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映画音楽史(291) 『暗くなるまで待って』 1968年公開

2014-11-22 10:08:05 | 映画音楽



『暗くなるまで待って』 Wait Until Dark (米) 1967年制作
監督 テレンス・ヤング
音楽 ヘンリー・マンシーニ
主演 スージー・ヘンドリックス … オードリー・ヘップバーン
    サム・ヘンドリックス … エフレム・ジーンバリスト・Jr
    ロート … アラン・アーキン
    グローリア  … ジュリー・ヘロッド
主題歌 『暗くなるまで待って』 ( Wait Until Dark ) 唄・スー・レニー

フレデリック・ノットのブロードウェイ舞台劇で、夫が持ち帰った人形のせいで盲目の夫人が恐怖に落ちるサスペンス作品。
サムは飛行機の中で知り合った女から人形を預った。サムも盲目の妻スージーもその人形の中に麻薬が詰め込まれている
とは知る由もない。やがて麻薬密売組織のロートたちが人形を奪い返そうと動き出す。最初はスージーを騙して人形を奪う
つもりであったが組織の三人が仲間割れして次々とロートに殺された。そしてロートはサムが出張に出かけた隙を狙って
スージーの部屋に侵入してきた。身の危険を感じたスージーは室内の全ての明かりを消して必死にロートから逃れようとした。
真っ暗闇の中でスージーとロートの息詰まる対決が始まる。

主題歌の『暗くなるまで待って』はヘンリー・マンシーニ作曲、ジェイ・リビングストンとレイ・エバンスが共同で詩をつけた
ものです。映画の本編ではスージーの部屋のラジオから流れる程度で確認するのも難しいほどでしたが、エンディング
ロールではヘンリー・マンシーニ楽団のコーラス員であるスー・レニーの歌唱で聞くことができます。

Who cares how cold and grey  the day may be.
Wait until dark and we'll be warm.
Our place of love is where we face our dreams together.
Where our fantasies take form.

↓はスー・レニーの『暗くなるまで待って』 YOUTUBEより