港町のカフェテリア 『Sentimiento-Cinema』


献立は…  
シネマ・ポップス…ときどきイラスト

『名曲ラジオ 三浦紘朗です』 が終了

2022-04-02 18:16:49 | ポップス

まずはラジオ関西『電話リクエスト』のテーマ曲、 ロイ・エルドリッジの『スターダスト』


ラジオ関西で14年間続いていた洋楽番組の『名曲ラジオ 三浦紘朗です』 がこの3月30日の
放送をもって幕を閉じました。
三浦アナは1965年全曜日が電リクの時代に入社され、『電話リクエスト』『気ままなカフェテリア
『名曲ラジオアワー』など洋楽番組に携わられてこられましたが80歳を機に番組の引退を決められた
そうです。振り返ってみますと、末広光夫氏・斉藤英雄氏・松島武夫氏・奥田博之氏・斉藤邦雄氏・
小山乃里子氏など高名なアナウンサー諸氏と共に活躍され、ラジオ関西の洋楽番組を支えてこられた
最後の戦士でもありました。
『名曲ラジオ 三浦紘朗です』は、今や伝説的存在となった『ラジオ関西(神戸)の電話リクエスト』を
継承する最後の砦的な存在であっただけに残念でなりません。
半世紀を超えて洋楽を愛しかつ洋楽ファンに愛され続けた三浦アナの番組引退を惜しむとともに
感謝の言葉を送り添えます。
長年にわたり本当にありがとうございました。そしてお疲れさまでした。

これによって、ラジオ関西では今後の予定としては『電話リクエスト』を継承する洋楽番組は予定
していないそうです。半世紀ほど続いたサンチカのサテライト・スタジオも三月で閉鎖されたそうで
なんだか一つの時代が終わったような気がしてなりません。

最後にラジオ関西・電話リクエスのエンディング曲 『恋人よさようなら』



☆☆☆☆☆

3月30日、放送も最後とあってラジオを聴きました。『スターダスト』で始まり『恋人よさようなら』で
締めくくる構成は電リクの残党としてはジーンと胸に染みわたりました。
それと、最後に『気ままなカフェテリア』にまつわる貴重な情報を教えて頂きました。
番組のテーマ曲『ビキニスタイルのお嬢さん』のインストゥルメンタルはロジャー・ウイリアムスの
LP盤を45回転に倍速再生したものであったということでした。
『ビキニスタイルのお嬢さん』の倍速再生といえば1962年の映画『ワン・ツー・スリー/ラブハント作戦』
でも使われていましたね。

下は『気ままなカフェテリア』のテーマ曲、ロジャー・ウイリアムスの『ビキニスタイルのお嬢さん』




1970年に流行った洋楽といえば (最終回)

2021-12-26 11:26:48 | ポップス

前回に1970年『ユア・ヒット・パレード』と『今週のベストテン』年間順位を紹介しましたが、
1970年には次のような楽曲も流行していました。

『ノックは3回』 ドーン 視聴
『マミー・ブルー』 ポップ・トップス 視聴
『愛のフィナーレ』 ミルヴァ 視聴
『雨を見たかい』 CCR 視聴


ちなみに、偏見に満ちた私のベストテンは以下の通りでした。

1970年私が選んだベストテン
①信じられない ミーナ・マッツィーニ

②二人の天使 サン・プルウ楽団とダニエル・リカーリ
③悲しみの兵士 シルヴィー・ヴァルタン
④哀愁のアダージヨ レイモン・ルフェーヴル楽団

⑤エーゲ海の真珠 ポール・モーリア楽団

⑥雪が降る サルヴァトーレ・アダモ

⑦ひまわり ヘンリー・マンシーニ楽団

⑧雨の訪問者のワルツ フランシス・レイ楽団
⑨あなたのとりこ シルヴィー・ヴァルタン 視聴
⑩カトリーヌ ダニエル・ヴィダル 視聴

   *****

手許の『ユア・ヒット・パレード』の年間ベストテンの資料に基づいて1960年前後に流行したポップスを
今一度振り返りながら検証いたしましたがこれで最終回です。
1955~1970年の間を振り返ってみますと、ポップス界の歴史もその間に大きく変動していました。
1955~1964年の10年間は映画音楽を中心とした大人のポップスにロカビリー、ロックンロールなどの
若い音楽が流行し、その後はエレキギターに明け暮れてビートルズやヴェンチャーズなどの無機質な
音楽が流行しました。
『60年代ポップス』という言葉がありますが、実質的には1964年を境目として全く異質であると感じて
しまいます。60年代ポップス・ファンを自負していた私ですが実際は『昭和30年代ポップス』ファンと
言った方が適切なのかもしれません。

