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山陽電車網干駅周辺散策記 その3 魚吹八幡神社

2020年01月08日 07時50分24秒 | 神戸市以外の兵庫県

山陽電車の広報誌「ESCORT]2019年12月号で山陽網干駅周辺の紹介記事があり
ダイセル異人館と龍門寺の紹介記事が掲載されていました。
これに触発され2019年12月27日(金)に山陽網干駅周辺を散策してきましたので
写真紹介していきます。
山陽網干駅の周辺には2017年11月5日に室津に午前中に訪問後、午後に訪問。
さらに魚吹八幡神社に2018-3-25、2019-3-30に訪問していますが今までブログ記事
にしていなかったのでこれらの訪問記を含めてシリーズとして紹介していきます。
今回はシリーズの第3回で魚吹八幡神社を写真紹介します。


過去の記事:
 第1回 ダイセル異人館

 第2回 龍門寺

 

魚吹八幡神社の基本情報

 住所:姫路市網干区宮内193 TEL:079-272-0664

 御祭神: 東御前 神功皇后(応神天皇の御皇母)

      中央御前 応神天皇(第15代天皇)

      西御前 玉依姫命(神武天皇御皇母、海神)

 公式サイト:https://usukihachiman.or.jp/

魚吹八幡神社の由緒概要

(境内の説明書きより引用)

魚吹八幡神社の起源は神功功后摂政3年(202)大陸交渉の際、御鑑を当宇須伎津の湊に
泊められた際、皇后信託をお受けになり此処に浄地を開き、一小社を建立し、
玉依比賣命(神武天皇の御母、海の神様)をお祀りし、敷嶋宮と号せられました。
第16代仁徳天皇御霊夢を畏み給いて紀角宿禰を遣わされ、仁徳天皇7年(319)8月、
御祭神三神を崇め祀られました。

神亀2年(725)播磨大掾吉備朝距魚養公、神域を営繕しましたが
保元の頃(1156~1158)、石清水八幡宮の別宮となり、源平の乱世も
公武により厚く保護されたが天正4年(1576)兵火で焼失
正保2年(1645)網干3カ村、氏子の協力により正殿を再建造営
1650年以上に亘り、当地方の産土神として信仰と伝統が受け継がれてきました。
今日では氏子25ケ村、個数15,000戸を擁し特に秋の例祭には見事な屋台練りと
宵宮の華麗な提灯練りが繰り広げられます。

 

本殿と拝殿

魚吹八幡神社本殿について楼門横に説明板があり次のように記載されています。

・平成22年3月29日市指定
現在の本殿は正保2年(1645)の再建と伝えられる。桁行三間、梁間三間入母屋造り、正面千島磯風付き平入本殿で、屋根銅板葺きて、播磨地方において江戸崎代前期という遺構の少ない時代の建築である。
平成23年3月姫路市教育委員会

楼門

魚吹八幡神社楼門について楼門横に説明板があり次のように記載されています。
 昭和54年3月20日県指定
 建築年代は不詳だが、鬼瓦及び丸瓦に「貞亨3年(1686)の刻銘がある。
 三間二戸八脚入母屋造楼門で、規模も雄大で、どっしりとした重量感があり、細部手法も優れており、播磨地方における江戸時代前期の代表的な楼門である

上の2枚の写真は楼門内の神像

 

 

年中恒例祭

年中恒例祭
歳旦祭   1月1日
祈年祭・紀元祭 2月11日
厄除大祭  2月19日
武神祭 3月最終土曜日
招魂祭(境内招魂社例祭)4月22日
千燈祭   7月14日
秋季例大祭10月21日・22日
新嘗祭  11月23日
除夜祭  12月31日

武神祭

上記武神祭の際に鬼舞(鬼追い)が行われます。

奈良時代家島が異国の船に攻められた時、国司が魚吹八幡神社(津の宮)に勝利を

祈願。5匹の鬼が現れて願いが成就したことに因んでいます

2019年3月30日に動画を撮っていますので紹介します。

2019年魚吹八幡神社の武神祭 on 2019-3-30 その1 鬼舞(鬼追い)(1)

2019年魚吹八幡神社の武神祭 on 2019-3-30 その2 鬼舞(鬼追い)(2)

魚吹八幡神社は「津の宮」とも呼ばれる。津の宮の鬼追いについて楼門横に

説明板が設置されており次のように記載されています。
・平成18年3月24日姫路市指定文化財に指定
魚吹八幡神社武神祭として知られ、毎年3月最終土曜日に五穀豊穣と家内安全を祈願して営まれている行事。
鬼大鏡餅や桜と橘の造花を壇尻(献納船)にのせて氏子地区より神社まで流しという大行列をつくり、奉納した後、厄をはらうために社殿で鬼が舞う。
鬼舞は、青鬼・赤鬼の舞及び氏子五人による五鬼惣舞が行われる。

2019年魚吹八幡神社の武神祭 on 2019-3-30 その3 大神舞

上の写真は拝殿で出番を待つ鬼面など

上の写真は2019年の武神祭のポスター

上の2枚の写真は太鼓三味線の屋台

2019年の当番は高田町の皆様でした。

演芸のイベントもあります。

秋祭り

10月の秋祭りには行ったことが無いのですがサンTVの番組で何度か見ました

絵馬殿に飾られていた秋祭りの絵で行った気分を少し味合わせていただきました。

秋祭について楼門横に説明板が設置されており次のように記載されています。

秋季例祭風流
・平成19年3月9日県指定
「網干祭」・「ちょうちんまつり」とも呼ばれている。10月21日の宵宮では、
平松・吉美・大江島・輿浜・新在家・余子浜・垣内の七町ごとに楼門前で提灯を激しく練り合い、
22日の本宮では豪華絢燗な屋台や壇尻が華々しく練られ、姫路を代表する祭である。

 

境内案内

上の写真は公式サイトに掲載の境内案内図です。

 

境内写真

手水舎

 

厳島神社

鐘つき堂

神馬舎

三ノ宮卯之助像

上の2枚の写真は江戸力持ち三ノ宮卯之助像と力石&説明板

さざれ石

上の2枚の写真はさざれ石と説明板

 

武内神社

上の2枚の写真は武内神社と説明板

 

松尾神社

上の2枚の写真は松尾神社と説明板

 

敷島神社

上の2枚の写真は敷島神社と説明板

敷島神社について楼門横に説明板が設置されており次のように記載されています。

敷島神社本殿(魚吹八幡神社摂社)
 昭和53年3月17日県指定
 三間社流造で、三方廻縁・高欄付。中規模ながら細部手法にも優れている。
 社伝に正保2年(1645)網干郷民協力して正殿を再建し摂社等を整備したと伝えている。
 江戸時代初期の神社建築の技法を今によく伝える貴重な文化財である。

 

三神社

上の2枚の写真は三神社と説明板

金毘羅神社

上の2枚の写真は金毘羅神社と説明板

放生池

招魂社

 

徳寿院

徳寿院の基本情報
住所:兵庫県姫路市網干区宮内195
電話:079-273-8523
山号:津宮山。宗派:高野山真言宗
旧称:津宮山魚吹寺。通称:多門さん

神仏習合が進んだ建久7年(1196)、魚吹八幡神社の神宮寺として、その境内に建立。戦国時代に秀吉の中国攻めに抵抗し焼き払われたが、江戸初期に高野山平等院の末寺として再興。
明治時代の神道と仏教の分離政策により、徳寿院は魚吹八幡神社の境内外に出て、等覚院があった現在の場所に移った。
30体のカエル像が迎えてくれます。


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