ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

凸凹さんが自分を理解し、周囲にも理解してもらう

2019年07月19日 | 発達障がい
今日は凸凹さんの勉強会でした。
 
凸凹さん、発達障がいの子どもたちの呼び名です。
 
発達障がいと言うと、障害と言う言葉がつくゆえに、偏見を持たれがちなんです。
 
例えば言語能力がすごく高いのに事務作業が苦手というように能力の凹凸が大きく、
 
社会で適応するのに困難が大きいために、発達障がいと診断される場合があるのです。
 
例えば、中学校1年生になって、先生が黒板に書いたのをノートに書き写すことが多くなります。
 
手と目の協応が苦手、短期記憶が苦手の場合など、
他の人の3倍ぐらい書き写すのに時間がかかってしまうことがあります。
 
例えば耳から入ってくる言葉を短い時間記憶しておくことが苦手な場合
先生が英語の短文を読み上げて、それを書き取るという小テストが苦手だったりすることもあります。
 
ただ、知能検査を日本語に訳している先生がおっしゃってたのですが、
知能の中にはいろんな能力があって、
誰しも凹凸があります。
 
だから、厳密に言うと、誰しもが発達障がいと言えるのかもしれないと。
 
私たち支援をする側も、知能テストの勉強したり、発達障害の勉強したりしていて
あーこれ私にも当てはまるということがよくあります。
 
例えば、「シングルフォーカス」
 
1つのことに集中して他のことに注意が行かなかったり、他のことを忘れてしまったりすることです。
 
そんな時は、1つずつ伝えること。具体的に明確に伝えること。
 
今は他のことが頭に入らないんだと、自分も理解し、他の人も理解してあげること。
 
自分も周りの人も、少し余裕を持って、理解し、理解してあげると、
困り感の多い人も、少し生きやすくなると思います。
 
 
 
 
 

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