ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

気性予報士

2012年10月08日 | こころの子育て
「ただいまー」と、私。

玄関先に息子が、
私の抱えた重たい買い物袋を運びに来てくれる。
「母さん、分かりやすっ、ただいまーの声で分かる」

たあくさん、荷物を抱えている時の「ただいまー」は、
「荷物を取りにきてー」に聴こえるらしい。

なるほど、聴くという字は、
耳と目と心で聴くと書いてある…。

それにしても、
子どもは、小さい頃から、この人が居ないと生きていけない人、主に親の
機嫌が良いか、悪いか
これから、どうなりそうか、
アンテナを張り巡らしている。

まるで、親の機嫌の気性予報士。
遥か東シナ海にある台風の影響で、波が高くなり、
風が次第に強くなり、
そろそろ台風が接近、
というように、予報する。

気象予報士と違う所は、
台風を事前に察知したら、子どもは、すぐに予防策を講じる所。
自分に被害が少ないように、親の機嫌を取るのだ。

お母さんの機嫌が悪くなって来たら、
お母さんの喜ぶ話を明るくする所。

お父さんの機嫌が悪くなって来たら、
お父さんの喜ぶ話を明るくする所。

ああ、子どもって健気な生き物。
なるべく、台風や悪天候は、無くして
あんまり、心配させない方が良い。
やっぱり、
親の心の健康は、子どもにとっては、
快晴や恵みの雨、つまり、安心だと思います。

快晴は、優しさ。
恵みの雨は、厳しさ。

晴れだけでもダメ、雨だけでもダメ
ほどほどが大事。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 映画「最高の人生の見つけ方」 | トップ | 苦手と得意 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。