港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

翼よ あれが…

2021-06-13 06:02:59 | 独り言

大勢の仲間たちに見送られて神戸の山本通(異人館通)から
手作りの軽飛行機で飛び立ったのは、1971年6月13日(日曜日)、
梅雨入り間近の曇天でした。



あの日からちょうど50年

紆余曲折を何度も繰り返していましたが
十数年前に片方のエンジンが停止してしまいました。
それでも何とか片肺飛行で今日まで飛び続けることができました。

今朝もあの日のような曇天です。
そして、今、眼下にエル・ドラドが広がっています。

翼よ あれが…

本来ならば、ここに降りてお祝いをしたいところですが
そうもいかず、燃料もあとわずかです。

ボロボロになった機体を立て直しながら
このまま飛行を続けることにします。

次の目的地は七色に輝くあの橋の袂です。