ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

苦あれば、楽あり

2012年08月31日 | メッセージ
人生とは「苦」を背負って生きていく道である。

ブッダは、人生は「苦」だと語りました。

人は生まれた瞬間から死に向かって一歩一歩、
歩いていく存在であり、
どんな希望を持とうが
人間の命は儚いものであるからだと言います。

しかも人は老いて、病気をします。

ブッダは、そうした「苦」の本質を四つに分けて説明しました。

「欲望に基づく苦」

「無知に基づく苦」

「人間存在そのものに根ざす苦」

「無常に基づく苦」
の四つです。

確かに、私も去年、被災地で、何キロも続く瓦礫を目の当たりにした時、
無常を感じ、

また、人生に行き詰まった時は、希望を持てなくなったこともありました。

でも、子どもが生まれて、抱きしめた時に、
それから、皆と笑っている時に、
温かい愛情を感じた時に、
「死にたい。」と訴えていたクライアントが、
「もう、死にたいと、思わなくなった。」と
元気になった時に、

「ああ、生きていて良かった。幸せ。」だと感じるのです。

私もとうとう、両親が亡くなってしまいましたが、
私と子どもたちは、
相変わらずこの世に存在し続けています。
命は、確実に引き継がれています。

生まれてきたこと、生きていることに
ただ、ただ感動

人生、楽あれば苦あり。

苦あれば楽あり。

今は、苦しくても、
「あの時、死ななくて良かった。」
と、思える日が
きっと来るから…
人生、諦めないで。
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