ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

子どもの「助けて」をキャッチして

2021年01月31日 | 片付け

コロナ禍でゲーム依存急増。


兵庫県立大学人間学部 竹内和雄准教授によると


子どもたちは、「助けて」と願っている


これまでとは、違う。


親と話し合いが大切だと。





このグラフは、大阪府の子どもたちが自分たちのネット利用について考える

「大阪府スマホサミット」でとったものだそうです。


2019年と2020年で大阪府下で、

同じデータでとったアンケートですので、信ぴょう性が高い。


アンケートは、大阪スマホサミットの開催にあたり、

大阪府青少年課の求めに応じて

学校単位で取り組んでくれたものです。


有効回答数は、2019年19848人、2020年27118人です。


全く同じ対象ではありませんが、

これだけ多くの児童生徒が取り組んでくれたアンケートですので、

いろいろなことがわかります。

まず、アンケートの文言は、

キンバリー・ヤング氏が作成した世界的に認められているものを使っています。


久里浜医療センター等でも活用しているもので、最も広く使われているものです。


次の8つの質問のうち、5つに「はい」と答えるものをネット依存としています。



①ネットに夢中になっていると感じる

②予定より長時間使用する

③制限しようとしてうまくいかなかったことがある

④トラブルや嫌な気持ちから逃げるために使用する

⑤使用しないといらいらする、落ち着かない

⑥熱中を隠すために家族らに嘘をついたことがある

⑦使用時間がだんだん長くなる

⑧ネットのせいで人間関係を台無しにしたことがある


表中の赤線、2018年中学生12.4%、高校生16.0%は、厚生労働省の研究班の調査結果で、

当時「全国中高生のネット依存、推計93万人」と話題になりました。


https://www.sankei.com/life/news/180831/lif1808310029-n1.html

2018年厚生労働省の調査では、

中高生が対象でしたが、


今回は大阪の子どもたちの提案で、小学生も対象にして調査したところ、

小学生の1割強がネット依存の疑いがあることがわかりました。



さらに2020年、深刻な状況がわかりました。小中高校、どの校種も前年を上回り、特に高校生は3割近くに増えています。


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