ま、そんなこんなで偏見に満ちた検証も終了です。
お付き合いいただきましてありがとうございました。



1970年『ユア・ヒット・パレード』&『今週のベスト・テン』の年間順位

2021-12-25 13:20:03 | ポップス

1970年『ユア・ヒット・パレード』年間順位
①雨の訪問者 フランシス・レイ楽団

②ふたりの天使 サン・プルー楽団

③明日に架ける橋 サイモンとガーファンクル 視聴
④さらば夏の日 フランシス・レイ楽団 視聴
⑤サークル・ゲーム バフィー・セントメリー 視聴
⑥雨にぬれても B・J・トーマス 視聴
⑦雨のささやき ホセ・フェリシアーノ 視聴
⑧赤いテント サウンド・トラック 視聴
⑨コンドルは飛んでいく サイモンとガーファンクル
⑩マルタ島の砂 ハーブ・アルパートとティファナ・ブラス



1970年『今週のベスト・テン』年間順位
①コンドルは飛んでいく サイモンとガーファンクル

②恋のほのお エジソン・ライトハウス
③男の世界 ジェリー・ウォーレス 視聴
④イエロー・リヴァー クリスティー
⑤悲しき鉄道員 ショッキング・ブルー 視聴
⑥明日に架ける橋 サイモンとガーファンクル
⑦ヴィーナス ショッキング・ブルー
⑧ミスター・マンディ ザ・オリジナル・キャスト
⑨悲しみの兵士 シルヴィ・ヴァルタン

⑨レット・イット・ビー

このコーナーも次が最終回です。

1969年に流行った洋楽といえば

2021-12-24 10:02:56 | ポップス

前回に1969年『ユア・ヒット・パレード』と『今週のベストテン』年間順位を紹介しましたが、
1969年には次のような楽曲も流行していました。

『真夜中のカウボーイ』 ジョン・バリー楽団 視聴
『ハロードーリー』 ルイ・アームストロング 視聴
『ドラマー・マン』 ナンシー・シナトラ 視聴
『トレイン』 1910フルーツガム・カンパニー 視聴
『涙のくちづけ』 レターメン 視聴
『イン・ザ・ゲットー』 エルヴィス・プレスリー



ちなみに、偏見に満ちた私のベストテンは以下の通りでした。

1969年私が選んだベストテン
①シバの女王 レイモン・ルフェーヴル楽団

②雨 ジリオラ・チンクエッティ
③蒼いノクターン ポール・モーリア楽団

④ロミオとジュリエット サウンド・トラック

⑤天使のらくがき ダニエル・ヴィダル 視聴
⑥哀愁のアランフェス レイモン・ルフェーヴル楽団 視聴
⑦愛の聖書 クリス・モンテス 視聴
⑧サン・ホセへの道 ボサ・リオ

⑨マイ・ウエイ フランク・シナトラ 視聴
⑩しあわせの朝 クリフ・リチャード 視聴




1969年『ユア・ヒット・パレード』&『今週のベスト・テン』の年間順位

2021-12-23 10:05:09 | ポップス

1969年『ユア・ヒット・パレード』年間順位
①青春の光と影 ジュディ・コリンズ

②白い恋人たち サウンド・トラック 視聴
③雨 ジリオラ・チンクェッティ

④個人教授 サウンド・トラック 視聴
⑤マンチェスターとリヴァプール ピンキーとフェラス 視聴
⑥ブーベの恋人 サウンド・トラック 視聴
⑦ふたりだけの夜明け サウンド・トラック 視聴
⑧悲しき天使 メリー・ホプキン

⑨トゥナイト サウンド・トラック 視聴
⑩西暦2525年 ゼーガーとエバンズ 視聴


1969年『今週のベスト・テン』年間順位
①ラヴ・チャイルド ダイアナ・ロスとシュープリームス 視聴
②西暦2525年 ゼーガーとエバンズ
③ラヴ・ミー・トゥナイト トム・ジョーンズ

④マンチェスターとリヴァプール ピンキーとフェラス
⑤オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ ベッドロックス
⑥ボクサー サイモンとガーファンクル 視聴
⑦タッチ・ミー ドアーズ
⑧ホンキートンク・ウィメン
⑨愛の聖書 クリス・モンテス 視聴
⑩輝く星座 フィフス・ディメンション


ダイアナ・ロスがベストワンとなりましたが、正直申し上げて彼女の歌は一曲も知りません(汗