JA(農業協同組合)では、共済の支払いに各議員さんたちの陳情が続いている今、遠藤農相の問題で共済を集める職員の立場がひょんなことで露出させられることとなってしまった 遠藤農相は終始、職員による横領・着服ではないとの釈明には東大出(←中央大出でしたm(__)m訂正)の心遣いであると素直にそう思えるのは、農業という職業人には学問より体力という人材により支えられる状況が現実となるために中々に難しい組織であるは職員たちや現場人はよくわかっているから
今回、台風4、5号の早期米の被害に加えて、野菜や果実にも気候被害はいろいろと出ている 一体、年間にどのくらい共済は救済を行ってきたのかと思う 農家同士の支えあいによる共済システムであるから、ノルマに対して今回の名義貸しによる不正が起きたのではないのかとも想像してしまう 職員は仕事として日々、金集めだけが仕事とされてしまうと共済の仕組みをほとんど知らずに安易な出来高作りだけを行ってしまったと考えると名義貸しも他にもあるのではと全国のJAは大変な出来事となる、対象が農家となると新規が取りづらい環境であるわけで、そうなると同じ名義にて入会、脱退を繰り替えしたりなども考えられる公金の補助金システムを知らなかったり、知らされていなかったりすれば問題が指摘されて気がつくというわけである
制度疲労であるとすれば遠藤農相も農水族で共済の理事を勤めている間に職員の行為に気がついてほしかったというのが、この問題の本筋なのかもしれない 共済の知名度は高い、取扱所の農業協同組合という団体も独禁法を言われるほどの組織である しかし、現在の職員は、臨時・パート・アルバイトまでの雇用形態で全職員の何割が正職員なのか?理解の高い職員だけを抱えているわけではない職場には、それなりの利益もある 給与による仕事の振り分けと責任感のあり方は社会通念上を利用できる 能力に応じてない袖は振れないの発生が歯止めとなる 「相互扶助の精神」(JAグループとは参照)での団体職員のお仕事はNHKという優秀な職員ばかりを抱えている組織でも難解 ましてJAは普通学力者での集まり、農相辞任にまで発展する仕事をやっていた意識があったのかと・・・罪の意識の再確認と仕事のノウハウの制度疲労の改革を農政族といわれるリーダーには政治家とともにしっかり考えて末端までの配慮不足まで補って、償いとしてほしいと思った
JAも新聞に出るほどの内部不祥事は随分と落ち着いている 以前はひどかった、制度疲労による農相辞任にまで至った仕事の重大事項を隠蔽することなく、気がついた今から、しっかり監査、改善をやっていかなければ共済制度の崩壊をお世話になっている誰もがのぞんではいないはず?共済担当者さんたちは、まだ、やれる!と言ってくれるのか