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「空も陸も無法地帯」「怒りはもう爆発寸前」沖縄

2012-10-17 15:34:31 | ニュース

米兵暴行事件:女性団体「空も陸も無法地帯」 沖縄タイムス

2012年10月17日 
 

 またしても繰り返された米兵による暴行事件。女性団体の代表は、「沖縄の状況は異常」「日本政府も共犯だ」と怒りを募らせた。同時に、被害者のケアを訴えた。

 県婦人連合会の平良菊会長は「自分の子供らが、道から歩けない沖縄は異常も異常。危険な米兵がウヨウヨいて、治外法権のよう」と嘆く。9月の県民大会で共同代表に名を連ねたばかりだが、「いくらやってもこう。みんなで手を考えないといけない」と訴えた。

 県女性団体連絡協議会の伊志嶺雅子会長は、「えっ、また」と驚く。

 那覇市で8月に強制わいせつ致傷容疑で海兵隊員が逮捕され、在沖米国総領事館へ抗議に行ったばかりだ。「兵士たちへの教育といっても、軍隊に人権意識は全くない。私たちが安心して暮らせる場所がない」と憤る。

 ジェンダー問題を考える会の安次嶺美代子代表は那覇の事件後、「地上では歩く凶器、空では飛ぶ凶器オスプレイ」と、会見で危険を訴えた。状況は変わらない。「これだけ事件が繰り返されても何も言えない日本政府は、見過ごしているとしか思えない。共犯関係だ」と怒りが収まらない。女性が二次的な被害を受けないように配慮しながら、実態をしっかりと伝えることが必要だと訴えた。

米兵暴行事件:被害届けた勇気支えたい

「顔を上げて。あなたは悪くない」。米兵による暴行の被害者、キャサリン・フィッシャーさんは「暴行に遭うと、魂を殺されたようになる。どうか、自分の人生を一つ一つ取り戻してほしい。私の心は、彼女の誇り高い心と共にある」と気遣った。

 フィッシャーさんは2002年、神奈川県内で被害に遭った。「戦後67年、私の事件からも10年。もう十分すぎるほどの時間が過ぎた。米兵による女性の尊厳への攻撃は、いつになったら止まるのか」と憤る。

 「日米両政府が何もしない以上、私たちが行動しなければ」。来月、北海道を皮切りに全国で米兵犯罪根絶に向けた講演会を始める予定。「沖縄に今すぐにでも行きたい。二度と被害者が生まれないよう、より大きな声を上げていく」と決意した。

REICO 高里鈴代代表

 強姦(ごうかん)救援センター沖縄(REICO)の高里鈴代代表は「恐怖を乗り越え、被害を届けた勇気に、社会全体が応えなければ。プライバシーを守るとともに、被害回復の支援が必要だ」と語る。

 過去の性犯罪への抗議で、基地から出てくる米兵に「許可なき者の(民間地への)立ち入りを禁ず」とプラカードを掲げたことがある。「もうこれ以上、好き勝手に行動させるべきではない」と強調、今回も抗議行動を検討する。

「怒りはもう爆発寸前」

 オスプレイの強行配備後も連日、普天間飛行場前で抗議行動を続ける市民は暴行事件の発生に驚き、「沖縄は戦場と変わらない」「怒りはもう爆発寸前」「全基地の撤去へ踏み出す時だ」と語気を強めた。

 「オスプレイの配備も今回の事件も、軍隊による問答無用の暴力そのもの」。この日午前も野嵩ゲート前で抗議行動を続けた平和市民連絡会の城間勝事務局長(67)は、人権が繰り返し踏みにじられる卑劣な行為に憤る。「人間性を抹殺しないと存在できない。それが軍隊です」

 同日朝も大山ゲート前で抗議行動に参加した「熟年者とともに命を守る会」の伊波義安さん(70)は「空では欠陥機の危険にさらされ、陸では命を脅かされる。戦中戦後と変わらない」と話す。「これ以上のいじめや差別は許されない。全基地の撤去へ向けて行動する時だ」と強調した。

 毎週金曜に野嵩ゲート前で抗議集会を開く沖縄平和運動センターの山城博治事務局長(60)は、米軍がいう「綱紀粛正」を疑う。「確信犯なら脅威を感じる。米軍の占領意識は復帰前と変わっていない。沖縄からたたき出すくらいの声を上げていかないと」と決意を新たにした


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