンとアル・ヴェルレーヌ楽団の『スクスク』が入りました。
この曲は他にもニーナとフレデリック、カテリーナ・ヴァレンテなどのレコードも出ましたが
さほどのヒットにはなりませんでした。
残念ながらピンピンとアル・ヴェルレーヌ楽団のYOUTUBEの動画は削除されていますので
リンクはカテリーナ・ヴァレンテにしておきます。

ベストテン入りはしませんでしたが、アート・ブレイキーとジャズメッセンジャーズの映画主題歌
危険な関係のブルース』やポール・アンカの『僕の恋物語』、ウーゴ・ブランコ楽団の『蘭の花
などもこの頃のヒット曲でした。