映画「永遠の0」を観ました。
映画のテーマは、「愛」。
戦争のことがテーマなのかと思っていたら、メインのテーマは、愛だと思いました。
号泣した人、すすり泣く人も多かったです。ラストシーンの岡田准一さんの演技、良かったあ…
私は、意外にも感じるというより、
考えさせられる映画だと思いました。
岡田准一さん演じる少尉は、人格適応論でいうとどんなタイプかなとか、(職業病だなあ)
考えながら観ていました。
面白かったです。
戦闘機の戦闘シーン、CGも使っていると聞きましたが、
作り物っぽさはなく、とてもリアルだと感じました。
愛する人を守る、責任を果たすとはどういうことなのか?
戦争中、犠牲になった方たちに誇れる日本になっているかな?
正義とは?
本当の優しさとは?
色んなことを考えさせられる映画でした。
原作も読んでみました。
それでもどうしても、分からないのは
「なぜ、生きようとした男が特攻で死んで行ったのか?」
何人かの人と話してみたら、皆さん意見が違いました。
その点の謎ときの映画の魅力にも思えます。
【簡単なあらすじ】
司法試験に落ちて進路に迷う青年は、祖母の葬儀の日に驚くべき事実を知らされる。
実は自分と祖父とは血のつながりが無く、“血縁上の祖父”が別にいるということ。
本当の祖父の名は、宮部久蔵。
60年前の太平洋戦争で零戦パイロットとして戦い、終戦直前に特攻出撃により帰らぬ人となっていた。
宮部の事を調べるために、かつての戦友のもとを訪ね歩く青年。
しかし、そこで耳にした宮部の人物評は「海軍一の臆病者」などの酷い内容でした。