
国指定重要文化財である「貴惣門」をくぐり、

緑豊かな参道をしばし行けば「歓喜院聖天堂」本殿。

平成24年に国宝指定された本殿裏側の外壁には、日光東照宮を思わせる豪壮華麗な彫刻が。

ボランティアガイドさんの説明によれば、主に民間の寄進によって建てられたが故にタブーがなく、職人の遊び心が散りばめられたデザインに特徴があるとのお話。なるほど、そこかしこにユーモラスな場面を見ることができます。
また、この手の建築物に高確率で登場する「左甚五郎」の作品と言われる彫刻もあるようでしたが、撮影に夢中だった私が覚えてる情報はこの程度なもんで、興味が湧いた方は是非足を運んでみることをオススメします。
さて、国宝見物にて知的好奇心?を満たした後はお腹も満たさなきゃねってコトで、
ある日のランチ、埼玉県熊谷市妻沼の「聖天寿し」

妻沼聖天山歓喜院の参道脇にあるお店の名物は…

店名そのまま「聖天寿し」。テイクアウト専門のお店なので、近くの四阿(あずまや)でいただくことにします。
看板通りの"でっかい いなり寿し"は通常の二倍サイズはあろうかという代物。そいつが三本入ってるってことは、つまり六個分の"お稲荷さん"を食べるってことでありまして、しかも薄切りとはいえ干瓢の太巻きも付いてくるという"重さ"。
お店の設定ではこれで一人前、要するにビビってないで食べろってことです。
甘めでジューシーなお揚げに包まれた"お稲荷さん"は、奇をてらった味付けではなく至極正統派な味わい。その"量感"ゆえ単調になりがちなところを太巻きと紅生姜が変化を与えてくれます。
だがしかし、とにかく半端ないお米の量。一人前とは謳ってますが二人でシェアするのがベストかなと…
完食後、飛び出たお腹をさすりながら思うのでありました。
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