ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

ひまわり先生 始動

2009年01月19日 | メッセージ
一週間お休みをいただきました。
講演先、クライアントの皆様にご迷惑、ご心配をおかけしました。

先週の雪の朝に突然
母が倒れ
脳幹出血で返らぬ人となってしまいました。
77歳でした。

命の「はかなさ」と
「尊さ」を実感しました。

母は、自分が生まれた時、
自分を産んでくれた母(私から言うと祖母)を亡くし、
乳母と義母に育てられました。

さらに、原爆で最愛の姉を亡くしました。

「私はいつも姉さんの後をついて回ってた。
本ばかり読んで、頭良くて、文章が上手だったから
姉さんが生きてたら、きっと作家になったよ。」
が口癖で

原爆祈念日が近付くと、母はあの惨劇を思い出すらしく、
夜な夜なうなされ、幼心に私は
そのうめき声が、正直怖かったです。

毎夏、灼熱の太陽の下、私の手を引き
姉さんと犠牲者へのお参りを欠かしませんでした。

日ごろは、市場やスーパーマーケットで
一円でも安いものを買い、やりくりする母。

街のアーケードで
戦争で足を失った人が座り込んでいるのを見ると、
足を止め
小銭の入った募金箱に
さっと、お札(千円かな?)を入れる母を
小さい私は驚き、そんな母を尊敬しました。

沢山の辛い事を乗り越え、
前向きに生きて来た
面倒見の良い
たくましい女性でした。

小さい頃は「けいこ、けいこ」と
抱きしめて、励ましてくれました。

せめて…昨年末出した本に
お母さんありがとうと載せたメッセージを
読んでもらってよかったです。


今日は、実家でお正月休みに作った
赤ちゃん等身大のお人形を使って
小学生に
「命の授業」をしてきました。

授業した子どもたちに命の尊さ、伝わってるといいなあ…

カウンセラーは、カウンセリングさせていただく事が
何よりの幸せです。
カウンセリングを再開します!

コメント (7)
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