<中国ブログ>中国サイコウ 元/上海駐在日本人が綴る日中経済の状況など

中国駐在時代の経験・知識をもとに、
最高(サイコウ)の日中関係の再構築を目指し、
日本と中国を再考(サイコウ)する

【番外編】バンコクに行ってきました(1)

2013-02-09 | 旅行

いまベトナムのホーチミンから。
時間は既に夜中の12時を回ったところですが、まあ賑やかです。
旧正月を祝う太鼓やら、生ライブ演奏やら、大音量の音楽やら・・・。
夜の楽しみ方って、ホントいろいろですね。
まあ、ベトナム編のときに詳しくレポートすることに。

筆者、バンコクに行ったのは、実質的に今回が初めて。
十年以上前、乗り継ぎで立ち寄ったことはあるんですけどね。
おまけに、最近はアジアばかりだったこともあり、英語を使っての旅も8年ぶりくらい。ただでさえ拙い英語なのに、大丈夫なのかいな。。。
まあ、中国で暮らしてるくらいだから、何とかなるでしょ(お気楽主義)。

今回は、21:40上海発、00:55バンコク着の深夜便を利用。
よって、昼間はちゃんと仕事したんです。根はマジメなもんで。
ま、バンコク行きの内容も、半分は仕事なんですけどね。

今回も東方航空(MU)利用ということで、何となくイヤな予感はしていたんですが・・・、
やっぱり遅れました。。。しかも、1時間半。
正直言って、深夜便の遅れだけは勘弁してほしい。
ただでさえ少ない睡眠時間が、どんどん少なくなってしまうので。。。

しかも、MUとは言え、少しは食事を提供するだろうと願っていたのですが・・・
やっぱりお菓子の詰め合わせのようなものしか出て来ず。。。
腹までペコペコで、最悪の状態のままバンコク入り。

空港を出たのが午前2時半過ぎ。
そこからタクシーに乗り、何とか3時半ごろにホテル・チェックイン。

深夜にもかかわらず、ホテルの従業員がにこやかに迎えてくれる。
さすが「微笑みの国」!
どこかの赤い国旗の国とは大違いです@@@


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次の日(正確に言うと、既に当日)、朝8時集合なので、睡眠時間は2時間半。
何とかベッドから這い上がって、皆さんが宿泊しているホテルへ直行。
「地球の歩き方」の地図を見る限り、15~20分程度ではないか・・・と。

説明が遅れましたが、今回バンコク行きの目的のひとつが北九州からの自動車部品関連訪問団への合流。
よって、初日は工場見学が3件。
完全なプライベートだと、現地の工場を見学するなんて不可能ですから、本当に良い機会でした。
顔なじみの社長さん達ともお会いして、最近の状況も聞くことが出来ますし。

そんなこんなで、地図を片手に5ツ星ホテルを目指しますが・・・
一向に到着する気配なし。
あとで分かったのですが、歩いて行くような距離ではなかったようです。
「地球の歩き方」の縮尺、アバウトですからね。
最近使っていなかったこともあって、すっかり脇が甘くなっていました。
皆さんもお気をつけください。

前置きが長くなりましたが、ここからは工場見学の様子。

まず1社目は、完全ローカルの企業。
業態としては、金型及び金属プレスといったところか・・・と。
プレス機は、会社の成長と共に順次導入していったようで、50トン~300トン級のプレス機がズラリと並んでいました。







予想以上にレベルは高かったですが、まだまだ人件費の安さに頼った生産方式を続けているようです。
もっとも、失業率が低く、人件費の高騰が著しいバンコクの状況を鑑みると、近い、自動化を推し進めていく必要があると経営者も認識しているようだった。


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1社目の見学が終わり、待ちに待った昼食。
アクシデント続きで、夕食、朝食と2食続けて、まともに食べていませんから。
久しぶりにタイ料理!
と思いきや、ゴルフ場のレストランにて日本食とのこと。
ま、人数も多いし、バスの駐車スペースも確保しないといけませんからね。
ちなみに、この日は3種類から選択でしたが、一番人気の「天ぷら定食」が何故か「天ぷらうどん」だったというプチ・アクシデントも発生。

昼食後、2社目は日系の大手自動車部品メーカーを見学。

こちらは人材育成への注力ぶりが素晴らしかったですね。
現地従業員に対して、トヨタ生産方式を徹底させていました。
もっとも、完成車メーカーからのコストダウン要請も厳しいようで、生産台数が増えているからと言って、楽な状況とは言えないようでしたね。
どこの世界も同じようです。。。

途中、休憩のため立ち寄ったガソリンスタンドでは、タイらしい光景が。



トラックの荷台に金色の仏像。。。

最後に、起業したての日系部品メーカーを訪問。
残念ながら、同社の社長さんとお会いすることは出来なかったが、異国の地であるタイで会社経営という夢を咲かせようと奮闘している姿が印象的だった。
工場を見る限り、まだまだ整備途上という感じだったが、何より同社で働いている日本人従業員の方々が生き生きとした表情で会社の未来を語っていたことも印象深かった。





いま、日本国内でこのような表情で仕事に臨んでいる従業員をどのくらいの割合で見つけることが出来るだろうか・・・。素朴に感じざるを得なかった。

聞くところによると、タイの自動車生産台数は2012年に飛躍的に拡大し、ほぼ倍増となる200万台強に達したとのこと。
この国では、日系、現地系の別を問わず、日本流の品質を堅持しながら業績を拡大しようとする動き、自分たちの夢を実現しようとする動き、様々な動きが躍動している。日本人のひとりとして、皆さんの活躍を祈るばかりだ。

続編につづく。。。

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