ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

ただ、長生きすれば良いの?…健康寿命の大切さ

2018年05月02日 | 関心事

ロコモって、聞いたことありますか?

運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を

「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」

というそうです。

進行すると介護が必要になるリスクが高くなります。

ロコモは、筋肉、骨、関節、軟骨、椎間板といった運動器のいずれか、

あるいは複数に障害が起こり、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態をいいます。

進行すると日常生活にも支障が生じてきます。

日本整形外科学会は、
超高齢社会・日本の未来を見据え、
2007年に、このロコモという概念を提唱しました。

いつまでも自分の足で歩き続けていくために、
運動器が長持ちするよう、
ロコモを防止することが大切です。

身体の機能だけでなく、精神の機能も大切ですね。

それで、健康寿命について調べてみました。

男女比較と都道府県別のデータです。

寿命が長くても、健康寿命が短くては、苦しいばかりです。

健康寿命とは、健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間のこと。

女性は、寿命が長いからか…

健康上の問題で日常生活が制限されて生活する期間が12年以上…なんと、長いこと。

身体だけでなく、心の健康寿命も延ばしましょう。



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十分な根拠もなしに他人を悪く考える

2018年05月01日 | こころ
偏見について、アメリカの心理学者のゴードン・オールポートは、

「十分な根拠もなしに他人を悪く考えること」

と定義しました。

ここで言う偏見は、否定的偏見のことです。

肯定的偏見もありますので、念のため。


オールポートは、偏見対象に対する否定的行動を 段階によって

①誹謗

②差別(回避)

③隔離

④身体的攻撃

⑤絶滅

としました。


ああ、偏見って、無くなるといいですね。

しかしながら、私たちの中に何がしかの偏見があるのも確かです。

男の人に、女の人に、外国人に…


偏見があるかどうか、分かりやすいのは、そのグループをまとめて悪く言う時は、だいたい偏見があると言われています。

「あの人たちは…」

「最近の若者は…」

「男って…」

「女って…」

そのグループの中には、そうでない人がいるからです。


偏見は、どうして生まれるのでしょうか?

宗教間、人種間、国と国の間、地域と地域の間、グループとグループの間、人と人の間…

よく知らないからこそ、生まれる偏見。

「怖い」からかもしれません。

脅威に感じて、誹謗・中傷する、差別する、回避する

あるいは、相手を支配して、思い通りにしたいのかもしれません。

「愛情」が欲しいとは、気づかずに
人より「優位に立つこと」で、似非のプライドを身につけた気分になるのかもしれません。

そうなると、身体的攻撃にまで発展するのかも。


私は、偏見のない世の中を願って、心理を学び続けます。写真は、飛行機から臨む富士山。

今日は、研修に東京まで来ました。
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