<中国ブログ>中国サイコウ 元/上海駐在日本人が綴る日中経済の状況など

中国駐在時代の経験・知識をもとに、
最高(サイコウ)の日中関係の再構築を目指し、
日本と中国を再考(サイコウ)する

2週間ぶりのブログ更新・・・

2013-02-07 | 日記

またもやブログ更新が滞ってしまいました。。。
なぜって・・・
ホントに多忙な毎日だったからです(公私共々・・・)。

前回の記事を書いた際には日本出張中でしたが、上海に戻ってというもの、連日連夜、お客さんの対応などに終われ・・・、
その後、1月終わりから2月初めにかけてはバンコクへ。
そして今、ベトナムに来ております!
(カンボジアにも行く予定)

自分で組んだ日程とは言え、結構ハードな毎日。
このところ、体力が極限状態だったような。。。

しかも、ベトナムに着いてからも移動の連続でしたからね。
まあ、このあたりの話は、次回の記事以降、番外編として「バンコク編」、「ベトナム・カンボジア編」を展開する予定です。お楽しみに。

今回、何故このような強行軍でも東南アジア行きを組んだのか?
その理由は、ズバリ「自分の目で東南アジアの状況をしっかり見ておきたい」という想い。
筆者、恥ずかしながら東南アジアには渡航歴がほとんどなく、故に実体験を伴った東南アジアの価値観を持ち合わせていないのが現状。
もっとも、1回行ったくらいで大した違いは無いと言われればそれまでだが、今回拘ったのは「自費での渡航」。
やっぱり自腹を切って行くと、いつも以上に貪欲になりますからね。
実際、バンコクでも色々な角度から街を見る、現地在住の方々の話を聞くということが出来て、本当に良かったです。
正直なところ、やはり中国とは随分、状況が違うな・・・と。


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ご承知のとおり、中国での生産コスト上昇に加え、尖閣問題に端を発した日中関係の悪化、チャイナリスク懸念等を理由に、いま東南アジアは日本から脚光を浴びている。
とりわけ、タイのバンコクは一昨年に未曾有の大洪水被害に遭ったものの、現在でも日本からの投資熱が冷める気配は見当たらないようだ。
失業率も低いため、労働市場は完全な売り手市場。
これに加え、タイは「微笑みの国」と呼ばれるほど、ホスピタリティに溢れた国だが、その裏返しとして仕事上のプレッシャーへの抵抗力が弱いという国民性があるようで、人材の定着が難しいという面があるとのこと。
中国でも同様の事態は発生しているが、どちらかと言うと中国人は上昇意欲の強さが全面に出ており、その意味では真逆の理由と言えそうだ。
このあたりのことも、次回以降、詳しく言及していくことにしたい。

また、バンコクの街並みを見て感じるのは、上海と同様の不動産バブル。
地下鉄や新交通システムが整備されたこともあって、市の中心部では不動産開発中の箇所が多数見受けられる。
もともと、タイはバンコク一極集中の国ですからね。
で、日本人も上海に匹敵するほど在住しており、日本人が多く住む地域も形成されていましたね。ここでは日本でもお馴染みの店が立ち並び、食品スーパーなどを見る限り、あまり日本と遜色ない生活を送ることが出来そうだ。
「食の安全」、「国家間の政治関係」などを考えると、バンコクのほうがかなり住みやすいと言えるでしょうね。
ただ、物価のほうは、わりと高めのようで、日本食のランチに至っては東京並みの価格帯というのもザラにある様子。不動産のほうも騰がってきているようです。
もう一点、筆者が感じた不便さは「言葉」。
タイ語の場合、よほど勉強しないと読むのは難しそうだし、喋るのも簡単ではないだろう。
英語もそれなりに伝わるが、タクシーや街角では英語でも不自由することは多い。
それ以外の住みにくさは、後日の記事にて。。。


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そして今、ベトナムのホーチミン及びその近郊に来ているが、正直なところ、バンコクとは全く違う街並みに少々驚かされている。
まあ、発展のスピードも違うし、国の政治システムも違うから、当たり前と言えば当たり前なんですけど。。。
でも、日本に住んでいて、東南アジアに行ったことがない方々にとっては、東南アジアという一括りで語られることが多いこともあって、あまりその違いにまで目を向けることは多くないですよね。
筆者もお恥ずかしながら同じような状況でしたので。。。

ベトナムは2000年代に入って以降、「中国の次」ということで大変注目されましたよね。
でも、最近、ミャンマーなどのほうが話題になることが多く、ちょっと魅力的な投資先として語られる機会が減っているような気がしませんか?
ワタシだけかな。。。

で、こっちに来てみて、直感的に感じるのは「現地の皆さんの気質」の違い。
うまく表現できないが、経済成長が進んでいると言われるホーチミンですら、まだまだ「産業都市」という匂いを感じることが出来ず、「観光都市」という面が強く出ているような気がしてならない。
勿論、郊外を車で走っていると、経済開発区のようなところ、工場が集積しているような地域も見かけるのだが・・・。
このあたりは、後ほどの「ベトナム編」にて。

以上、今回はブログ更新が滞っている言い訳の連続のようになってしまいましたが、明日以降、少し真面目に更新していこうと決意?していますので、引き続きのご愛顧、よろしくお願い申し上げます。

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