港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


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1959年に流行った洋楽といえば

2020-12-31 23:12:35 | ポップス

前回及び前々回に1959年『ユア・ヒット・パレード』と『今週のベストテン』年間順位を紹介しましたが、
1959年には次のような楽曲も流行していました。

まず、映画関連では次のような楽曲がヒットしていました。
『白銀は招くよ』 トニー・ザイラー

『黒い稲妻』 トニー・ザイラー
『皆殺しの唄』 ネルソン・リドル楽団
『魅惑の宵』 サウンド・トラック
『バリハイ』 サウンド・トラック
『褐色のブルース』 アラン・ゴラゲール楽団
『愛されたいのに』 マリリン・モンロー



映画音楽以外では
『愛の誓い』 ベルト・ケンプフェルト楽団
『マック・ザ・ナイフ』 ボビー・ダーリン
『カラーに口紅』 コニー・フランシス

『チャオ・チャオ・バンビーナ』 ドメニコ・モドゥーニョ
『レッド・リバー・ロック』 ジョニーとハリケーンズ

『カチート』 ナット・キング・コール
『殺し屋のテーマ』 ペリー・ボトキン

などがヒットしましたが、『殺し屋のテーマ』はこの当時は映画音楽という認識は全くありませんでした。


また、この年には『キサス・キサス』に始まりラテン・ミュージックも大いに盛り上がり、年末には
『ある恋の物語』のヒットによりトリオ・ロス・パンチョスが初来日し、ラテン・ブームも起こりました。



今年もあとわずか…





1959年『今週のベストテン』年間順位

2020-12-28 16:33:30 | ポップス

『ユア・ヒット・パレード』に次いで『今週のベストテン』の年間順位です。

①小さな花 ボブ・クロスビー楽団
②ライフルと愛馬 ディーン・マーティン

③トム・ドゥーリー キングストン・トリオ

④大いなる西部 サウンド・トラック
⑤恋の日記 ニール・セダカ

⑥情熱の花 カテリーナ・ヴァレンテ
⑦鉄道員 サウンド・トラック
⑧谷間に三つの鐘がなる ブラウンズ

⑨騎兵隊マーチ デヴィッド・バトルフ楽団

⑩恋のブルース フィリップ・ブラック&ボーイズ・アップステアーズ

いずれも同じような楽曲がランクインです。
この年にはトニー・ザイラーの『白銀は招くよ』やコニー・フランシスの『カラーに口紅』などが大ヒット
したのですが、年末年始をまたいでいたのか年間ベストテンにはランク漏れとなっています。
ただ、『恋のブルース』は個人的にはまったく記憶がありません…

1959年『ユア・ヒット・パレード』年間順位

2020-12-22 14:47:04 | ポップス

今回は1959年の『ユア・ヒット・パレード』年間順位です。

①大いなる西部 サウンド・トラック

②鉄道員 サウンド・トラック
③小さな花 ボブ・クロスビー楽団

④ライフルと愛馬 ディーン・マーティン
⑤騎兵隊マーチ デヴィッド・バトルフ楽団
⑥情熱の花 カテリーナ・ヴァレンテ

⑦恋の日記 ニール・セダカ
⑧トム・ドゥーリー キングストン・トリオ
⑨キサス・キサス ナット・キング・コール

⑩煙が目にしみる プラターズ


この年にニール・セダカがデビューし、また年間順位にはランクしませんでしたがコニー・フランシスが
『カラーに口紅』を大ヒットさせていよいよロックンロール黄金期の夜明けです。
日本国内ではザ・ピーナッツが本格デビューし『小さな花(可愛い花)』『情熱の花』『キサス・キサス』
などを日本語の歌詞で唄ういわゆる和製ポップスもヒット、テレビでも和製ポップスの歌番組
『ザ・ヒットパレード』の放送が始まり、お年寄りから子供までがポップスを口ずさむという
60年代ポップス黄金期に拍車をかけました。